Events

来週から写真集『私は眠らない』の藤岡亜弥さんが銀座ニコンサロンにて
写真展「Life Studies」を開催いたします。

皆さまぜひ足をお運びください。



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©Aya Fujioka


作者は文化庁海外派遣留学生として2008年から1年間ニューヨークを拠点に創作活動を始めた。その後さらに3年間ニューヨークに滞在し写真制作に励んだ。その4年間の成果が本展である。
作者のニューヨークでの表現活動は、必ずしもスムーズにスタートしたわけではなかった。経済的不安定や人間関係のストレス、もつれる愛など、生活のペースを獲得することすら困難な状況に陥ることもあった。
文 化庁派遣留学生としての1年は、ニューヨークに順応する為の時間に費やすことになったと振りかえる。そしてようやくカメラを手にした。対象は虚言癖のある ボーイフレンド、マリファナ中毒の隣人、ルーズでナルシストなルームメイトなど。そして街頭の人々のスナップショットに集中してゆく。
しかし作者は、表現の対象は写している他者でなく自分自身であることに気づく。
被写体としてよく現れるのは、悲劇的にも見える子供たち、対照的に戯れる恋人たち、それらが交互に縄を編むように現れてくる構造は、悲嘆と願望との落差で翻弄された作者のニューヨークで体験した「Life Studies」である。
ニューヨークという大都市に渦巻く巨大なエネルギーの混沌。弱者と強者、軽さと重さ、その両極の間にのみ込まれ、膨張と収縮をくりかえしながら、写真を撮ることでようやく立ち上がってゆく作家の姿をここに見ることができる。カラー42点。 



藤岡亜弥写真展
Life Studies


日時

2014年2月12日(水)〜2月25日(火) 
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

場所

銀座ニコンサロン
東京都中央区銀座7丁目10−1

写真集『SMOKE LINE』『近づく』などの津田直さんが写真展「SAMELAND」を開催いたします。

皆さまぜひ足をお運びください。



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©Nao Tsuda


津田直写真展
SAMELAND

(POST HPより) 
この度、POST では、津田 直の写真展[SAMELAND] を開催します。
写真家、津田直は極北の先住民であるサーメ人たちに出会うため
2012 年の初夏に、フィンランドとノルウェーを訪ねました.

サーメ人たちは、1 万年前に鹿の群れを追って現在の土地にたどり着いたと言われています。人々の暮らす土地は、北緯66 度33 分以北の北極圏に位置し、その土地には彼らの祖先たちがその場所に辿り着いた時と変わらぬ風景がそのまま残され、人々は現代社会に順応しながらも、以前と変わらぬ文化を大切に引き継ぎ、今もサーメの伝統や精神を継承しつづけています.

サーメランドを訪ねた津田は、
その土地で内陸部と海岸部を季節に応じて移動しながらトナカイ放牧を生活の糧として暮らすサーメ人が、
夜を徹して行うポロ・メルキトスというトナカイの親子を照合する行事に立ち会います。
また出会った男達に連れられ、かつての聖地に立ち自然信仰に触れ、サーメの生き方に近づいてゆきます。
日本から遥か遠くに離れていると感じる極北の地ですが、どこか日本のアイヌとも類似点があり、親しみを感じさせてくれるサーメ人。

本展は、津田がその「サーメランド」で撮影したランドスケープとポートレートの写真で構成される展覧会です。


展覧会

会期: 2014年2月14 日(金)〜2014年3月6日(木) 12:00〜20:00
会場: POST 場所 POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 tel: 03-3713-8670
協力: JAL グループ機内誌『skyward』、TCK、TRANSIT (euphoria FACTORY)

作家在廊日: 2月14日(金)

レセプション

日時: 2014年2月14日(金) 18:00〜20:00
会場: POST

スライドショー&トークイベント

「ミッドナイトサンの下で」
日時: 2014年2月15日(土) 18:00~19:30 開場 17:30 /スタート 18:00
会場: POST
参加費: 1,000 円(当日、会場にて現金のみ承ります)※要予約
出演者: 津田直
申込方法:  お電話(03-3713-8670)、またはemail(post@post-books.jp)にて承ります。 以下の項目とともに、ご参加の旨をお伝えください。
・お名前
・ご連絡のつくお電話番号
・メールアドレス
・ご参加希望人数

 また本展に合わせ、写真集[SAMELAND] を発行します。
[SAMELAND]
写真:津田 直
テキスト:管 啓次郎
アートディレクション/デザイン:田中 義久
発行:limArt
初版1000部
ISBN:978-4-9907173-3-9
価格:2800円(会期中)、3000円(会期終了後)

略歴

津田 直
1976 年神戸生まれ。ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家。2001 年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。 主なシリーズに、『近づく』(2001-2004)、『漕』(2005-2009)、『SMOKE LINE』(2008)、『果てのレラ』(2009)、『Storm Last Night』(2010)、『REBORN』(2010-)、『Earth Rain House』(2012)がある。 また最近では、現代美術のフィールドを越えて他分野との共同制作や雑誌連載、講演会、特別授業を行うなど活動は多岐にわたる。 2010 年、芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。主な作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』(赤々舎)、『Storm Last Night』(赤々舎)がある。現在、近江学研究所客員研究員、大阪芸術大学客員准教授、大阪経済大学客員教授。 http://www.tsudanao.com

