現在開催中の山内悠写真展「夜明け」
酷暑の中、たくさんの方にご来場いただいています。
プリント、写真集にも多くお問い合わせをいただき
また、既にご予約も頂戴しております。ありがとうございます。
「一人でも多くの人にただ伝えたい」
山内悠のシンプルだけれど、この上ない想いが
みなさんに届いているのだと思うと、大変うれしく
彼の写真、そして彼自身の懐の深さをしみじみと感じる...
そんな山内悠の写真集が明日のリリースパーティにて、いよいよお目見えします!
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山内悠写真集 「夜明け」 リリースパーティ
9月4日(土)18:00〜21:00
AKAAKAギャラリーにて
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どなたでもご来場いただけますので
この「夜明け」のおめでたい席に是非お越し下さいませ!
やまだ
Posted at : 2010.09.03 11:14
須山悠里さんの事務所で、津田直さんの写真集の打ち合わせ。
麻生十番のgmで工藤千愛子さんと華雪さんに会う。
千愛子ちゃん、久しぶりだった。女三人であれやこれやこの一年ほど(!)の近況を話しているうちに、華雪さんの書のこと、そして展示や本のことへと流れてゆく。 いい時間だった。思えば、以前は関西で、この顔ぶれで何かを語らってもいた。あてどなさは同じでも、(少なくとも私は)今よりゆっくりしていた。
物語を生身で生み、手放す華雪さんの、その発光体の波動。
「みんな、もっと、揺れたらいいのに」と言っていた千愛子ちゃんの黒目。
そして、本の在り方を決めない、ということだけを私たちは決めた。
決めないということ、わからないということを丸呑みするのは、おもしろい。
そうしていつか決めるのは、私たちではなく、書であり言葉なのだろう。
新潟に行ってみよう。
その前に、志賀理江子の展示をみに、あいちへ行こう。
2006年5月、赤々舎の第一作目は華雪さんの「書の棲処」
そこに収めた写真は、志賀理江子の撮り下ろしでした。
(姫野希美)
Posted at : 2010.09.02 01:21
角田光代の『八日目の蝉』を遅ればせながら読んで、捕らわれてしまった夏だった。
映画化されるということを何かで目にしたとき、あぁその写真集をつくりたいなと思った。なんの脈絡も現実味もなく。まったくおぼろげなまま、でもメイキングとは違う弾力で、その「写真集」は頭につよく浮かんだのだった。
雲の峰のような夢想ですね。
いい写真を見ると生き返る。
旗手浩(はたてひろし)さんの写真。
(姫野希美)
Posted at : 2010.09.01 00:25
今日、月曜日はギャラリーは休み。
とはいえ、階下のスペースからは作業の物音が響いてくる。
山内悠が展示の照明などを一日かけて調整しているもので、夜に入って見渡したところ、ずいぶん一点一点の彫りが深く見えるようになった。
写真集『夜明け』は近藤一弥さんのアートディレクションによる。
先週いっぱいで刷了したその写真集は、本来の生命感をそこなうことなく、地球上の緯度・経度の一点に絞り込まれていくような美しさをたたえている。
写真集と展示はもちろん別もの。
そして、もしかすると写真集は、山内悠のいまをすらどこかで追い越しているかもしれない、と思う。
作品を作家が追いかける、そんな不思議な怖い時期もあるのかもしれない。
そして今日、懸命に手直しされた展示はまだ荒削りかもしれないが、力強さにあふれていて、納得がいった。
標高3000メートルの山小屋で600日。
一歩も動かずに、何処へ行ったか。
(姫野希美)
Posted at : 2010.08.30 23:00
8月21日より、
山内悠写真展「夜明け」が弊社ギャラリーにてスタートしました。
12時から20時までオープン(※月曜日休館)しておりますので、
ギャラリー巡りの際や、お仕事帰り等に、ぜひお立ち寄りください。
外はまだまだ残暑が厳しいですが、作品から大自然の澄んだ空気を感じていただけると思います。
9月4日にリリースとなる写真集のご予約も承っております。
入口のショップスペースでは、『126 POLAROID』『まねぶ美術史』等、弊社新刊も取り揃えてございます。
表紙のカラーバリエーションが豊富な長島有里枝『SWISS』もご用意しておりますので、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。
古賀
Posted at : 2010.08.27 19:32