新刊写真集『Japanese Samurai Fashion』が好評発売中のエバレット・ケネディ・ブラウンさんの写真展が、6月6日(火)より表参道のスパイラルガーデンにて開催されます。
相馬野馬追(現在の侍である地元の人々が馬に乗り、神旗を奪い合う。今年も7月末に開催されます。)に取材した写真群の大判プリント、文様が大胆に組み合わされたカラー作品、実物のガラスネガなど、古層と現代が連なり「侘び寂び」と「ハレ」とが共存する日本文化への視点を鮮やかに伝える展示です。
また会場では本展に合わせた視点で厳選する、これまでの赤々舎の刊行書籍もご覧頂ける予定です(ご購入も可能)。ぜひお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。
【開催概要】
エバレット・ケネディ・ブラウン Japanese Samurai Fashion ー野馬追の侍たちに見る祝祭の精神ー
会期:2017年6月6日(火)―18日(日) 11:00―20:00 入場無料
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23 TEL.03-3498-1171 ACCESS MAP
主催:株式会社 赤々舎
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
お問い合せ先:株式会社 赤々舎 075-746-7949
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23 TEL.03-3498-1171 ACCESS MAP
主催:株式会社 赤々舎
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
お問い合せ先:株式会社 赤々舎 075-746-7949
日本の古層(オールドレイヤー)を、「湿板光画」という写真の古典技法で映し出し続けるエバレッ ト・ケネディ・ブラウンによる個展「Japanese Samurai Fashion - 野馬追の侍たちが纏う祝祭の精神 -」を開催。
「Japanese Samurai Fashion」のシリーズは、福島県相馬地方で約800 年に渡り伝承されてきた祭礼「野馬追」(のまおい)を取材したもの。旧相馬中村藩主家 34 代当主・相馬行胤(みちたね) 氏 をはじめ 、代々受け継がれてきた武家の装束に身を包み、露光時間10 秒のカメラと向かい合った44名の人物像は、時空を超越するかのような魂を感じさせます。
一転してカラー写真は 、約100名の袴の足もとを撮影しています 。 様々な文様と色彩の組み合わせには、祭礼のもつ呪術性と祝祭性、そして他と競うような高度な技巧が凝縮され、服飾文化の貴重な資料と言えるでしょう。 さらに、カラー写真を反転し、また反復するなど、「野馬追」 の歴史や真髄を作家独自の手法で表わす展開も注目されます。
本展では 、湿板光画とデジタル写真という時代的に隔たりのある技法を同じ空間に展示します。そこには、祭礼と服飾 と人との深い関わりが息づき、伝統と革新が融合するような空間が出現するでしょう。 貴重なガラスネガの実物もあわせて展示いたします。
【 アーティストトーク 】
出演:エバレット・ケネディ・ブラウン、滝沢 直己
日時:2017年6月17日(土)14:00〜
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
参加費:無料 参加ご希望の方は直接会場へお越しください。
出演:エバレット・ケネディ・ブラウン、滝沢 直己
日時:2017年6月17日(土)14:00〜
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
参加費:無料 参加ご希望の方は直接会場へお越しください。
エバレット・ケネディ・ブラウン | Everett Kennedy Brown
湿版光画家、文化庁長官表彰(文化発信部門)被表彰者、ブラウンズフィールド代表。
1959年、アメリカ・ワシントン D.C生まれ。88年に来日、その後永住。epa 通信社日本支局長を経て、作家として日本文化を海外に紹介し続けている。 「ナショナル・ジオグラフィック」「タイム」「 ニューヨーク・タイムズ」「ル・モンド 」の各紙など 、 欧米の主要なメディアで作品を発表。ドイツのGEO 誌で「ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。 著書に『日本力』(松岡正剛との共著)、『俺たちの日本』、『ガングロガールズ』ほか多数。 幕末にペリーと共に黒船で来日し、 国内で初めて日本人を撮影した写真家・エリファレット・ブラウンJ r.は、彼の遠い先祖にあたる。
湿版光画家、文化庁長官表彰(文化発信部門)被表彰者、ブラウンズフィールド代表。
1959年、アメリカ・ワシントン D.C生まれ。88年に来日、その後永住。epa 通信社日本支局長を経て、作家として日本文化を海外に紹介し続けている。 「ナショナル・ジオグラフィック」「タイム」「 ニューヨーク・タイムズ」「ル・モンド 」の各紙など 、 欧米の主要なメディアで作品を発表。ドイツのGEO 誌で「ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。 著書に『日本力』(松岡正剛との共著)、『俺たちの日本』、『ガングロガールズ』ほか多数。 幕末にペリーと共に黒船で来日し、 国内で初めて日本人を撮影した写真家・エリファレット・ブラウンJ r.は、彼の遠い先祖にあたる。