昨日、小野啓×中川大地トークイベント「スクールカースト的風景から構想する〈拡張現実〉写真論 ~『桐島』から『あまちゃん』へ~」を開催しました。
『野ブタ。をプロデュース』等のスクールカースト文学から、同作品の映像化に対する脚本家・木皿泉のアプローチ、それと対応して『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督のアプローチについて。そして、現在放送中の『35歳の高校生』までの高校生作品への大人視点からの介入についての話題でトークは進みました。
その流れから、後半は「拡張現実」の話題へと展開。それは、朝ドラ『あまちゃん』へ通じる回路でもありました。
『NEW TEXT』のアプローチが「拡張現実」時代の写真といえるのでは、という話は本当に面白かった。カルチャーから写真へと切り込むトークは中川大地さんならではで、新鮮でとても充実したトークに。気がついたら2時間もの長丁場になっていました。
そして、トーク中にまさかの公開撮影オファーも!?
・・・このトーク内容については、写真集『NEW TEXT』をご予約いただいた方への特典冊子に収録する予定です。
特典冊子のほうも充実したものを作りたいと思っていますので、ぜひご予約して入手してください!(小野)
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AKAAKAでの次回イベントは、6月22日(土)16時から小野啓×有元伸也×野村恵子トークショー「その「人」を撮るとは」です。
その前に、6月19日(水)17時から名古屋ビジュアルアーツにて小野啓講演会「いかにして10年高校生を撮り続けてきたか?」もあります。
それぞれお近くのみなさま、ぜひイベントに足をお運びください。