『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』再版記念トークイベント開催のご案内 -5月27日(日)-

『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』の再版を記念して、5月27日(日) に下記のトークイベントを開催します。
出演は、「ルワンダの教育を考える会」理事長を務めるカンベンガ・マリールイズさん。
聞き手として、本作の日本語版企画者であり翻訳も務めた、京都造形芸術大学准教授の竹内万里子さんがご出演されます。

また、今回のイベント会場で写真集をご購入頂いた先着20名様には、
特別に、非売品である『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真展の記録集をプレゼントします。
この記録集には、展示のことはもちろん、著者のトーゴヴニクのトークなどが収載されています。
ぜひ会場で写真集をお求めください。

またとないこの企画に、皆様お誘い合わせの上、ぜひ足をお運びください。
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『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』再版記念
「ルワンダと福島を生きる」

出演 : カンベンガ・マリールイズ(「ルワンダの教育を考える会」理事長)
聞き手 : 竹内万里子(京都造形芸術大学准教授)


日時

2012年 5月27日(日)
開場: 16時30分 / 開演: 17時00分

会場

VACANT

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-13
Tel: 03-6459-2962
HP: http://www.n0idea.com

本企画の特設ページ→ http://www.n0idea.com/detail.php?opt=1&id=90

ご予約

下記のメールアドレスに、参加希望の旨をお送りください。
booking@n0idea.com

参加費:1,000円 (前売り・当日ともに)


『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』(写真/インタビュー ジョナサン・トーゴヴニク、
日本語版企画/翻訳 竹内万里子)は、2010年秋に初版を刊行したところ、大きな反響のうちに
品切れとなりました。この度、再版の完成にあたり、ルワンダに生まれ、現在は福島市に暮らす
カンベンガ・マリールイズさんにお話ししていただきます。
カンベンガ・マリールイズさんはルワンダのジェノサイドの際、3人の子どもを連れ、身ひとつで
隣国の難民キャンプに逃れました。そこからさらに日本の福島へ来るまでの道のりは、言いようの
ない苦難と偶然に満ちています。そして福島では「3.11」に見舞われ、今もそこにとどまるマリールイズ
さんのお話を通して、「生かされた」という役割について考える場にしたいと思います。

また、マリールイズさんはNPO法人「ルワンダの教育を考える会」の活動を続けています。
内戦で心身ともに傷ついたルワンダの子ども達に、教室で学ぶことにより、夢を取り戻して欲しいという
願いのもとに、ルワンダのキガリに念願の学校建設を継続中です。学校名はウムチョムゥイーザ学園と
いいます。ウムチョムゥイーザとは「よい文化」という意味です。
未来をつむぐための命、そして教育の役割についても思いを馳せられればと思います。

聞き手として、『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』の日本語版を企画し、翻訳した竹内万里子さん にお越しいただきます。


ルイズ写真(小).jpg
copy right © KAMBENGA MARIE LOUISE
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『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』について

カメラに向けられた力強い眼差し。沈黙の果てに語られる言葉。
ジェノサイドの際に性的暴力を受けた女性とその子どもたちの肖像。

1994年にルワンダで起きたジェノサイド(大量虐殺)のとき多くの女性が
残虐な性的暴力の被害に遭い、その結果として約2万人の子供たちが生まれました。
母親たちの多くはいまだに深刻なトラウマを抱えながら、社会的に孤立したまま
子供たちを育てています。そしてその半数以上はHIV/エイズにかかっていると言われます。
今なおこの事実は十分に知られているとは言えません。
写真家ジョナサン・トーゴヴニクはルワンダの取材中にその事実を知り、
それを広く国際社会に伝えることを自らの使命として、活動を始めました。
本書は母子30組のポートレートと、母となった女性たちのインタビューによって構成されています。
女性たちは二次被害への恐れや周囲からの偏見という重圧の中で、
それでも自分たちが声をあげなければ事態は変わらないという思いと覚悟をもって
カメラの前に立ち、自らの経験を語りました。

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