華雪さんが展覧会、ワークショップを開催します。

『書の棲処』(赤々舎刊)の書家・華雪さんが展示ならびにワークショップを開催します。
関西での開催となりますが、皆様ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

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【ワークショップ】京都
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『空間の境界をめぐる6つの対話』
□5月22日(日)於:Artzone
パフォーマンス14:00~ 対話18:00~20:30
『身体と空間の境界をめぐる対話1』島田 陽(建築家)×華雪(書家)
詳細>>  http://www.artzone.jp/events/meguru_taiwa/index_taiwa.html

『わたしを書く』
□5月29日(日)於:恵文社ワークルーム
14:00-16:00
詳細>> http://www.kasetsu.info/ws_kyoto.html

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【展示】華雪展『わたしふね』大阪
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会期:2011年5月20日(金)-6月4日(土)
          9:30-23:00 月- 金/12:00-23:00土/日祝定休
会場:シェドゥーヴル
大阪市西区阿波座1-9-12 tel:06-6533-0770
大阪市営地下鉄「本町駅」四つ橋線23番出口/徒歩4分
□ご予約・お問い合わせ:web(at)kasetsu.info



書家である華雪は、自身の書き遺してきたものや第三者によって書かれたものとの対話を繰り返し、
それらは生きる中に漂う"コト"の集積と なっている。
その 書き留めた"コト"を抱え、展示場所という停泊した先でまた新たな字を生み出し、
次の場所へ「わたし」を運ぶ。
「わたし」は幾度も形を変え、 しかしながら たったひとつの事実「わたし」という道を繋げていく。
華雪の暮らしで日々書かれ、生きてきた字を「わたし」以外の「わたし」に届ける。
それが 展示としての「わたしふね」だ。 
                                                                                                                工藤千愛子 gm projects

わたしのふね_kasetsu.jpeg


字典を開けばたくさんの言葉がある/わたしが生きてる

喜び笑い、哀しみ怒り泣き、幸せだ憎いだと言い、眠り起き、
食べて排泄し、刻々と生きているわたしという動物がある。
言い留めようとしない限り、そこに言葉などないのだと気づいた。
生きている中に漂うコトにひとつの言葉を結ぶ時、
はじめてその言葉と わたしが重なる。
その重なりを書き留めたい。その時に、その場所で。
筆を握る力が紙に伝わり乾いた音を立てる。
書き終わって吸うのを忘れていた息をし、目の前に現れた字を見る。
生きているコトに触れたと感じる。
そうして書き留めたコトがわたしをまた新たな時へ、新たな場所へと運ぶ。

字が舟になって、わたしを渡していく。
 


■ワークショップ『はなしはなすはなし』
6月4日(土) 18:00open 18:30-20:30 

会費:2,000円(シェドゥーヴル製お茶菓子付き) 
持ち物:書き慣れた筆記具と紙/※要予約

話すことは放すこと。心から言葉を放すこと。
字を書き、字を見て、それが書かれた時について聴くつどいです。
まず、華雪が字を書く。その字について、感じること、思うことを話し合い、
華雪の放し方=書くこと、を見る。
それから、参加者も書く。華雪も書き続ける。
書き終わってから、ふたたびみんなで話をします。

会の最後には、本展示共同企画のgm projects 工藤千愛子さんと展示について対談致します。

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more info → http://www.kasetsu.info/
brog   → http://www.kasetsu-book.com
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