芸術選奨文部科学大臣新人賞を津田直さんが受賞されました。

春めく風とともに、受賞のお知らせをいただきました。

平成21年度(第60回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)に、津田直さんが 受賞されました。

文化庁公式サイト(→http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/souzoukatsudou/sensho/21_geijutsu_sensho.html
にて各部門の受賞者に関する情報や贈賞理由 などが公開されております。

「津田直氏の写真集『SMOKE LINE』と,資生堂ギャラリーの展示は,写真という表現分野に輝かしい才能が出現したことを告げるものだった。中国,モンゴル,モロッコという三つの場所を,「風の河」の流れで結びつけようとするスケールの大きな作品は,見る者に新鮮な驚きを与えた。その後,津田直氏はさらに活動の幅を広げ,平成21年には日本最北端の礼文島と最南端の波照間島を撮影したシリーズを中心に,個展「果てのレラ」(一宮市三岸節子記念美術館)を開催した。今後,日本の写真界をリードする存在になることが期待される。」津田直さん、心よりおめでとうございます。贈賞理由に写真集も挙げられており、とても光栄です。ご協力いただいたhiromiyoshiiの皆さま、デザイナーの秋山伸さんにもあらためて感謝申し上げます。去年の津田さんの活動が、それこそ「風の河」のように眼前に立ち現れた思い――。さて今年は。

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