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AKAAKA、ロサンゼルスのHiroshi Watanabe's Studio-Galleryで開催されてきた「LOST & FOUND」展。
今回はアメリカ、ニューヨークのAperture Galleryで開催されます。
多くのご協力があって実現に至った展示です。ありがとうございます。

ご機会ありましたら、ぜひ足をお運びください。
また、ニューヨークにお知り合いがいましたら、この展示についてお知らせいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。


LOST & FOUND -3.11 Photographs from Tohoku-

日時

4月2日(月)〜4月27日(金)

OPEN | 10:00 〜 18:00
CLOSE | 土 ・ 日


場所

Aperture Gallery

547 West 27th Street, 4th Floor
Between 10th and 11th Avenues
New York, New York
(212) 505-5555

Aperture のホームページ → http://www.aperture.org/

プレスリリース → http://us4.campaign-archive1.com/?u=523c5db36c74a1eb85bc167a6&id=2066343cfc&e=0ebb7e4a3e
(プレスリリースには、写真史家のジェフリー・バッチェン氏の言葉も掲載されています。)

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Copy right © 2012 LOST & FOUND project



写真集「夜明け」の山内悠の作品が、清里フォトアートミュージアムのヤング・ポートフォリオ展で展示されます。
ぜひ足をお運びください。

2011年度 ヤング・ポートフォリオ

会期

2012年4月1日(月) 〜 5月15日(火)

OPEN | 10:00 〜 18:00

場所

清里フォトアートミュージアム

〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
TEL.0551-48-5599
WEB : http://www.kmopa.com/index.htm

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本日より弊社ホームページにて、せんだいメディアテークの機関誌『ミルフイユ04 今日のつくり方』の販売が始まりました。

前号の特集は「土に着く」というテーマで、3.11後の私たちが新たな意思を見出すための関わり方を探り、大きな反響を得ました。
今号では、震災後1年を経て、逆に見えにくくなっている「今日」のつくり方を、
作家、批評家、アーティスト、漫画家、映画監督らが見つめ、語り、書き下ろします。


「取り戻すべき日常」は、
果たしてこれまでと同様の日常なのか。
過去に戻るのでもなく、此処に留まるのでもなく、
ただ漠然と何かを棚上げするかのように
未来を描くのでもなく、
いま、今日を、どうつくるのか。



『ミルフイユ04』詳細ページ → http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-mill04.html

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AKAAKAにて写真展「LOOK AT THIS PEOPLE」を開催中のERICさんが
インドで撮影された新作でのスライドショーを開催いたします。
ERICさん本人によるトークも予定しておりますので、写真集『LOOK AT THIS PEOPLE』や
今回の新作について等、いろいろなお話を聞ける絶好の機会となります。

皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。

日時

3月24日(土) 18:00〜

場所

AKAAKA 3階

eric_120323_1.JPGのサムネール画像

eric_120323_2.JPGのサムネール画像

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©ERIC 2012
「LOST&FOUND」プロジェクトについての記事がアメリカの雑誌『THE NEW YORKER』のWEB版に紹介されました。

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This month marks the one-year anniversary of last year's disasters in Japan, and last week on Photo Booth we posted a slide show of images of the aftermath. One of the most powerful visual representations of this recovery, though, came not from professional photographers but from ordinary citizens. The Lost & Found Project is an exhibition that grew out of the Salvage Memory Project, a volunteer effort from across the country which has recovered some three quarters of a million photographs that had been lost in the town of Yamamoto during the earthquake and tsunami. According to the artist Munemasa Takahashi, who leads the project, they're "mostly snapshots of special family occasions and holidays that anyone would take." Each photograph was washed, digitized, and numbered according to where it was found, and twenty thousand have been returned to their original owners.

"After the disaster occurred, the first thing the people who lost their loved ones and houses came to look for was their photographs," Takahashi told me. "Only humans take moments to look back at their pasts, and I believe photographs play a big part in that. This exhibit makes us think of what we have lost, and what we still have to remember about our past."

The photographs will be on display at Aperture Foundation from April 2nd to 27th.



今月で、日本で起こった震災からちょうど1年の経ちました。先週はPhoto Boothのコーナーで震災後の写真のスライドを掲載しました。復興についてもっとも視覚的に強い印象を残したものの一つに、プロの写真家によるものではなく、一般市民による写真があります。「LOST&FOUND」プロジェクトの展示は、「思い出サルベージ」プロジェクトから発展したものです。(「思い出サルベージ」は宮城県山元町で見つかった、津波で流された約75万枚もの写真を、全国各地からのボランティアによって、元の通りにしようというものです。)今回のプロジェクトの代表である、アーティストの高橋宗正さんによると、「展示されている写真は、誰もが撮るような家族の記念写真がほとんど」だそうです。それらの写真は、一枚ずつ洗浄され、デジタル化し、そして見つかった場所で番号を振り分けていきました。そして、今までに2万枚もの写真が持ち主に戻りました。

高橋さんは、「震災で大切な人や家を失った人が第一に探したものは写真でした。人間だけが過去を振り返るために「瞬間」をとらえることができます。それは写真が持つ大切な役割だと私は信じています。今回の展示では何を失い、過去について何を私たちが思い出さなければならないのか、そういったものを考えさせる内容になっています」と語っていました。

写真の展示は4月2日から4月27日までAperture Foundationで開催されます。




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