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Posted at : 2011.06.18 11:23
「雲の上の旅」をテーマに、富士山七合目から望む夜明けの風景を
撮り続けている写真家・山内悠の個展「夜明け」を大阪で開催致しますので、ご案内させて頂きます。
関西出身の山内としても念願の展示になります。
地球の細胞のような雲のうごめきや、雲平線の彼方から差し込む光に
人という存在を見つめる「夜明け」をぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。
山内悠「夜明け」全国巡回展 大阪会場
日時
2011年6月17日(金)〜7月3日営業時間:12:00 - 20:00
会場
大阪・ギャラリーアセンス美術
〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1-6-10-5F
TEL:06-6253-0185
http://www.athens.co.jp/gallery/event.html
Posted at : 2011.06.17 17:52
本日より名和晃平の待望の初作品集『名和晃平 シンセシス』を、小社HPにてご予約承ります。
本書は、東京都現代美術館で開催中の展覧会(http://www.mot-art-museum.jp/koheinawa/)の公式カタログであり、
展示風景の撮り下ろしと共に、ここ10年の作品をカテゴリーごとに収載致します。
全冊にオリジナルドローングピースが入るという画期的な試みは、本と作品をつなぐものとして注目されます。
次代を拓く現代美術家の作品集をぜひご覧ください。
ご予約ページはこちらになります。
8月1日以降のお届けとなります。送料は無料です。
確実にお求めいただくために、ご予約いただければ有り難く存じます。
Work created with the support of the Fondation d'entreprise Hermès
Photo: Seiji Toyonaga
Posted at : 2011.06.16 14:23
今日は写真の心得のある方々に協力してもらいたいことがあり、
姫野さんにお願いしてこの文章を掲載してもらいました。
ぼくは縁があってゴールデンウィークくらいから、宮城県の山元町というところで被災した写真の洗浄複写プロジェクトに関わっています。
津波から三ヶ月が経ち、海の水にずぶ濡れになった写真たちの表面にはバクテリアが繁殖し、ゼラチン層を食べちゃうためにその絵がどんどん消えていってしまっています。
その写真たちが消えてしまう前に、少しでも劣化の速度を落とすために活動している人たちがいます。
この地震と津波による被害はあまりにも酷すぎて、戻るものがほとんど無いんだそうです。
そんな中、写真の一枚でも戻ると嬉しいんだという話を聞きました。
ぼくが勉強してきた写真の技術が役に立つならと思い、それ以来一緒に活動させてもらっています。
津波にのまれ、その後町の中で集められた写真は少なく見積もって20万枚あります。
ぼくらが扱っている写真はみんな誰かの思い出で、そこに写る人は赤ん坊からじいさまばあさままでいろんな人たちがいます。その写真を洗浄しながら、この人はいまも生きているんだろうか、とか子供の入学式の写真を見て無事だといいなあ、とかいろんなことを思います。
持ち主のところに戻るといいなあと、心の底から思います。
洗浄した写真は複写して、データベース化し、持ち主を捜すために使われます。
そのための洗浄複写会が、7月中旬まで毎週末に開催されています。
その洗浄複写会に参加してもらえないでしょうか?
基本的に現地集合、現地解散で、地元の温泉宿に協力をしてもらって一泊二食と二日目のお弁当代込みで6500円で泊まれます。
詳しくはこちらを見てみてください。
http://jsis-bjk.cocolog-nifty.com/
写真の技術がなくても、洗浄作業は丁寧にやってもらえれば誰にでもできます。
ぜひともみなさんの力を貸して下さい!!!
Posted at : 2011.06.16 11:35