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本日(8月17日)の産經新聞朝刊の文化面【After 3・11】のコーナーに黒田光一の記事が掲載されました。
ぜひご覧ください。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110817/art11081707290002-n2.htm

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フジテレビの「NONFIX」という番組に、小社から写真集を出したことのある浅田政志、澁谷征司、岡田敦、
そして今秋に写真集「感動」を出す予定の齋藤陽道が出演します。

内容は下記のものになります。

いまのニッポンを、撮ってください。」
番組の呼びかけに応えてくれたのが、5人の若き写真家たち。

"写真界の芥川賞"といわれる『木村伊兵衛写真賞』を受賞した
写真家の岡田敦(2007年度)、浅田政志(2008年度)、下薗詠子(2010年度)の3 人。
さらに、昨年『写真新世紀優秀賞』を受賞したろう者の写真家・齋藤陽道と
音楽雑誌や広告などで活躍する写真家・澁谷征司。

東日本大震災が発生し、時代の転換期を迎えたといわれる日本。
彼らの感性は、どんな"いまのニッポン"を切り取るのだろうか...?

気鋭の写真家5人、それぞれの視点を掘り下げ、「決定的瞬間」に至るまでを密着。
いま私たちが生きる時代を感じるオムニバス・ドキュメンタリーである。


フジテレビ「NONFIX」
いまのニッポンを、撮ってください。
【放送日】2011年8月10日(水)深夜 ( 26時10分〜27時10分 ※関東ローカル放送)
http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2011/610.html


急な告知と鳴って申し訳ないのですが、ぜひご覧ください。


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学び直そうとする潮目

海の日に、金華山へ向かった。牡鹿半島最南端沖に浮かぶ周囲26キロメートルの島である金華山は、島全体が黄金山神社の御神域であり、三陸の漁師にとって海上での安全と大漁をもたらしてくれる「ヤマ」として長く崇(あが)められてきた。 


鮎川港からモーターボートで渡ることができたものの、事前に「上陸は2時間以内、朝9時から11時の間」と指定された。桟橋が震災の影響で地盤沈下していて、干潮時のわずかな時間にしか船を着けることができないためだ。


海鳥たちの群れに埋め尽くされた船着き場。黄金山神社の境内では、崩れ落ちた常夜燈の脇を親子の鹿がゆっくりと歩いていく。夏の眩(まぶ)しい陽の下、人の営みと自然との境界線が曖昧のままさらしだされていた。


 「ヤマをたてる(あてる)」という言葉がある。それは沖に出た漁師が目印となるヤマを見ることで、海上の船の位置を知り、航路を見定め、漁場を探し当てることを指す。


大海原で小さな船や人はたえず波に揺さぶられ続ける。揺られながらも視界の中に不動の一点としてのヤマを見続けることで、いのちを守り、糧を得、故郷にた どり着くことができた。見つめ続けると、ヤマも見返した。それはヤマの向こうに暮らす幼子や嫁が海のかなたを見守るまなざしでもあった。見ること、見返さ れること。そのつながりが繰り返されることで、ヤマは「聖地」になった。


漁師たちはヤマの頂が見える領域を出て漁をすることはなかったという。見る=見返される関係が維持される領域だけが、ヤマの御加護が及ぶ範囲なのだ。


それが知恵であり、技術であり、生き方だった。今、僕たちは技術や知恵を学び直そうとする潮目にいる。揺さぶられながら、それでも故郷へとたどり着くために。


鷲尾和彦

本日7月20日の産經新聞の文化面【After 3・11】のコーナーに浅田政志が寄稿しました。

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本日7月11日発売の雑誌AERAに、弊社代表の姫野についての記事が掲載されました。

「現代の肖像」というコーナーでの特集です。

姫野がどういう人物か、会社の様子などを、今までにないボリュームと質で垣間みれるかと思います。

宜しければ、書店でお求めになってご覧ください。

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