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こんばんは。赤々舎の姫野です。
とてもユニークなフォトコンテストのご案内です!

北海道の室蘭は、「鉄の町」として栄え、要塞のように新旧の工場群がそびえます。
産業がつくり出したその絶景と、北の大自然が生んだ絶景。
相反するふたつの絶景が奇跡的に共存する室蘭は、被写体として圧倒的な魅力をもっています。

この室蘭に24時間滞在して写真を撮る!
普段は撮影することができない絶景スポットも解放されるそうです。
そして、優秀作品は、室蘭に関連する広告、宣伝、出版物、HPなどで、室蘭のPRに使用されるとのこと。
写真と町の新しい結びつきを予感させます。

審査員は、葛西薫さん(アートディレクター)、辻佐織さん(写真家)、藤井保さん(写真家)、山岸伸さん(カメラマン)、山口一彦さん(カメラマン)、姫野です。
室蘭にご縁のある方が多い中、僭越ではありますが、新たな風景写真に出会えることをとても楽しみにしています。

室蘭、行きたいですねー。みなさんの写真を心待ちにしております。



代官山 北村写真機店にて毎月第一金曜日に行われている「写真を読む夜」のゲストに、
写真集『あおあお』の藤代冥砂さんが登場します。ナビゲーターはライターの山内宏泰さんです。
みなさまのお越しをお待ちしております。


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写真を読む夜 Vol.53 藤代冥砂


日時

2016年9月2日(金)
20:00〜22:00

入場料

1,000円
※当日受付時に代官山 北村写真機店カウンターにてお支払いください

ご予約

代官山 北村写真機店店頭もしくはお電話(03-5728-3958)にてご予約をお願い致します。
お席へのご案内は、ご予約の先着順とさせて頂きます。
お席に限りがございますので、お早めにご予約をお願いいたします。


定員

先着30名


会場

代官山 北村写真機店
東京都渋谷区猿楽町16-15 DAIKANYAMA T-SITE GARDEN 4号棟
TEL:03-5728-3958
東急東横線 代官山駅より徒歩5分


(代官山T-SITEのサイトにリンクします)

2016年7月30日(土)の京都新聞夕刊のリレーエッセイ連載「現代のことば」というコーナーにて竹内万里子さんが『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』をご紹介くださいました。

ぜひご一読ください。


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現代藍染の第一人者である福本潮子さんの作品集『福本潮子作品集 藍の青 FUKUMOTO SHIHOKO JAPAN BLUE』
第50回造本装幀コンクールにて「出版文化国際交流会賞」を受賞いたしました!

本書の装幀はデュウェル八木智紗さんとともに、福本潮子さんご本人によるアートディレクションが
隅々までゆきわたったこだわりの美しさです。

コデックス装の背の部分は福本さんの福本さんご自身の作品《青の儀式》を裏打ち・断裁して使用しています。
よろけ加工のほどこされた布目や藍の濃淡がひとつひとつ異なっていますので、
どんな一冊に出会えるかを楽しんでいただけたらと思います。


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実は、一見黒に見える文字にも実はほんのり青がかったグレーが使用されています。

ぜひ実物をお手に取ってご覧いただけたらと思います。



受賞詳細:http://www.jbpa.or.jp/zohon/zohon-index.html(日本書籍出版協会のページへリンクします)



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写真家・藤代冥砂さん初の風景写真集『あおあお』の出版を記念して、京都の書店 恵文社一乗寺店にて
トークイベント&サイン会を開催いたします。



日時:7月3日(日)
会場:恵文社一乗寺店COTTAGE
会場:14:30 / 開演:15:00
参加費:1500円(1ドリンク付き)
出演:藤代冥砂

ご予約、お問い合わせは 恵文社一乗寺店
こちら(恵文社のページへリンクします) 
または TEL 075-711-5919 までご連絡くださいませ。



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藤代冥砂 初の風景写真集

空と海のあいだ。海と森のあいだ。
あおあおと満ち、うごき、連なるいのち。

沖縄に移住して5年の月日のうちにいつしか撮りたまった写真は、
暮らしのなかで眼差しを向けた南国の光と色に溢れています。
神秘的な海の中の景色、そこここにある拝みの場所、循環する水の動き、鮮やかな動植物たち。
被写体と真っすぐに向き合い、その生命力を交歓するようにして撮られた一枚一枚から、突き抜けた明るさとともに、
世界に寄せる静かな祈りが伝わってきます。




光と色と祈りに満ちて

5年分の写真を振り返ると、気になる写真には光と色とがあった。

それは結構な量だったので、一冊にまとめてみたいと思った。
赤々舎の姫野さんに持っていくと、写真が上手ですね、と褒められた。写真が上手と言われたことはほとんど無かったので、そうか、写真うまいのか、と嬉しく思った。それは去年の冬の始まりの頃だった。
その後、たくさんの沖縄写真を持っていった。600枚くらいだったと思う。何度も会って、感想を交換した。写真の種類はもう少しだけ幅があったのだけど、 自然に光と色でまとめる方向へと定まっていった。それらに私の正対する視線がより強く残っていたからだ。その間、私は自分の撮った写真と現実の沖縄での暮 らしを、何度も何度も往復して、矛盾は無いか、嘘は無いか、をしっかりと確認した。大丈夫だった。
私は、光と色に添うようにして沖縄で5年を暮らした。島の歴史や現在の問題はそこに居れば、目に見え、耳に聞こえ、肌で感じられる。それを写そうと思わな かったのは、光と色に託してみたかったからだろう。それは無意識の選択でもあったが、強度があった。自分の持ち場はそこにあるのだと直感したのだと思う。
島の自然や暮らしの断片を通して輝く光と色の原初の美しさは、言葉にするならば、あおあお、であり、意味にするなら、祈り、に近いと感じた。私はあおあおとした世界で島の幸福を祈っている。
構成としては、海から始まり海で終わっている。水の循環である。終わりの一枚では、父が子供に何かを唱えている儀式のようにも見える。光が沈む頃の崇高さ は、時代と場所を問わないだろう。そして朝が来れば、はじめのページへと戻る。光と色と祈りに満ちた一日がまた始まるのだ。


藤代冥砂




写真集『あおあお』
出版:赤々舎
仕様:B5変型、104ページ、ソフトカバー
アートディレクション:塚原敬史
価格:本体2,600円+税

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