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畠山直哉さんと大竹昭子さんが、「『出来事と写真』の対話を終えて~新たな対話」と題してトークイベントを開催されます。
『出来事と写真』以降のお二人の対話はどのようなものになっていくのでしょうか。

皆さまぜひ足をお運びください!

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畠山直哉 × 大竹昭子トークイベント
『出来事と写真』の対話を終えて~新たな対話 

東日本大震災のあった2011年から約4年にわたって写真家 畠山直哉さんと私が重ねてきた対話が『出来事と写真』(赤々舎)という本になりました。
2012年1月に、ここサラヴァ東京で、観客席の声も反映しながら6時間もトークした濃密な時間をご記憶の方もいらっしゃるでしょう。その後もひきつづき 畠山さんと語り合い、そのすべての内容が一冊にまとまったいま、強く思うことは、写真は自分の身辺で起きるさまざまな出来事と決して無縁には存在しえない ということです。その出来事を直接写真に撮らなかったとしても、それはその人の意識の一部になり、写真ににじみ出すのです。この生きることと抜き差しなら ない写真と世界と自分の応答関係こそが、もっとも切実でスリリングなものではないでしょうか。
対話というのは本を出したから終わるものではありません。畠山さんとは(もしご本人がOKしてくださるなら!)これからも対話をつづけていきたいと望んでいます。畠山さんは昨年秋から半年間、文化庁のプログラムでメキシコに滞在されました。そこでの体験もいまの畠山さんに影響しないはずはなく、そうした時間を経て彼がいまこのとき、なにを感じ、考え、写真にむかっているかを伺ってみようと思います。
前のトークに参加いただいた方はもちろん、『出来事と写真』を読んで興味をもった方、あるいはこれから読んで考えてみたいという方、世界と写真と自分の関係に関心をもっているすべての方々に開かれたトークです。4年前と同じサラヴァ東京の空間で、切迫した気持ちでみなさんと考え合ったあの濃い時間を、もう 一度よみがえらせ、明日にむかう力にしましょう。みなさまのご参加をお待ちしています!
(企画:大竹昭子)




『出来事と写真』の対話を終えて~新たな対話 畠山直哉 × 大竹昭子

日時

2016年4月16日 (土)
12:30 open/13:00 start/15:00 end

出演

畠山直哉(写真家)× 大竹昭子(作家) ※トーク後、サイン会をいたします。

参加費

前売り・当日ともに 1,500円 (ドリンクは付きません)
ご予約は、サラヴァ東京HP(http://l-amusee.com/saravah/)の「予約フォーム」
またはお電話 03-6427-8886 にてお願いします。
お電話の受付時間は、平日(お店の休業日を除く)16:00 - 19:00 に限らせていただきます。

出演者プロフィール

畠山直哉(はたけやま・なおや)
1958年 岩手県陸前高田市生まれ。
写真家。1958年岩手県陸前高田市生まれ。東京を拠点に自然、都市、写真の関わり合いに主眼をおいて作品を制作、国内外で活動している。1997年木村伊兵衛写真賞、2001年毎日芸術賞、2012年芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。2011年3月東日本大震災の津波で実家が流失、母を失う。以後故郷 に通い撮影をつづけている。

大竹昭子(おおたけあきこ)
1950年東京生まれ。
作家。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。小説に『図鑑少年』『随時見学可』『鼠京トーキョー』、写真関係に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『この写真がすごい』など。朗読イベント「カタリココ」を開催中。http://katarikoko.blog40.fc2.com

場所

サラヴァ東京
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1
TEL/FAX 03-6427-8886



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写真集『やっぱ月帰るわ、私。』のインベカヲリ★さんが木村恵さんとの二人展を開催します!
インベさんは大きな写真3点を展示予定です。
会期中はトークや読書劇などイベントも多数開催されますので、
ぜひ皆さまお誘い合わせのうえ、足をお運びください。


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「あべあゆみをめぐる冒険」
木村恵×インベカヲリ★

日時

2016年3月19日(土)~4月3日(日)
12:00~21:00

イベント

3月19日(土)
17:00-18:00 トークイベント「冒険の始まり」
 木村恵×あべあゆみ
 入場無料・予約不要
18:00-20:00 オープニングレセプション
 会費無料:お気軽に起こしください

3月27日(日)
15:00-16:30 トークイベント
 ゲスト:飯沢耕太郎(写真評論家)
 木村恵×インベカヲリ★
 入場無料※要予約(定員30名)
 終了後 懇親会あり

4月2日(土)
18:00開演 あべあゆみ 読書劇:太宰治原作「燈籠」
 入場無料 ※要予約(定員30名)


場所

CASE gallery
東京都渋谷区大山町18-23コートアネックス大山町1F
Tel:03-5452-3171





2月20日の産經新聞「美の扉」のコーナーで、東松照明『新編 太陽の鉛筆』が紹介されました。
編著者のおひとり、今福龍太さんのお話をもとに構成された記事です。

今福さんと『太陽の鉛筆』の出会いから語り起こされ、東松さんの最晩年の印象的なエピソードも刻まれています。
この新編が生まれるまでの流れ、その時間の濃さを彷彿とさせてくれる内容をぜひお読みください。

