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アントワーヌ•ダガタ『Anticorps 抗体』完全日本語版 が発売になりました。





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1990年から2012年までの作品を集大成した、圧倒の560ページです。


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2013年アルル国際写真フェスティバルにおいてブックアワードを受賞した本の完全日本語版。
ダガタ本人によるテキストが日本語で33ページにわたって収録されています。
たいへん貴重です。



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マグナムに所属しながらマグナム的な写真の世界に疑問をぶつけていると言われるダガタ、その集大成の一冊です。

1000部しか作られていませんので、在庫切れになる前にどうぞお求めください。




夜19時半から、ダガタが撮影した日本人女性7人のポートレート「AKA ANA」も上映予定だそうです。ぜひ足をお運び下さい。


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アントワーヌ・ダガタ写真集『Anticorps 抗体』はこちらからお買い求めいただけます。



フランスのSophie CAVALIEROさんが日本の写真家を紹介した書籍『RÉVÉLATIONS』にて、
浅田政志『浅田家』、岡田敦『世界』、小野啓『NEW TEXT』をご紹介いただきました。

フランス語と英語のバイリンガルの本ですが、お見かけになりましたらぜひお手に取ってご覧ください。


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小野さんのNEW TEXT「プロジェクト日誌」でも、本書への作品掲載と
掲載写真家のカメラを持ったポートレートと機材データなどを掲載した冊子付録についてご紹介しています。

ぜひ合わせてご一読ください。

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先週よりリブロ池袋本店 1F 人文フロアにて『津波、写真、それから』のパネル展示が始まりました。(5月ゴールデン明け位までの予定です)

普段、芸術書コーナーに置かれることの多い小社の本が、同時に人文コーナーにも置いて頂けるのは、たいへんありがたいことで、パネルは『津波、写真、それから』の内容を紹介するとともに、本が出てからも続いているその後の拡がりを、色々な方のコメントなどで伝える内容にもなっています。



4月になってからだけでも、産経ニュースや、愛媛新聞(4月2日)、山梨日日(4月2日)、京都新聞(4月4日)、下野新聞(4月5日)、福島民報(4月6日)、伊勢新聞(4月7日)、長崎新聞(4月8日)、沖縄タイムス(4月8日)、山陰新聞(4月8日)...各紙に取り上げて頂いており、消費されるものではなく、人の思いをのせて何度も自分たちの生をうつしかえすものとして、拡がりは続いています。


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写真、それから、のその前の部分が強調されて伝わることが多い本でありますが、「それから」の部分も見て頂くことによって、「これまで」と「写真」と「それから」が並列に並び、今を生きる私たち、その向こうの世代に届いていけばとおもいます。

洗浄マニュアルもお手にとって頂けるようになってありますので、ぜひお立ち寄りください。

[カルトグラフィア]=変容する社会を読む書物、という目を引く池袋リブロさんのコーナー看板が目印です。



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2014年4月23日 20:00より、米田知子写真集『After the Thaw 雪解けのあとに』(赤々舎)の出版を記念して、米田知子と小林美香(写真研究者)のトークショーが、IMA CONCEPT STOREにて緊急開催されます。 

米田知子さんは先頃、2014度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞され、 この秋には光州ビエンナーレとメディアシティ・ソウルに参加、また個展「暗なきところで逢えれば」が姫路市立美術館に巡回する予定です。

通常、ヨーロッパを拠点にご活動されている米田知子さんの国内でのトークは、なかなか聞くことのできない貴重な会となりますので、是非、皆さまご参加ください。

当日は写真集の先行予約も承ります。会場でご予約を頂いたお客様には、特別にメッセージ入りサインカードがつく予定でございます。是非この機会をお見逃しなく!


 

【米田知子写真集『After the Thaw 雪解けのあとに』】 

本書は、2004年に、 米田知子がハンガリーとエストニアを訪れ撮影した作品から構成されています。 EU・ジャパンフェスト日本委員会による写真集シリーズ「in-between」のプロジェクトでしたが、この度、新たに未発表作品38点を加え、大判の写真集として編み直し、『After the Thaw 雪解けのあとに』というタイトルを得て、再出発することとなりました。 
米田知子の作品は、記録という写真の根本的な役割をベースにしながら、現実に見えているものだけでなく、そこにある記憶や歴史を投影しています。 豊かな水のハンガリー、深い森のエストニア。静謐な風景写真の奥には、歴史の劇しさが潜んでいます。長いレジスタンスの時代を経て、ソ連邦の崩壊に伴い、新しくEUメンバーとして出発した両国は、その後、政治・経済ともに速いスピードで変容していきました。 撮影から10年という節目に、この作品を通じて、あらためて感じること、そして見えてくることーー当時の両国の生の姿が写されたこのシリーズは貴重であり、クリティカルな作品として存在しています。 
今なお揺れ続ける世界情勢のなか、次代への思いを込めて、『After the Thaw 雪解けのあとに』を刊行します。 

書籍の詳細は こちら

主催者:IMA CONCEPT STORE / 協力:シュウゴアーツ


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出演

米田知子 
小林美香(写真研究者)

日時

2014年4月23日 20:00〜

料金

【一般】¥1,500(税込) 【定期購読会員】¥1,000(税込) イベント当日、現金にてお支払いください。


定員

80名


予約方法


イベントへのご参加の前に必ずこちらをご確認ください。*IMA ONLINE HP内のページへ遷移します* 

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2オンライン会員でない方 今すぐ新規登録する 

3 お電話でのお申込み 03-3740-4560 (受付時間 11:00〜18:00 月〜金) 

 4 email event@imaonline.jp 件名にイベント日時とタイトル、メール本文にお名前・参加人数・メールアドレス・電話番号を明記の上、お申し込みください。



 

出演者プロフィール


【米田知子】1965年、兵庫県生まれ。91年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士修了後、ロンドンを拠点に「記憶」と「歴史」をテーマに作品を制作。主な展覧会に「記憶と不確かさの彼方」資生堂ギャラリー (2003)、「終わりは始まり」原美術館 (2008)、「暗なきところで逢えれば」東京都写真美術館(2013)、他にヴェネチア・ビエンナーレ(2007)、キエフ・ビエンナーレ(2012)、あいちトリエンナーレ(2013)など国内外のグループ展に多数参加。2014度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。 この秋の光州ビエンナーレとメディアシティ・ソウル、また、個展「暗なきところで逢えれば」が姫路市立美術館に巡回する。 


【小林美香】 1973年生まれ 写真研究者 国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿。2007-08年にAsian Cultural Councilの招聘、及びPatterson Fellowとしてアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。2010年から東京国立近代美術館客員研究員。著書『写真を〈読む〉視点』(2005 年,青弓社)がある。


会場 

IMA CONCEPT STORE

東京都 港区 六本木5-17-1 AXISビル3F


 

今日、4月17日発売の美術手帖2014年5月号の「VOICE」欄に、
『津波、写真、それから』の高橋宗正さんが「写真と死、それから愛」と題した文章を寄せています。

震災と津波、被災した写真の洗浄と展示それぞれのプロジェクトを経て、
さらに『津波、写真、それから』の制作を経た今だからこそ「新しく見えてきた大事なこと」についての文章です。

皆さまぜひご一読ください。



画像はクリックで大きく表示されます。
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『津波、写真、それから』こちらからお買い求めいただけます。
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