アートディレクション : 中島雄太
企画/発行 : せんだいメディアテーク
編集/発売 : 赤々舎
Mille-feuille 02
1,500JPY | 192 × 260 mm | 92 page | softcover
Art Director : Yuta Nakajima
Published by Sendai Mediatheque
Edited and Distribution by AKAAKA
ISBN : 978-4-903545-55-4
Published in February 2010
About Book
赤々舎編集による、せんだいメディアテーク機関誌第2号。今回のテーマは「あたらしいあそびばをつくる」。
空々しく管理された公園ではなく、お金を楽しみに変えるメディアではなく、
生きられた痕跡のない街並ではない、自由な創造と交感のための自律した空き地。
せんだいメディアテークがそんな「新しい遊び場」を街じゅうに作り、
世界に広げていくための冒険と実験の場であるためにできることは何か?
実際の取り組みを通して「場」の未来を考察する。
せんだいメディアテークという場、そして人々による創造と交感
ビジュアル
新しい惑星 / 藤岡亜弥
通学路という映画 / 仙台市立木町通り小学校6年2組+日向寺太郎
論考
私の記憶から私たちの記録へ / 村松秀
<青葉縁日シリーズ>「ノードの思考」新解 / 清水有
対談
呼吸している場所--10年目のメディアテークへ / 伊東豊雄×木村浩一郎×鹿野護
まつりの場をつくるーー音楽祭 / アーロン・フリードマン×尾崎行彦
まつりの場をつくるーー映画祭 / 高橋卓也×菅原睦子
雑誌とは劇場を作るようなもの / 菅付雅信×姫野希美
エッセイ
「リア充」的こころ / 桂 英史
そこに生まれるかもしれない事態のために / 木幡和枝
生き生きとした場をつくる? / 西村佳哲
Information
せんだいメディアテークとは?せんだいメディアテークは、2001年に開館した仙台市にある文化施設。世界的な建築家・伊東豊雄氏による設計と、「最先端の知と文化を提供(サービス)」「端末(ターミナル)ではなく節点(ノード)へ」「あらゆる障壁(バリア)からの自由」を運営コンセプトによりグッドデザイン大賞(2001年)を受賞。図書館、ギャラリー、シアターなどを持ったこの空間で、これまでさまざまな展覧会や上映会、ワークショップなどが日々行われている。 > HP
planning for the "sendai mediatheque" began in 1994. at the beginning, plans called for a multifunctional facility comprised of a library, gallery, visual media center that also contained services to aid the sight-and hearing-impaired. subsequently, plans changed so that instead of simply being a "mixed-use" facility, it was intended to encompass a larger sphere of functions that would allow the facility to operate as a unified "mediatheque" with common goals to respond to a continuously changing information environment and users' diverse needs. the "sendai mediatheque will gather, preserve, exhibit, and present various forms of media without being bound to form or type. this public facility for the 21st century will, through its various functions and services, be able to support the cultural and educational activities of its users.