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AKAAKAサーカス第3弾は、糸井重里さん主宰の「ほぼ日」でも紹介され、
いまとても話題の写真家であり、写真集『感動』を発表した、齋藤陽道です。

チケットも早い段階での完売が予想されます。ぜひお早めにご予約下さい。
みなさまのご参加を心待ちにしております。

齋藤陽道 「チャンネル」

日程

11月3日(土)・4日(日) 12:00 〜

会場

AKAAKA

AKAAKA GALLERYが2日間、齋藤陽道の撮影スタジオになります。

スタジオは2つに分かれ、1つの部屋には齋藤さんの「感動」のシリーズをはじめ、
多くの新作を含む200枚を超える写真があり、もうひとつの部屋で撮影が行われています。

参加者には数多くある写真の中から気になるイメージを選んでいただき、
それをプロジェクターで参加者自身に投影し、齋藤さんがiPhoneで撮影されます。
撮影された写真は2L判のインクジェットプリントで出力し、サインを入れたものを持って帰っていただけます。
また、希望者には後日、撮影された写真のデータもお送りします。

参加者自身の選んだイメージが自分と重なり、そして齋藤さんが撮影することで別のイメージが生まれます。
それによって、「なにか」と自分との間にいままでとは違う結びつきができるかもしれません。

参加者がもつ「チャンネル」と齋藤さんの「チャンネル」が合わさって、
また新しい「チャンネル」が生まれる日になってほしいです。


〜〜アーティスト ステートメント
〜〜
わからないということをひきうけて、豊かなわからなさへとふくらませる。
それが、わからないことだらけのぼくにとってせめてもの行いです。 
お客さんには、なんだか気になる...という写真を選んでもらいます。
それをプロジェクターでうつして写真のなかにはいりこんでいるお客さんを、ぼくはわからなさがふくらむように撮ります。

たくさんのわからなさをつらぬいて始まる写真。 そこにもうひとつの可能性が見えるといいなと思います。
わからなさのなかで、ふてぶてしくお会いしましょう。

齋藤陽道

チケットなどの詳細はこちらをご確認ください。


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「夜明け」の山内悠さんが初の海外個展を開催します。
この記事のタイトルでは「DAWN」となっておりますが、こちらは「夜明け」の英語表記です。

弊社としましても、こうして個展を開催できることを大変喜ばしく思います。
会場は以前グループ展で参加したニューヨークのギャラリー、MIYAKO YOSHINAGAです。
MIYAKO YOSHINAGAをはじめ、多くの方にご協力いただいたこと感謝いたします。

ニューヨークにお住まいの方、立ち寄る予定のある方、ぜひ足をお運びください。
また、もしご友人がニューヨークにいらっしゃいましたら、告知にご協力いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


DAWN

Date

October 18 - November 21

※Opening Reception: October 18, 2012  6 - 8pm
※Talk & Slide show : November 1, 2012  7pm

OPEN: TUE - SAT 11am - 6pm


Place

MIYAKO YOSHINAGA art prospects
547 West 27th Street 2nd Floor
New York NY 10001-5511, USA
T: 212 268 7132
info@miyakoyoshinaga.com

-Detail-
http://www.miyakoyoshinaga.com/exhibitions/GAL%C3%81XIAS


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© Yu Yamauchi
10月6日、富士山の七合目にある山小屋、太陽館で山内悠の「夜明け」スライドショーを開催しました。
今回のイベントは山内さんが「夜明け」のために過ごした場所・太陽館で、
「夜明け」の感覚を体験していただくイベントです。

多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

参加できなかった方のためにもレポートとなる
山内さんの言葉と写真を数点掲載します。

来年また開催するかはわかりませんが、
もし富士山に登る機会がありましたら、
ぜひ「夜明け」を感じていただけたらと思います。


以下、山内さんの言葉です。
ーーー

富士山でのスライドショー、無事終了いたしました!

今回は総勢40名以上の方にご参加頂き、山での時間を共 に過ごすことができましたこと、心より嬉しく思います。

当日の登山は紅葉の色付く森の中から。寒くもなく暑くもない登山日和でした。

無事、7合目到着。そこは雲から抜け、雲の上でした。

夕食の後、無事スライドショー開催!
(実は前日リハーサル最中、プロジェクターが壊れるトラブル発生!山では色々あります。)
そして、翌日の夜明けはあいにくの天気。。。頂上は冠雪。
でも、雨の山小屋は下界とは違う山特有のゆったりとした時間が流れていました。それもまたよろし!
いろんな山時間があります。
夜明けはまた来年ということなのでしょう!
2連泊されたお客様はさすがにその翌日は夜明けを拝むことができました!
色付く雲海。
そして、山小屋を後にして一緒に頂上を目指しました。
初日にあいにくの天気で夜明けを望むことができなかったお客様、どうかまた来年もよろしくお願い致します!
一緒に頂上も目指しましょう!
この度は本当にありがとうございました!
心より感謝いたします!

