3月7日の東京新聞夕刊の一面( ! )に『津波、写真、それから--LOST&FOUND PROJECT』の高橋宗正の記事が掲載されました。
文化部記者である森本智之さんが、3年目の3•11を前に、人の生に添うように書いて下さったとても丁寧な記事です。
<写真を見つけるということは生きた過去を取り戻すってことでもあるけれど、死んでしまって戻らない人がいるということを突きつけてしまうことでもあった>高橋宗正
<ある日、人は死ぬ。もう話すことはできないし、ありがとうを言うことも喧嘩をすることも謝ることも何もできなくなる。それが寂しくて悲しくて、別れるのも忘れるのも嫌で、少しでも距離が離れるのを遅らせるために人は何度も写真を見て思い出す。何度も何度も見ているうちに、やがてその不在に慣れ、ちゃんと別れられるようになっていく>高橋宗正
こちらのブログを書いている本日3月11日に気持ち迫る言葉をたいへん丁寧にすくい上げて頂いています。
また3月9日の THE JAPAN TIMESでも、世界各国を展示でまわったことなどに触れて頂きながら、大きくご紹介を頂きました。
『津波、写真、それから--LOST&FOUND PROJECT』も全編 日英併記でお読み頂ける本ですので、宜しくお願い致します。
明日3/12(水)は、TOKYO FM クロノスにも出演予定(8:30前後予定)です。
ぜひお聞きください!