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齋藤陽道さんが『FREECELL』vol.9で俳優の窪田正孝さんを撮影しました。今回で4回目の撮影となります。
『FREECELL』は既に発売開始しているので、ぜひ書店でお手にとってみてください。

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窪田さんの携帯電話に貼られている「直」というシールは、齋藤陽道写真集『感動』に貼られているシールです。
齋藤陽道写真集『感動』はこちら
弊社刊行の写真集『いのちの乳房』を企画したSTPプロジェクトの方々を追ってきた番組が放映されることになりました。まずは静岡県内のみの放映になりますが、来年5月にはフジTV系列での全国ネット放映の予定です。ぜひご覧下さい。

「いのちの乳房~乳房再建に挑んだ女神たち~」

日時

12月6日(火) 24時35分~ ※ 30分番組です。

番組

テレビ静岡「ねくすと」

【番組HP】 http://www.sut-tv.com/show/next/



美しく、愛らしく、そして凛々しく。乳がんを経験し、
乳房を再建した女性たちが、一冊の写真集をつくりました。

撮影したのは、写真家・荒木経惟。そうアラーキーです。
前立腺がんを経験した彼は、彼女たちの思いを受け止めました。

写真集を企画し、自らモデルになった真水美佳さんは、
「乳がんに罹り困っている人の支えになりたい」
「再建までが乳がんの標準治療になってほしい」と語ります。
写真集の表紙を飾る、熱海市在住の植田美津恵さんは、
「病気になり、写真集に挑むのは私の役目」と語ります。

乳房再建とは。乳がんと向き合った女神たち。
ありのままの姿を、ありのままの思いを贈ります。

(番組HPより)

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株式会社リコーさんと日本写真学院さんが協力して発行しているフリーペーパー「CANDiD」第3号に浅田政志が特集されました。
「Rise of CANDiD(注目したい写真家紹介)」というテーマで、浅田政志へ「家族写真について」のインタビューを行っています。

このフリーペーパーの配布場所は下記になります。
・リコーフォトギャラリーRING CUBE(東京)
・日本写真学院(東京)
・東京都写真美術館(東京)
・国立国際美術館(大阪)
・東川町文化ギャラリー(北海道)
・宝塚メディア図書館(兵庫)


画像はクリックすると拡大されます。
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産經新聞では【After 3・11】というシリーズで様々な作家が寄稿しておりますが、
そのシリーズの一環で、SANKEI EXPRESSでも文章と写真が掲載されております。
3ページにわたっての特集で、大きいサイズの写真も含め、複数の写真をご覧になれます。

今回は10月29日に掲載された、黒田光一さんの記事を紹介します。

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写真集『夜明け』の山内悠さんが10月26日産經新聞朝刊の「After 3・11」のコーナーに寄稿しました。

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宇宙の構成要素として...

夜。船は太平洋沖を北上している。僕は北海道へ向かっていた。
360度、見渡す限り水平線が続く。
やがて、船を照らしていた満月が沈むと、僕は無数の星たちに包まれた。
甲板に立って見上げると、まるで宇宙に浮いているようだった。それはただの比喩ではなく、
地球というのが宇宙空間をめぐる惑星であるということが、とてもよく理解できるひとときだった。  

しばらくすると星は位置を変え、風の向きも波の高さも変わっていた。
水平線のかなたから闇が溶け出し、夜明けが訪れようとしている。すべてが廻(まわ)り続け、動き続けている。
月が沈み、太陽が昇る。この光景はおそらく何万年も変わることなく続いている。  

僕らはそのすべての一部として誕生し、存在しているということを、
いつの間にか忘れてしまっていたのではないだろうか。
 
山の上や飛行機から景色を見下ろしたとき、街が瘡蓋(かさぶた)のように見えてしまうことがある。
そしてこの地球が大きな生きものとして思えてくるのだ。
現在、人間が築いたものは、どんな大都市であれ、
ほんのわずかな期間だけ、その表層に存在しているにすぎないだろう。

もともとのスケールの違いからそれは仕方がなく思えてくる。
地球規模の変動のなかでは、千年に一度の出来事も、それほど特別なことではないだろう。
僕らにとってはもちろん、日々の小さな営みこそ大切だが、
この地球の一部として、この宇宙の構成要素として、いま、人間はどのように在るべきなのか。
そんなことも問われているような気がする。  

東日本大震災の震源地は、この先の、それほど遠くない場所にあるはずだ。
船はさらに北上を続ける。そして大海原は、ひたすらにおだやかだった。

山内悠

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