現在発売中の「日本カメラ2017年2月号」にて、新刊 増田貴大写真集『NOZOMI』が掲載されております。
新幹線のぞみ時速250キロの車窓から撮られた作品は、ポール・フスコの 『RFK Funeral Train』(ロバート・ケネディの遺体を運ぶ列車の中から沿道の人々を撮影した写真集)とも異なるスピードで、現代日本の断面図を表出しています。
仕事の関係で毎日大阪と広島を2往復、時間にして1日6時間新幹線に乗っているという増田貴大さん。
1ヶ月の間に捉える人の数が約800人(!)というその量と質から、都築響一さんの「ロードサイダーズ・ウィークリー235号」でも紹介された作品です。
車窓から写された人の輝きは、風景の中で、一瞬のようであり、永遠のようでもあります。
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