【2/11(土)19:00〜開催!】 トークイベント「写真に見る、女の生をめぐって」金山貴宏×馬場磨貴×小林美香×姫野希美/本屋B&Bにて


昨年発売になり話題を呼んでいる小社刊の写真集、金山貴宏『While Leaves Are Falling...』、馬場磨貴『We are here』。

この2冊の写真集の刊行を記念し、女の生における選択と現実、翻っての写真の在り方などについて、幅広く語りあわれるトークイベントが、2/11(土)19:00〜より本屋B&B(下北沢)さんにて開催されます。

「総合失調症の母とおば2人を16年間にわたり記録した」金山貴宏さんによる写真集と、
「妊婦のヌードとランドスケープの融合により、新たな女性のありかたを明示した」馬場磨貴さんによる写真集は、
男性作家と女性作家、ドキュメント性とフィクション性のある作風の違いなど、一見異なるもののように見えますが、
その境界への疑問や揺らぎを通しても、「写真」と「女の生」の話は交差しあい、多くの議論を生むものと思われます。

モデレーターには、美術・映像・メディアなど表象における女性への造詣が深く、妊婦写真の研究・講演を近年多数行われている写真研究家小林美香さんをお招きいたします。

また、自らも女性の一人として、女性作家の作品集を含む多くの出版物を刊行してきた小社代表姫野希美も登壇し、この2冊に迫ります。

仕事、社会、結婚、妊娠、出産、母...男性作家である金山貴宏さんをはじめ、それぞれ別々の角度から、写真と共に「女」を見つめてきたとも言える4人によるトークショーです。(男性のお客様も歓迎しております)

普段あまりないテーマでの貴重なトークの機会ですので、ぜひご参加くださいませ!




「写真に見る、女の生をめぐって」

金山貴宏写真集『While Leaves Are Falling...』&  馬場磨貴写真集『We are here』
同時刊行記念トーク


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出演 : 金山貴宏 (写真家)
     馬場磨貴 (写真家)
     小林美香 (写真研究)
     姫野希美 (赤々舎代表)

時間 : 19:00~21:00 (18:30開場)

場所 : 本屋B&B  (世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F) 

入場 : 1500yen + 1 drink order 


イベントのご予約はこちらから! (本屋B&Bさんのサイトに移動します。) 

 




登壇者 プロフィール


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金山 貴宏 (かねやま・たかひろ) 


1971年東京都生まれ。93年に映画制作を学ぶためにアメリカへ留学。97年ニューヨーク市立大学学士課程 (写真科)を修了する。2001年School of Visual Arts大学院(ニューヨーク)写真科修士課程修了後、03年国際写真センター(ICP)のドキュメンタリー写真科に籍を置く。2013年東京インターナショナル・フォトグラフィ・コンペティション審査員賞。2016年NYFA (New York Foundation For The Arts)の写真部門のフェローシップを獲得、同年Light Work Artist-In-Residence(ニューヨーク州シラキュース)に参加。写真集『While Leaves Are Falling...』(赤々舎)刊行。日本カメラ12月号「2016年の写真集・写真展ベスト5」選出、PHOTO BOOKSTORE MAGAZINE「PHOTOBOOKS OF 2016: AWOISKA VAN DER MOLEN」選出。



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馬場 磨貴(うまば・まき) 

東京都生まれ。武蔵野美術大学短期学部油絵科在学中から写真を撮り始める。新聞社の出版写真部に勤務。その後フリーランスに。2002年 文化庁在外研修生として渡仏。Ecole Nationale Superieure de la Photographie d'Arles に学ぶ。2008年『absense』(蒼穹舎)、2016年『We are here』(赤々舎)刊行Place M(新宿)、OGUMAG(尾久)にて同タイトル写真展開催。日本カメラ12月号「2016年の写真集・写真展ベスト5」選出。現在、東京を拠点に活動中。



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小林美香(こばやし・みか)

写真研究者。国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、 ワークショップ、展覧会を企画、雑誌にウェブサイトに寄稿。2007-08年にアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。現在、東京国立近代美術館客員研究員。東京工芸大学非常勤講師。著書に『写真を〈読む〉視点』(2005 年,青弓社)、訳書に『写真のキーワード 技術・表現・歴史』 (共訳 昭和堂、2001年)、『ReGeneration』 (赤々舎、2007年)、『MAGNUM MAGNUM』(青幻舎、2007年)、『写真のエッセンス』(ピエブックス、2008年)などがある。


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姫野希美(ひめの・きみ)

赤々舎代表取締役、ディレクター。2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』などがある。2014年より東京工芸大学教授



本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F