作品集「名和晃平 シンセシス」の名和晃平さんが東京でトークイベントに参加します。
今回、トーク終了後には、作品集「名和晃平 シンセシス」をご購入していただいた方を対象にサイン会も開催予定です。
ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
ーーー
TOO MUCH Magazineの主催するレクチャーシリーズ「Romantic Geography」。
今回は若手注目株の2人のアーティストを迎え、ドローイングについて考えます。 情報化の加速によって身体が希薄になってしまいかねない今日、もっとも初源的な身体を用いた制作行為であるドローイングは、今、どこに向かっているので しょうか。
現代彫刻の名和晃平とストリートアートの大山エンリコイサムという、異なる手法で活躍するアーティストが、ドローイングに焦点をあて、それぞれ の創作を見つめ直し討論します。また両者の活動をよく知る小崎哲哉が参加することで、より多角的な視点からアーティストとドローイングの関わりを分析して いきます。
情報とドローイング―希薄化する身体の現在地
日時
8月4日(土) 開場13:30 / 開演14:00
会場
VACANT (東京・原宿)
ご予約
参加費:1,000円
booking@n0idea.comまで参加の旨のメールをお送りください。
当日券もご用意いたします。
作品集『名和晃平 シンセシス』をご購入いただいた方を対象にサイン会を開催します。
出演
名和晃平 /
大山エンリコイサム /
小崎哲哉
名和は、インターネット経由で取り寄せたオブジェクトをビーズで覆いつくすPixCellなどの彫刻シリーズで知られて います。それらの作品は、作り手の身体とのやり取りから生み出される造形というより、情報環境を通して出会ったイメージをそのまま彫刻化したものと言えるでしょう。
また、グラフィティ文化は都市のなかで機動する鋭敏な身体感覚を想起させますが、大山の場合はむしろ、メディアを介した視覚的なグラフィティ図像のアーカイブからクイックターンという造形要素を抽出し、それを用いて壁画や絵画作品をつくっています。
このように、一見すると両者とも、いわゆる身体性から一度は距離を置いたところで制作をしているように思えます。ただ、彫刻の印象がつよい名和もドローイ ングの作品を多く制作していることや、大山がライブペインティングの活動をおこなっていることからも伺えるように、そこには迂回したかたちでの身体への関 心が見て取れるのもまた事実です。それはオーガニックでわかりやすい身体ではないかもしれませんが、そうであるからこそ情報化が強まる現代社会において、 美術制作における身体感覚とはどのようなものかを再考するひとつのきっかけとして捉えられるでしょう。
コム デ ギャルソンとのコラボレーションやホテル アンテルーム 京都のアートワーク、またアジアン・カルチュラル・カウンシルのニューヨーク滞在経験など、共通点も多い作家同士の初となる公開対談です。ご期待ください。
◎昨年開催され、話題を呼んだ東京都現代美術館「シンセシス」展のカタログであり、名和晃平・初の本格的作品集『名和晃平 シンセシス』も販売予定です。作家によるカテゴリーごとの解説を扉に、ここ10年の作品を収載。全冊にオリジナルドローイングピース入り。 ご購入いただいた方を対象にサイン会も開催予定です。
今回、トーク終了後には、作品集「名和晃平 シンセシス」をご購入していただいた方を対象にサイン会も開催予定です。
ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
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TOO MUCH Magazineの主催するレクチャーシリーズ「Romantic Geography」。
今回は若手注目株の2人のアーティストを迎え、ドローイングについて考えます。 情報化の加速によって身体が希薄になってしまいかねない今日、もっとも初源的な身体を用いた制作行為であるドローイングは、今、どこに向かっているので しょうか。
現代彫刻の名和晃平とストリートアートの大山エンリコイサムという、異なる手法で活躍するアーティストが、ドローイングに焦点をあて、それぞれ の創作を見つめ直し討論します。また両者の活動をよく知る小崎哲哉が参加することで、より多角的な視点からアーティストとドローイングの関わりを分析して いきます。
情報とドローイング―希薄化する身体の現在地
日時
8月4日(土) 開場13:30 / 開演14:00会場
VACANT (東京・原宿)ご予約
参加費:1,000円booking@n0idea.comまで参加の旨のメールをお送りください。
当日券もご用意いたします。
作品集『名和晃平 シンセシス』をご購入いただいた方を対象にサイン会を開催します。
出演
名和晃平 /
大山エンリコイサム /
小崎哲哉
名和は、インターネット経由で取り寄せたオブジェクトをビーズで覆いつくすPixCellなどの彫刻シリーズで知られて います。それらの作品は、作り手の身体とのやり取りから生み出される造形というより、情報環境を通して出会ったイメージをそのまま彫刻化したものと言えるでしょう。
また、グラフィティ文化は都市のなかで機動する鋭敏な身体感覚を想起させますが、大山の場合はむしろ、メディアを介した視覚的なグラフィティ図像のアーカイブからクイックターンという造形要素を抽出し、それを用いて壁画や絵画作品をつくっています。
このように、一見すると両者とも、いわゆる身体性から一度は距離を置いたところで制作をしているように思えます。ただ、彫刻の印象がつよい名和もドローイ ングの作品を多く制作していることや、大山がライブペインティングの活動をおこなっていることからも伺えるように、そこには迂回したかたちでの身体への関 心が見て取れるのもまた事実です。それはオーガニックでわかりやすい身体ではないかもしれませんが、そうであるからこそ情報化が強まる現代社会において、 美術制作における身体感覚とはどのようなものかを再考するひとつのきっかけとして捉えられるでしょう。
コム デ ギャルソンとのコラボレーションやホテル アンテルーム 京都のアートワーク、またアジアン・カルチュラル・カウンシルのニューヨーク滞在経験など、共通点も多い作家同士の初となる公開対談です。ご期待ください。
◎昨年開催され、話題を呼んだ東京都現代美術館「シンセシス」展のカタログであり、名和晃平・初の本格的作品集『名和晃平 シンセシス』も販売予定です。作家によるカテゴリーごとの解説を扉に、ここ10年の作品を収載。全冊にオリジナルドローイングピース入り。 ご購入いただいた方を対象にサイン会も開催予定です。