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会期を延長していた山内悠「夜明け」展が日曜日で終わり、今日は畑智章展「THE NIGHT IS STILL YOUNG」のための作品などがロサンゼルスから届いた。
この中にミラーボールもあるのかな、こっちのキラキラするものは何? と箱を触ってみる。 明日から設営、デザイナーの町口景も来てくれるので心強い。さて、畑さんのおひげはどんな角度に伸びているかな。


山内悠と夕方、書店まわりの営業に出る。
作家が同行するのは、ある面で最強の営業だろう。しかも山内悠。
「去年の今頃は山ごもりしていましたから、今年は夢のよう」と言っている。
展示期間中、ほぼ毎日AKAAKA に来てくれて、本人も私たちも楽しかった。
これだけ反響のあった展示を、ぜひ彼の地元、関西にもっていきたいものだ。


ちょうど展示の切れ目となった今日は、空っぽのギャラリーと静謐なブックショップを、雑誌「パピルス」の表紙などの撮影に使ってもらいました。
写真は澁谷征司。本がとても好きだというミュージシャンの被写体は、雑誌が出てのお楽しみに。その方と、アートディレクターの方が写真集を何冊も買っていかれたのが嬉しかった。
この特徴ある空間。タイミングさえあえば、撮影にも、パフォーマンスにも、どうぞおもしろいことをもちかけてください。









荒木経惟撮影
いのちの乳房 ー乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人

11月発売予定のこの新刊を、今朝の読売新聞にて取り上げていただきました。
記事の内容は以下のページよりご覧いただけます。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100922-OYT8T00387.htm


ご予約はお電話で、または弊社のネットショップにて承っております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
たくさんの方にご好評いただきました、山内悠「夜明け」展の会期を、
9月26日(日)まで延長いたします。
12時オープン、18時クローズと、通常とクローズ時間が異なりますので、ご注意ください。
この機会に、ぜひお越しくださいませ。

                                                
TOKYO PHOTO の会場で出会っていちばん支えられたのは、中村ハルコさんの
「海からの贈り物」だった(小山登美夫ギャラリー)。
印刷物ではすでに知っていた写真だったが、見ていたわけではなかったのか、
プリントを見て深く感動した。
人の途切れないブースにいて、少し疲れを覚えると、その写真の前に立った。


5万枚の写真が遺されているという。
いつか私に、それを見ることは叶わないだろうか。


娘を生んで、私は私の死を引き寄せた。
だからこそ、見たい写真があるのだと思う。

昨夜の東京フォトの内覧会には驚いた。すごい人出で、正直なところ、作品をゆっくり見ていただける状態ではなかった。
東京にはこんなに、写真好きがいるのか?!
ほんとに?

京都のサンエムカラーの工場長、郡さんが来てくれたのには励まされた。


昨日早朝、赤々舎の設営の面々は、会場に一番乗りした。
浅田くんが、みんなに「浅田工務店」と呼ばれるほど展示作業に習熟してきて、
高橋宗正といいコンビ。
澁谷さんが深夜までプリントアウトした資料を、黒田さん、山内さんがファイルにしていく。
すべてギャラリーがやればいい仕事かもしれないが、いまは手伝ってもらうしかないし、そうした過程で互いの写真が見えてきたりもするのだ。

私たちのブースは「むきになっている」という印象を与えるかもしれない。
それは多少、場にそぐわないかもしれないが、
むきになったその先に開けるものがあると思う。

今日はいい天気ですね。


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