管 啓次郎
詩人、比較文学者。 主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)などがある。サン=テグジュペリ『星の王子さま』の画期的新訳も話題を呼んだ(角川文庫)。 2010年から発表してきた16行詩のシリーズ「Agend'Ars」は13年の『時制論』(左右社)によって4部作が完結。すでにアメリカ、スロヴェニア、セルビアで招待朗読を行なっている。東日本大震災後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を各地で上演してきた。 2013年には十和田奥入瀬芸術祭参加作品として物語集『十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅』(青幻社)を制作。さらに高山明(Port B)構成・演出の観客参加型演劇「東京ヘテロトピア」でテクスト監修を務めた。 ASLE-Japan 文学・環境学会代表。

田中 義久
1980 年静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーとして、主に美術館やギャラリー等のVI、アーティストの作品集や共同制作に携わる。受賞歴に、BACON PRIZE、JAGDA 賞、JAGDA 新人賞、PromaxBDA DESIGN GLOBAL EXCELLENCE AWARDS 銀賞、red dot award などがある。 また飯田竜太(彫刻家)とのアーティストユニット「Nerhol」としても活動中。 www.nerhol.com
現在、水戸のキワマリ荘にて開催中の小林透写真展「one」の最終日前日、2月1日(土)に
【不定期シリーズ「よんでみる」その6】として、写真家小林透さんと小社代表姫野希美のトークイベントが開催されます。

また、キワマリ荘では小林透写真展「one」と同じく2月2日(日)まで
(写真展は金曜・土曜・日曜の13:00〜19:00に開荘)

トークイベントはご予約と入場料が必要ですが、それぞれの展示自体は入場無料です。

皆さまぜひ足をお運びください。

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今回の「よんでみる」では、写真家・小林透の初個展にあわせて、話題の写真集を発刊しつづける出版社、赤々舎の代表・姫野希美との対談を行います。
小林透のこれまでの制作活動について、そして現在制作中であるファースト写真集(赤々舎から2014年春に発刊予定)の制作秘話、そして、写真と出版の今についてお話します。

日時

2014年2月1日(土)
開場 14:30
開演 15:00〜17:00 ...終了後、懇親会を予定しています。

(写真展は金曜・土曜・日曜の13:00〜19:00に開荘)

予約方法

kiwamari@gmail.com (お名前・人数・連絡先を明記して下さい。)

定員

30名(予約制)

入場料

1000円

会場

水戸のキワマリ荘
〒310-0061 茨城県水戸市北見町5-16

大きな地図で見る


■姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)
青幻舎編集長を経て、2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』などがある。

■小林透(写真家)
1983年生まれ。茨城県水戸市在住。 2012年『東川国際写真フェスティバルポートフォリオオーディション』グランプリ受賞。
同年第7回『1-wall』審査員奨励賞(姫野希美選)。2013年東川国際写真フェスティバルポートフォリオオーディション受賞作家展など。

展示の詳細はこちらをご覧ください:http://kiwamarisou.tumblr.com/post/70040144363/one


写真集『SMOKE LINE』『近づく』などの写真家津田直さんが1月26日(日)に福岡市の
ALBUSにてスライドショー&トークイベント「ナガ族という生き方」を開催いたします。

撮影の旅から帰国後すぐの開催とのことですので、旅の温度や息吹がそのまま
伝わるようなイベントとなるのではないでしょうか。

ぜひご予約のうえ、足をお運びください。

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一年の半分は旅の途上にあるという写真家・津田直。彼が目を向けている場所の一つにナガランドがある。その聞き慣れない地域はミャンマー北西部、インドと の国境付近の密林に在り、行くには特別な入域許可が必要だ。津田は昨年に続き、2014年1月に再訪を決めた。なぜならそこにはナガ族という狩猟民族が暮 らしているからである。彼はそこに立つと、「人間」であるということを全く違った視点で感じ取ることができるのだと言う。今回開催されるスライドショー& トークイベントは、帰国直後に行われる一夜限りの報告会となる。写真家は「ナガランドの光を運びます」と告げて、旅立った。



津田 直(つだ なお)
1976年、神戸生まれ。ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家。2001年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。2010年、芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。主な作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』(赤々舎)、『Storm Last Night』(赤々舎)がある。2013年より大阪芸術大学客員准教授、大阪経済大学客員教授を務める。


日時

2014年1月26日(日) 18:00 Start

参加費

1,500円

定員

30名(予約制)

ご予約方法

・ご参加の方のお名前
・お電話番号(直前でも連絡がつくもの)
以上をお知らせください。
fax、メールの場合は会場ALBUSからの返信をもってご予約完了となります。

ALBUS
tel. 092-791-9335
fax. 092-791-9336
info@albus.in


場所

ALBUS
〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固2-9-14


イベント詳細は下記をご覧ください。
写真集『弾道学』の黒田光一さんが、写真4人展「峠」を開催します。
黒田さんが運営する「峠」のスペースでの展示です。
会期は12月17日(火)〜12月23日(月・祝) の14〜18時で、期間中無休とのことですので
皆さまぜひ足をお運びください。



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写真4人展 
「峠」 

参加

黒田光一、村越としや、吉原かおり、小野淳也

日時

2013年12月17日(火)〜12月23日(月・祝) 
14:00〜18:00 期間中無休

場所

東京都台東区千束4-45-3
(メトロ日比谷線 三ノ輪駅3番出口から徒歩8分、銀座線浅草駅20分、JR山手線 鶯谷駅20分。ソープランド・オアシス隣) 


黒田光一 HP:http://kurodakoichi.jimdo.com
TAPギャラリー HP:http://tapgallery.jp


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