  (画像はクリックすると拡大します。)
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こんばんは。姫野です。
土屋鞄というヌメ革のバッグをつくる製作所をご存知ですか? 今回お声がけいただいて、そこのHPの「ものづくりの現場」というコーナーでインタビューしていただきました。
今回のインタビューは私が話した言葉だけではなく、インタビュアーの方がそのとき抱いた思いも盛り込んでくださっていて、それが新鮮でありがたかったです。写真集をつくる実際的なことではなく、なぜつくろうとするのか、その源をやわらかく辿ってくださったように思います。


その一部です。


"写真集をつくる一連の流れで、姫野さんがいちばん大事な瞬間だと思うところは、「一対一で向かって話すとき」だという。

できるだけ透明な感じになって、そのひとや写真のことをできるだけ深くみたい。「透明な感じ」という表現は、姫野さんとことばを交わすとじんわりとわかる。なにもない透明ではなくて、包み込まれるような透明。

「自分のことを、穴みたいって思うことがあるんです。どう考えても突起しているというよりは、中が空っぽの穴。空洞というか。それが、私のあり方としてはとても大事だと思っています」
そこを通りかかったひとは、ゴミを捨てたりのぞき込んだりするかもしれない。なかには、自分の秘密や何かをささやいたり、こぼしていくかもしれない。雨が降ったら、水たまりになるかもしれない。穴だから、いくらでも入る。

一対一で向かいあう始まりは大事だから、はじめて会ったときに、できるだけ穴として透明に向かいあえるようにしたい。"


自分としては、舟越桂さんのことを話したくだりが好きです。この作家に20代で出会えたことは得難いことでしたし、いまも私の見上げる星座のように感じています。写真が、、、ということではなく、私は人間について少しでも触れていきたかったのだとあらためて思います。
いささか照れくさいですが、読んでいただけたら。

土屋鞄の革、剥いでなめされたそれに触れたとき、雨でもないのに、土砂降りの中にいるような気がしました。音や記憶が遠のきながら、すべて指先に脈打つような質感でした。またお会いしたいです。







現在、AKAAKA3階では、写真集『浅田家』、『NEW LIFE』の浅田政志が講師を勤めた
SPBS 写真ワークショップ2012「世界で一冊だけの写真集をつくるワークショップ」の受講生たちによる
「世界で一冊だけの写真集」展が開催されています。

今年の4月から始まったこのワークショップは、"写真を使って想いを伝える"をテーマとして
受講生がそれぞれ「大切なあの人にプレゼントする」という目的のもと、想いを込めた写真集を制作してきました。
その集大成となる本展は10月1日の「写真集を贈る日」に始まって以来、連日たくさんのお客さまにご来場いただいております。
常に2~3名以上在廊している出展作家(受講生)と、展示してある写真集のことやワークショップでの様子などについて
楽しくおしゃべりしながらじっくり見てくださる方が多い印象です。

7日の日曜日で会期終了となりますので、ぜひこの週末に足をお運びください。
見ごたえたっぷりの写真集が20冊以上(会期中差し替えや追加がされたものも!)ありますので、
できるだけ時間に余裕をもってお越しいただけたらと思います。

写真集はこんな風に手に取ってご覧いただけます。
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会期

2012年10月1日(月)~10月7日(日)
12 : 00~19 : 00
※会期中無休

出展作家(SPBS写真ワークショップ受講生)

井田 智子、大槻 典子、岡崎 崇、岡田 真帆、岡部 麻里、上村 ねこ、河合 紳一、佐藤 史規、下藤 裕子、
菅野 克英、高橋 がこ、種田 朱華、寺本 裕美子、戸澤 麗美、永田 茉莉、原田 裕、廣瀬 紀子、
星 裕紀、マデノ[萬里]、安井雅洋、ルカ[Loukas] (五十音順)

展示の詳細は下記をご覧ください。
http://www.akaaka.com/gallery/g-current.html
http://www.shibuyabooks.net/blogs/information/201209191142004503.html

まだの方もリピーターの方も、ご来場お待ちしております!
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