2月28日から3月16日まで東京・池袋の東京芸術劇場にて開催される横断的舞台芸術プログラム
「Moving Distance:2579枚の写真と11通の手紙 」 にて、
宮城県山元町から津波で流された写真約2,000枚を使ったインスタレーション作品「記憶の壁」や
LOST&FOUNDプロジェクト主宰で『津波、写真、それから』を刊行した
高橋宗正さんのトークセッションなどが開催されます。
「記憶の壁」の展示と高橋宗正さんのトークセッションは入場無料ですので
皆さまぜひ足をお運びください。
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私たちは自分の存在をどうやって伝えて行くのか?
「Moving Distance:2579枚の写真と11通の手紙
」では、〈写真〉と〈手紙〉というふたつのアイテムを題材に、音楽・映像・食・デザイン・建築・詩・写真・パフォーマンス・演劇などさまざまな分野で活動
するアーティストやクリエイターが作品を発表します。このプログラムで展示される写真は、東日本大震災発生時、宮城県山元町で津波に流され、その後瓦礫の
中から回収、洗浄をされたものです。多くはその原形を留めてはいませんが、その写真の向こう側には、計り知れないほどの「記憶」や「物語」が存在していま
す。本来、私たちは自分という物語を、生きているはず。
ここで発表される、約2,000枚の写真を使用したインスタレーション「記憶の壁」、高橋栄樹、橋本和昌、クロダミサトの最新作をはじめとする展示作品、
音楽や朗読等のパフォーミング・アーツのプログラムは、自分たちの「存在」や「記憶」について考えるきっかけを提供してくれるでしょう。
イベント詳細のチラシ(クリックすると大きな画像で表示されます)
展示
記憶の壁
東日本大震災発生時、宮城県山元町で津波に流され、その後瓦礫の中から回収、洗浄された
約2,000枚の写真を使用したインスタレーション作品。
部分写真
展示什器設計:みかんぐみ
会場:アトリエイースト
会場には『津波、写真、それから』のサンプル本も置いていただいておりますので、
被災した写真の実物と本を両方ご覧いただけます。
『津波、写真、それから』は1Fのショップ「シアターアートショップ」にて販売中です。
トークセッション
写真の「現在」
日時:2014年3月8日(土) 14:30〜
出演:高橋宗正(写真家、Lost&Found Project主宰)
被災地でのボランティア活動からLost&Found Projectを立ち上げた写真家が被災地でなにを見、プロジェクトを立ち上げたのか?写真家が捉えた東日本大震災とは?
ゲストをお迎えしてのトークとなります。
予約不要・入場無料。
Moving Distance:2579枚の写真と11通の手紙
上記以外にも展示やライブパフォーマンス、
トークイベント、朗読など様々なイベントを開催いたしますので、下記よりぜひ詳細をご覧ください。
会期
2014年02月28日 (金)~3月16日 (日)
場所
東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエストほか
東京都豊島区西池袋1-8-1
『津波、写真、それから』はこちらからお買い求めいただけます。