この本を刊行することが決まった沖縄滞在で、今福先生は私を、そのアカギの木のもとに案内してくださいました。
そこにいたるまでの、かなり勾配の急な坂道や、鮮やかに枝を差し伸べていた花々、湧き水に足を浸していた子どもたちを思い返します。そして、アカギの根元の時間。
アカギの写真は、『新編 太陽の鉛筆』の最後の一枚として編集されました。



画像はクリックすると拡大して表示されます。

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2/28まで渋谷パルコpart1・4Fの期間限定ショップ「ベストショップ・チャレンジ」で小野啓さんが写真集『NEW TEXT』で参加しています。

期間中の2/23・2/24の2日間はKEISUKEYOSHIDAのディレクションによるディスプレイになり、「NEW TEXT」のプリントも展示中です。

2/24はきるみさんのドローイングやあヴぁんだんどのイベントもあります。

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ベストショップ・チャレンジ③

KEISUKEYOSHIDAディレクション
参加:hatra/JBCG/HIROKI KATAOKA/AKARITAKAMI/小野啓/あヴぁんだんど/きるみ
会場:渋谷パルコ パート1・4F 
10:00~21:00

詳細:https://www.facebook.com/bestshopchallenge/(ベストショップ・チャレンジのFacebookページへリンクします)



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東京ニューエイジの5ブランドが
リレー形式でディレクションする奇跡の10日間!


山縣良和(writtenafterwards)と坂部三樹郎(MIKIOSAKABE)プロデュースによる
若手デザイナープロジェクト「東京ニューエイジ」から、AKIKOAOKI、kotohayokozawa
KEISUKEYOSHIDA、RYOTAMURAKAMI、SoshiOtsukiらがリレー形式でディレクションを担当。


本質的なファッションとは何か?を真摯に問う彼らが提案する、
これからのショップの理想形「ベストショップ・チャレンジ」が
この度10日間限定オープンを致します。

各デザイナーによる2日間ごとに目まぐるしく変化していくディスプレイ、くじ引き式の割引企画、
毎日行われるワークショップやインスタレーション、ノベルティプレゼントなど、デザイナー
お客様共に参加型の新感覚ショップです。


[会期]

2016年2月19日(金)~2月28日(日)

10:00~21:00

[会場]

渋谷パルコ パート1・4F




写真集『NEW TEXT』はこちらからお買い求めいただけます。
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世界最初の写真集、トルボット『自然の鉛筆』待望の完全日本語版の刊行に際して、京都国立近代美術館にて 写真術の発明者のひとり、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボットが著した『自然の鉛筆』(1844~1846年)の展示を開催しております。会期中の3月5日(土)には、マイケル・グレイさん(元フォックス・トルボット・ミュージアム館長) 畠山直哉さん(写真家) 青山 勝さん(本展共同企画者、『自然の鉛筆』訳者)によるシンポジウムも開催。

ぜひ、足をお運び下さいませ。

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私たちの身の回りには写真イメージがあふれています。近年の光学技術の進化を経て、デジタルカメラやスマートフォン、さらにSNSといった撮影と画像共有が容易かつ瞬時にできるツールの急速な普及は、私たちの日々の経験と写真との関係をよりいっそう深く結びつけるようになっています。 19世紀にイギリスで発表された世界最初の写真集、ヘンリー・F・トルボット著『自然の鉛筆』(1844-46)は、当時まだ産声をあげたばかりの化学・光学技術としての写真術を世に紹介し、写真史の幕開けを告げる存在として知られています。その一方で、原点であるがゆえに、現在までの「歩んでこなかった」、また別の写真のさまざまな物語の可能性を内包しているとも言えるでしょう。 第10回となる今回のキュレトリアル・スタディズは、この本から導かれるキーワードにもとづき当館の所蔵作品から選んだ作品と、さらに「写真とは何か」という問題を根源的に問い続け創作活動を行う写真家・畠山直哉(1958-)の作品を対置させることで、近代以降の写真にまつわる問題を再検証する試みです。 
(京都国立近代美術館リリースより)
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キュレトリアル・スタディズ10 写真の〈原点〉再考―ヘンリー・F・トルボット『自然の鉛筆』から


概要

日程:2016年1月27日 (水)  〜 3月21日 (月・祝)   ※月曜休館。ただし、3月21日(月・祝)は開館
時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:京都国立近代美術館 4Fコレクション・ギャラリー内
入場料:高校生、18歳未満、65歳以上は無料。
一般(個人)430円、(団体)220円。
大学生(個人)130円、(団体)70円 ※団体は20名以上


関連イベント


シンポジウム「写真の複数の〈原点〉―複写・複製・写し」

日時:2016年3月5日(土) 午後2時~4時 
会場:京都国立近代美術館講堂 
登壇:マイケル・グレイ(元フォックス・トルボット・ミュージアム館長) 、畠山直哉(写真家)、 青山 勝(本展共同企画者、『自然の鉛筆』訳者 
司会進行:佐藤守弘(京都精華大学教授) 
協力:科学研究費(基盤研究A)「現代美術の保存と修復」
定員:先着100席 
参加費:聴講無料。当日午後1時から1階インフォメーションにて整理券を配布します。
※逐次通訳付
※詳細は以下URLをご覧ください。 


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