浅田政志 出品「マイホーム ユアホーム」@芦屋市立美術博物館

写真集『浅田家』『NEW LIFE』の浅田政志さんが
芦屋市立美術博物館で開催される「アートピクニックvol.3 マイホーム ユアホーム」展に参加します。
家庭・家族の記憶、人間同士の関係、あるいは人と物、場所との関係性を探る展示です。

また、会期初日となる8月31日には浅田さんのトークショーも開催されます。→詳細
その他、会期中には多くのイベントが予定されておりますので、
ぜひお誘いあわせの上、足をお運びください。


アートピクニックvol.3
マイホーム ユアホーム

会期

2013年 8月31日(日) ~ 10月6日(日) 
OPEN: 午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで) 
CLOSE: 月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

会場

芦屋市立美術博物館

〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25
アクセスの詳細はこちら → http://ashiya-museum.jp/access

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【展覧会詳細】 http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/4821.html
※イベント詳細 も 上記リンクより ご覧いただけます。

一日の始まりと終わりを迎える場所、HOME(ホーム)。HOME(ホーム)には、わが家、住宅、家族のほか、国や郷里といった意味があり、人々はそこを拠点に日々を過ごしています。HOME(ホーム)は、親子、夫婦、恋人、友達、知人との共同生活や一人暮らしといった多様なスタイルで形成され、そこでは様々な人生の物語が生まれています。その物語は幸福で豊かなものばかりではなく、切なく悲哀をもった場合もあるでしょう。しかし、どんな場面であっても、その人にとってかけがえのない時間でもあります。
家族と共に様々な職業の人物に扮して撮影した写真作品を発表する浅田政志、「結婚式の男女」や「家族」を繰り返し描き続けた小幡正雄、鉄筋コンクリート建築を専門職として手がけたことのない夫婦が造り上げた沢田マンションの日常や物語を伝える「沢田マンション」の住人達、場所も時間も異なる家族の記憶と記録の断片をコラージュし一枚の絵へと変換させる田岡和也、日々過ごした家や建物を取り壊す際の思い出の残る部材でウクレレを制作するプロジェクトを続ける伊達伸明、現実世界の風景をベースに架空の街を描き続ける辻勇二、古い記憶を辿り家族と過ごした光景を描いた秦野良夫、人の営みに関する様々なことがらの関係性やそれらの形態を、哲学的観点でとらえようと試みる宮本博史
本展では、現代美術の作家、美術教育を受けていない、または障がいがあるとされる表現者など様々なフィールドで活躍する作家8名/組の作品を紹介します。彼らの作品や活動は、私たちが過ごした日々の記憶を改めて思い出させてくれます。思い出から見つけた様々な感情は、人生を歩むうえでのヒントを探す道しるべの一つとなるでしょう。家庭・家族の記憶、人間同士の関係、あるいは人と物、場所との関係性を改めて見つめ、未来への歩みの一歩にしていただきたいと願っています。 

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