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文筆家の大竹昭子さんが、ニューヨークで暮らしていたときに
撮影した写真とエッセイを収録した『NY1980』(赤々舍)の発売を記念して、
作家・哲学者の佐々木中さんとのトークショーを開催します。

小説、エッセイ、写真批評、インタビュー、朗読とさまざまな分野で活躍されている大竹さんが、
「今、最も話してみたい人」という佐々木中さん。一方、『夜戦と永遠』での鮮烈なデビュー以来、
現代思想、ヒップホップ、デモまで、アクチュアルな問題を私たちの生活と 接続し、
生きる意味と社会の変革をうながすメッセージを送り続ける佐々木さんは、
写真にも強い関心をお持ちで、自身のサイトでフォトログも公開されています。

写真に残された街の記憶、そこに生活する人々、生み出される表現と文化、かつてのNYと現在のTOKYO...。
初顔合わせとなる2人が、写真をきっかけにどんな話を繰り広げるのか、刺激的な対談にご期待ください。

※本の詳細については近日中に弊社HPにアップします。

大竹昭子写真集『NY1980』発売記念トークショー
〜NYがまだ20世紀だったころ〜

日時

10月9日(火) 20:00 〜 22:00 (19 : 30開場)

会場

本屋 B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
Tel: 03-6450-8272
HP: http://bookandbeer.com/

入場料

1,500円 + 1ドリンクオーダー

予約方法

こちらのページで「購入する」ボタンをクリックしてチケット購入フォームへ進み、お手続きをお願いいたします。
http://bookandbeer.com/blog/event/20121009_ny1980/

現在清里フォトアートミュージアムで開催中の写真展「Flash! Flash! Flash!」の関連イベントとして、
同展に参加している写真家のERICと文筆家・写真家の大竹昭子氏のトークショーが東京にて開催されます。

「瞬間冷凍した香港、中国、タイ、そして次回作アフリカを語る」と銘打たれた今回のイベントでは、
大竹昭子氏のナビゲートによってERICの至近距離でフラッシュをたく撮影スタイルや、人間を撮るということ、
アフリカでの撮影を構想中の次回作のことなどを、スライドショーを交えながら約2時間にわたってお話します。

ご予約不要・入場無料ですので、皆さまぜひ足をお運びください。

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©ERIC

ERIC×大竹昭子トーク&スライドショー


日時

10月6日(土) 14 : 00 〜 16 : 00

場所

千代田区一番町25番地JCIIビル6階会議室
(Google Mapはこちら)

定員

100名
※予約不要、参加費無料です。


ERIC HPでのお知らせ:http://ericolour.com/exhibition/2012/
大竹昭子のカタリココHPでのお知らせ:http://katarikoko.blog40.fc2.com/blog-entry-537.html
清里フォトアートミュージアムHPでのお知らせ:http://www.kmopa.com/info/info.htm


「Flash! Flash! Flash! エジャートン博士、O.ウインストン・リンク、ERICの写真」展


清里フォトアートミュージアムにて12月24日(月)まで開催されていますので、
この秋ぜひ足を伸ばしてみてください。

展示の詳細につきましては下記をご覧ください。
http://www.kmopa.com/flash/flash.html
http://www.akaaka.com/blog/bl-120608-eric.html



ERIC写真集『中国好運』『LOOK AT THIS PEOPLE』はこちらからお求めいただけます。
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フリーペーパー「メトロミニッツ」10月号に小社代表姫野希美のインタビュー記事が掲載されました。
この夏からはじまった連続イベント「AKAAKAサーカス」についてご紹介しております。

東京メトロの各駅にて配布されておりますので、ぜひお手に取ってご一読ください。


画像はクリックすると大きなサイズで表示されます。
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AKAAKAサーカスの詳細につきましてはこちらをご覧ください。→AKAAKA Circus

8月に刊行した写真集『ことでん 仏生山工場』の展覧会を10月6日より新宿にあるB GALLERYにて開催いたします。

ぜひお誘い合わせのうえ、足をお運びください。

GABOMI写真展「ことでん 仏生山工場」

会期

10月6日(土)〜10月25日(木)
OPEN: 11:00 〜 20:00 会期中無休

オープニング: 10月6日(土) 18:00〜20:00

トークイベント: 10月13日(土) 15:00〜16:30
【ゲスト】
鈴木芳雄 (美術ジャーナリスト)
真鍋康正 (高松琴平電気鉄道株式会社 取締役)
先着30名様の予約定員制です。ご予約はB GALLERYまで。(03-5368-7309)

会場

B GALLERY
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6
BEAMS JAPAN 6F
http://www.beams.co.jp/labels/detail/b-gallery

新進気鋭の写真家、GABOMIのB GALLERYでは初となる写真展。
本展では、香川県の私鉄「ことでん」を永年影で支えている仏生山(ぶっしょうざん)工場*の日常を
約8ヶ月間に渡り記録撮影し、写真集『ことでん 仏生山工場』(赤々舎)にも収録された作品を展示、販売します。
仏生山工場における補修や改造の行程はほぼ手作業によるもので、約30年と言われる電車の寿命を
更に数十年延ばすというものづくり精神と高い技術を持ったこの工場は、まさに「ことでん」の心臓部。
安全という絶対的な使命のもと、工場で働く人々の丁寧かつ真摯な姿勢は、見る者に静かな感動を与えます。
「ことでん」と仏生山工場を通じて、プライドと愛情を持って働く人々の輝く表情を写し出した本展にどうぞご期待ください。

【仏生山工場とは】
香川県高松市にある高松琴平電気鉄道株式会社の車両工場兼基地。通常の車両検査だけでなく、かつて東京や大阪、名古屋などを数十年走っていた古い電車を補修、改造し「ことでん」に生まれ変わらせる。日本最古の大正時代の車両もあるという。

協力:高松琴平電気鉄道株式会社、赤々舎

写真集『ことでん 仏生山工場』についてはこちら

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こんばんは。赤々舎代表の姫野です。ほんとに長くブログを書いてなかったんですが、どうもツイッターに違和感があるのと、言葉は書いていかなければ遠ざかる気がして、少しずつ再開したいと思いました。
とはいえ、もちろん小社のブログにも日々の情報は載っていて、その中で、それこそ違和感を発してしまうのではという気後れがあるのですが、、、そのでこぼこがもう少し、あるべき陰影につながることを願って。

今年の後半は、とくに畏れを抱いている。
大橋仁写真集『そこにすわろうとおもう』400ページ
志賀理江子写真集『螺旋海岸』200ページ、他に、展覧会カタログ(テキスト主体)
が、さまざまな意味でその畏れの根にあると思う。

渦のような。冷たいのか熱いのかわからない熱量のただ中にあるようなもので、自分はただ穴だとしても目は開いていたい。

いま本が完成しつつある岡田敦が、数ヶ月前に飲んでいたとき、「設立時の赤々が戻ってきたような、、、」と言っていたけれど、それはやはり違うだろう。私が変容するように赤々舎も変容してきたと思うけれども、実は意志をもって選べることは少ないのではないか。いま、「写真」が真っ直ぐに降って来て、自分がどうしようもなくそこに居るということは選べることではないのだと思う。それは受難でも祝福でもなく、ただ穴としてのことかもしれない。

明日17日は岡田敦とBギャラリーでトーク。『世界』をめぐって、いつものように少しの腹立たしさ(何に対して? 彼に対してではないのに、向き合うと噴き出す苛立ちがある)を発しながら、こよなく手探りで話せると思う。よくわからない信頼とも言える。聞きにきてください。








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