高橋宗正 × 浅田政志 × 吉村英紀トークイベント「震災以降の家族写真」開催-代官山蔦屋書店/4月12日(土)-


高橋 宗正 × 浅田 政志 × 吉村 英紀トークイベント「震災以降の家族写真」が4月12日(土) 代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペースにて催されます。

『津波、写真、それから』を弊社より出版した高橋宗正さん、家族写真をテーマにした楽しく濃密な作品をこれまでつくってこられ、現在「アルバムのチカラ」出版プロジェクトも進めている浅田政志さん、そして富士フィルムという、多くの人に写真を楽しんでもらうことをずっと提供されてきた会社で働かれてきた吉村英紀さん(出演者プロフィールのリンクをご覧頂くと、たいへん魅力的なお人柄と、これまでにされてきた数々のすばらしいお仕事のことがご覧頂けます)の三人による、またとないトークイベントです。

ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加ください。(ご家族で参加予定のお客様もおられるそうです!)


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ぼくは震災以降、宮城県山元町で津波に流された写真を洗浄して 持ち主に返していく活動に深く関わってきました。その返却作業 の中でダメージが酷く処分されそうな写真が多くでてきました。
その写真を捨ててしまうのではなく、現地に来られない人に見て もらい理解を深め寄付金を集めるために立ち上げたのが 「LOST&FOUND PROJECT」です。
それらの経験をまとめた「津波、写真、それから」という本を 出版することになり、改めて家族写真というものについて話し合う 機会をもってみたいと思いました。
浅田政志さんはずっと家族写真を最大級に楽しい思い出として残す ような作品をつくって来ました。
吉村英紀さんは富士フィルムという、多くの人に写真を楽しんで もらうことをずっと提供してきた会社で働いていて、震災以降は いろんな場所で写真洗浄の活動をサポートしてきた人です。

このお二人と話すことで、普段はあまり深く考えることの少ない 家族写真というものの本来持っている大切さについて話ができれば と思っています。

高橋宗正

主催:代官山 蔦屋書店 協力:赤々舎、富士フイルム株式会社
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出演

高橋 宗正 × 浅田 政志 × 吉村 英紀

日時

2014年4月12日(土)19:00~20:30(開場18:45) 

料金

入場無料


定員

先着70名様【注意事項】ご予約は定員に達し次第終了とさせていただきます。


参加方法

イベントへのご参加の前に必ずこちらをご確認ください。* 代官山蔦屋書店HP内のページへ遷移します

お席の数に限りがありますので、ご予約が必須となります。

店頭予約:代官山蔦屋書店2号館1階アートカウンター 
電話予約:03-3770-2525


当日、写真集「津波、写真、それから --LOST&FOUND PROJECT」をご購入頂いたお客様にはポスターを贈呈。LOST&FOUND PROJECTにおいて、売り上げから寄付金を作るために制作されたポスター。 当日は三種類からお好きな一枚を選んでいただけます。このポスターのエピソードは本の中にも登場するので、ぜひ手に取ってお確かめください



出演者プロフィール


高橋 宗正
1980年東京生まれ。
2002年、キヤノン写真新世紀優秀賞を写真ユニットSABAにて受賞。
2010年、写真集「スカイフィッシュ」(赤々舎)出版。
2011年、「思い出サルベージ」副代表として津波に流された写真を洗浄、データ化し持ち主に返していく活動に参加。
2012年、「LOST&FOUND PROJECT」を立ち上げ国内外10ヶ所で展示をしながら宮城県山元町への寄付金を集める活動を開始。

「津波、写真、それから」


浅田 政志
1979年三重県生まれ。
自身を含めた家族が被写体となった写真集、『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2014年は企画展「拡張するファッション(水戸芸術館/会期:2/22~5/18)」への出展と、同展作品を収録した『卒業写真の宿題』(赤々舎)、 大宮エリー氏との共著『対局』(パルコ出版刊)を出版している。
また、宮城県南三陸町において地元の人々との写真作品作りや東日本大震災後の写真救済現場を取材した記録「アルバムのチカラ」出版に向けても精力的に活動中である。

「アルバムのチカラ」出版プロジェクト


吉村 英紀 
1964年愛媛県生まれ。
1988年富士写真フイルム(株)(現 富士フイルム(株))入社。入社後しばらくは産業材料(感熱紙)の営業を担当。
35歳で写真関連部門に異動し、以降、FDiサービス、フィルム、写ルンです、フィルムカメラ(NATURA)、 ケータイプリンタ(Pivi)、インスタントカメラ(チェキ)、ネットプリントサービス等の国内マーケティングを担当。
震災後は富士フイルム写真救済プロジェクトのメンバーとして写真救済ボランティアの支援活動を行なった。
現在はイメージング事業部でイヤーアルバム等新規プリントサービスのマーケティングに従事。

写真救済プロジェクト

ほぼ日「仕事論」

 

会場

代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース 東京都渋谷区猿楽町17-5


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『津波、写真、それから』はこちらからお買い求めいただけます。 

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