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明日、浅田政志が下記のトークイベントに登場します。
「浅山岸田」というユニークな展示や、そこから生まれた本の話など、
挑戦的な試みがいろいろ聞けると思います。
ご予約はなくても大丈夫ですし、店内の近しいスペースでフランクにお話し
しますので、お時間あります方はぜひ覗いてみてください。

 
  
浅山岸田 写真集『browny』(テルメブックス)刊行記念
トーク&スライドショー 「浅山岸田」できるまで
■2009年3月9日(火) 19:00~20:00
■会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
■入場料:無料
■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター六本木店・ 03-3479-0479
 
【イベント内容】
 
テルメギャラリーにて現在も進行中の企画、5ヶ月連続2人展(次回は高橋宗正×佐伯慎亮)の第一弾「浅山岸田」は、写真家・浅田政志と岸山浩之により新しい写真のあり方を探るべくして生まれました。
本イベントでは、未発表の作品を含むスライドショーの上映とともに、「浅山岸田」誕 生の経緯や彼らと関わりのあるテルメギャラリーの活動について、松岡一哲と作家二人が語ります。
 
 
【プロフィール】

浅田政志
1979年:三重県出身
2000年:日本写真映像専門学校研究科卒業
2004年よりスタジオフォボスにて2年半勤務
2009年:第34回木村伊兵衛写真賞受賞

岸山浩之
1978年:埼玉県出身
2002年:日本大学芸術学部写真学科卒業
2008年:トーテムポール・フォトギャラリーの設立に参加
 
松岡一哲
1978年:岐阜県出身
日本大学芸術学部卒業後、スタジオフォボスにて勤務、独立
2008年:テルメギャラリーを立ち上げる


【書籍紹介】

『browny』
 編集・デザイン・製本 : 浅山岸田
 A5変形|86頁|1,200円(税込) |好評発売中

 テルメブックスよりリリースされた写真集の第2弾が『浅山岸田/browny』である。写真家・浅田政志と岸山浩之は行動をともにする中で、それぞれが"同 じ対象"を前にシャッターを切っていった。そこから見えてくるのは、二人は重なり合いながらも時としてに別のニュアンスを汲み、レンズを向けていたという当たり前の事実であ る。しかしながら、二人の写真家が撮影・編集というプロセスをきわめて高い密度で循環させることによって、写真は別の意味と熱を帯びてくることになる。そのとき我々はかつての写真家たちが紡いできた単視点的な物語からの自由を手にする。
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まだどうもこの新しいブログの画面に馴染めない。こちらの方が間合いがとりやすいんですけどね。

次は、画像を入れてみて(せっかくのいい対談だった鷲尾さんと管さんの模様など)、ちょっとずつ画面に近づいてみたい。

 

発売中の「アサヒカメラ」を何気なく見ていたら、いささか驚いた。

赤々舎の新刊「私は眠らない」と「アンニョン」について少し触れられている鼎談があるのだが、

「情念」、「私写真」、「フェミニズム」という言葉が語られていたから。

私はその2冊のことをそのように考えたことはなかったし、詰まるところ、そのように写真を見る観点が私にはないのである。

個々の捉え方があってもちろんいいのではあるが、そうした言葉によって棚上げ気味にされる気配が残念ではある。 そして、「姫野さんの写真集に見える」という見え方も、指し示すものはいろいろあるかもしれないが、私はあくまで写真集は写真家のものでしかないし、そのようにつくりたいと思っているだけに気になる。

難しい。 南インドカレーを目指してみる。

一昨日、松本くんがくれた椎茸は大きかった。南米に行くのか。

今年、写真集『夜明け』を出す予定の山内悠の顔は日焼けしていた。

そういう顔を思い浮かべていたら、言葉は脂のように浮いて逃げていった。

今日は石内都さんがふらりと訪れてくださって嬉しかった。

話に夢中になって気づかなかったが、見送った後姿は、黒のジャケットに赤のパンツ。格好がいいとは石内さんのことだ。

今年は2冊写真集をつくるのだそうで、初期3部作を未発表も含めまとめたもの(アンドリュー・ロス発刊)など、早く欲しくて仕方ない。もうひとつは、80年代に「カメラ毎日」で連載していた東京湾を撮ったカラーのシリーズだそうだ。

小社の「イノセンス」は残部僅少。見るたびに美しい。ぜひ早めにお求めください。

 

 

オリンピックのフィギュアスケート、SPで滑る直前のプルシェンコの目が、今日の目。その選手のことはほとんど知らないけれど、跳ぶだろうと直感させる目をしていた。強い目というのは、ときにある狭さを思わせるが、プルシェンコはそうではなかった。

「顔を上げる」 っていいタイトルでしょう。平井弘という歌人の最初の歌集。こんなタイトルを一度でいいから付けてみたいとよく思う。

男の子なるやさしさはまぎれなく 貸してごらん僕が殺してあげる  平井弘

 

高橋宗正のタイトル決まる。 「SKYFISH」

この前、浅田政志が「鎌鼬(かまいたち)」みたいなものですよね?」って言っていたけど、存在としてはそうとも言えるのか。だとすると、細江英公の名作が、(大変口幅ったい言い方で恐縮だが)翻って、高橋宗正「SKYFISH」の光となるのかな? 若さも未熟さも危うい、されど一回性の光跡。少なくとも世界に飛び込もうとしているスカイフィッシュ。

 

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