本年度の木村伊兵衛賞、土門拳賞の最終選考作品に同時選出され、各所で話題を呼んでいる金山貴宏写真集『While Leaves Are Falling...』を、現在発売中のアサヒカメラ2017年5月号と、毎日新聞 4月23日(日)付 にてご紹介頂いております。
<アサヒカメラ2017年5月号>
<金山さんは旅の節々でこれらの写真を撮る時、お母さん、おばさんたちを前にして「待つ」ことにある程度の時間を費やしているという。いったい、何を待っているのか?>
写真家大西みつぐさんによる記事です。取材は、お二人が住む江戸川区の喫茶店にて行われたそうです。
Stephen Shore(スティーブン・ショア)やJoel Sternfeld(ジョエル・スタンフェルド)などの写真家に大学院で学んだ金山貴宏さん。
記事は、その写真が持つ「距離」がどのような距離であるか、時間、他者、優しさについて触れながら書いて頂いております。
同じ場所で撮影された連続する2ページもあらためてよく見てみると、母親との距離が異なるような。(アスファルトとタイル)
お母様の立ち位置の少しの違いでそう見えるのか、それとも気持ちのような何かか、、横のフェンスの草の状態、後ろの鉢の草花の状態、カーテンの状態、そして手を振る姿をわからないまま、何度も見てしまいますね。