2月20日の産經新聞「美の扉」のコーナーで、東松照明『新編 太陽の鉛筆』が紹介されました。
編著者のおひとり、今福龍太さんのお話をもとに構成された記事です。
今福さんと『太陽の鉛筆』の出会いから語り起こされ、東松さんの最晩年の印象的なエピソードも刻まれています。
この新編が生まれるまでの流れ、その時間の濃さを彷彿とさせてくれる内容をぜひお読みください。
この本を刊行することが決まった沖縄滞在で、今福先生は私を、そのアカギの木のもとに案内してくださいました。
そこにいたるまでの、かなり勾配の急な坂道や、鮮やかに枝を差し伸べていた花々、湧き水に足を浸していた子どもたちを思い返します。そして、アカギの根元の時間。
アカギの写真は、『新編 太陽の鉛筆』の最後の一枚として編集されました。
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