1年の後半は毎年の事だけど、出版ラッシュだw。
AKAAKAから写真家鈴木育郎くんの写真集「解業」が送らてきた。
鈴木くんとの出会いは、2012年僕が「東北」の木村伊兵衛賞の展示で新宿にあるコニカミノルタで出会った。ニッカポッカを履いて見に来て開口一番「写真いっすねえ」なんて言ってきて。こいつ、バカだな何て思ってそのまま写真家の福持くんの展示「オレオラオラ」(いい写真だったな)を見に行きたかったからお前も来いと言って連れて行った。そこから彼と会うようになる。会うと言っても、写真見てくれと言ってファミレスで会うのだけれど常に10冊以上自分で作って写真集を持ってくる。写真ってそんなに1日で見たら疲れるんだけど、鈴木んの情熱が勝っていたと思う。でも僕は僕なりの意見しか言わないからほとんどの写真集に興味がないと答えてた。つまらないと。そう言うといつも凹んでいて帰っていた。
ある日、また同じようにたくさん持ってきてこれみるのかって僕が凹んだりしたが一冊気になる写真集があった。彼の仕事場彼の仕事場の人々鳶の人たちの本だ。もちろん、仕事の写真だが彼の心情がそこから見えた。これとり続けろよ、これがもっと撮れたらみるよ、それまでもう会わないから!って僕は言って時間が過ぎていった。2014年の夏かな久しぶりに鈴木くんから電話があって何かなって思ったら「写真新世紀で優秀賞に選ばれました。鳶の写真です。」うれしかった。そして、写真集だしたい。有名になりたい。とか言い始めて相変わらずバカな奴だなと思っていて今回AKAKAから12回出るであろう1冊目「解業」を出した。
僕は、「解業」は正直どうでもいい。飯を食い仕事をし女性を愛し時にはsexをし。みんなそうだよ。鈴木くんはルックスは男前だ。でもそういう生き方は多少の違いはあるけれどあるよ、みんな。だから、関心がない。それよりも今回の写真集に含まれている鳶の写真には惹かれる。そんなだれでも似たような生き方してる中、彼にしかみえない風景。僕はそれをもっとみたい。それが彼自身の全てを写してると思うから。って長く書きました。興味ある方是非。