首都圏ネットワーク「"高校生の肖像写真"を撮り続けて」レポート

NHK「首都圏ネットワーク」出演(821日(水)18時40分頃放送)

http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/index.html


ニュース番組「首都圏ネットワーク」内で小野のドキュメント「ポートレート "高校生の肖像写真"を撮り続けて」が放送されました。関16県のみでの放送だったので、ダイジェストにまとめて紹介します。(小野)



ポートレート "高校生の肖像写真"を撮り続けて


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全国各地の高校生の肖像写真にこだわって10年以上撮り続けている写真家がいる。写真に込められた思いを探った。



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埼玉で高校生の撮影が行われていた。写真家の小野啓さん、高校生の写真はプロになる前から撮り続けてきた。

被写体となったAさんは高校で生徒会長を務めるなど毎日楽しく過ごしているが、一人で確かめたいことがあると小野さんに撮影を頼んだ。Aさんは自分に自信がないと話す。

写真には自分がどう見えるか知りたいという真剣な眼差しが映し出された。



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小野さんは被写体を自分からは選ばずホームページで希望者を募り、応募には必ず応える。

"友達とかと撮る思い出写真ではなく私の写真が欲しい"と新たなメールが届いた。



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メールを出したのは都内の高校に通うNさん、希望した撮影場所は考え事をする時によく行くという歩道橋だった。

小野さんは普段通りの仕草かをチェックするだけでポーズの要求などはしない。Nさんは自分の素の部分が見たいから撮影を希望したと言う。



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小野さんに撮ってもらったことで生き方が変わったという人もいる。小野さんは8年前に撮影した女性を広島に尋ねた。

当時は高校1年生で目の力が印象深くまた会いたいと思っていた。23歳になったMさんだ。



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Mさんは写真だけでなく封筒など小野さんからの物全てを大切に保管していた。撮影当時は全ての事が否定的に思えて何か突破口を求めていた。

結果は期待以上で自分に自信が持てるような気がしたと話している。



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今小野さんは年内の発刊を目指して写真集の製作を進めている。

Mさんと話して小野さんは撮影の意味を改めて確信出来たと言う。

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