初日、八戸会場。約60名のお客さま。
スライドショーの詳細ページに、旗手浩が日誌をアップしています。
緊張感。機材をまだ使いこなせない。色が転ぶ。荒削り。
ただ、いま、これを撮っているのか、どこに向かうのか、その混沌とした渦の力を強く感じた。
すでにこのスライドショーも、明日から毎日変化する。東京、AKAAKAでの最終形は見えない。
八戸では、さまざまな世代の方が来てくださり、それがとても嬉しかった。
最後の感想の手を挙げてくださったお母さんの言葉に、みな息を呑んだ。
「今までは、どちらかというと、言葉による表現と向き合ってきたし、そういう社会だったんですけれども、、、今日のように写真から受けるものはそれぞれ違う。たしかに、表面と、表面ではない隠れたものを受けとり、自分で考えなくてはいけない写真の奥深さというものが感じられたのです」