Photographs of Everett Kennedy Brown
3,500JPY|260×260mm|110pages|Hard cover
日本の古層(オールドレイヤー)を、「湿板光画」という写真の古典技法で映し出し続けるエバレット・ケネディ・ブラウン。一期一会にも似て、一枚のガラスネガに焼き付けられる表象は、独特の陰影を帯びて立ち現れる。
ISBN:978-4-86541-061-7 | Published in March 2017.
東日本大震災から4年にわたり、写真家 畠山直哉と文筆家 大竹昭子が重ねた対話。
人の力の及ばない出来事に写真家はどのように巻き込まれ、未来にどのような希望を見出したのか。
ISBN:978-4-86541-039-6 | Published in February 2016. Out of stock
Photographs by Ryuichi Ishikawa
5,000 JPY|285×297mm|160page|hardcover
沖縄を撮り、「沖縄」を超える。新世代による鮮烈なカオス。 目の前にあるものをできるだけ受け入れる生身のような柔らかさ、心の震えーー
見る者をあらゆる囚われから解き放つ、生命の「絶景」がここにある。 ISBN: 978-4-86541-025-9 | Published in November 2014 | Out of stock
Photographs by Iseo Nose
2,800JPY|265×220mm|96 page | hardcover
初のシュタイナー派写真集!!! 躍動する生きものとしての世界に出会う ゲーテの形態学やルドルフ・シュタイナーの人智学を作品として表現した希有な一冊。 「人智学から流れ出すいのちのかたち」――椹木野衣(美術評論家) ISBN: 978-4-86541-024-2 | Published in November 2014
遠近法に抗う本能的なまなざし。百々俊二、日本海から日本を見る。 「百々俊二さんは、北斎と蕪村を両睨みにして立つ、現代では珍しくなった写真家であるといっていいであろう。」(山折哲雄氏による寄稿「両睨みの眼」より) ISBN: 978-4-86541-019-8 | Published in July 2014 | Out of Stock
Works by Kozo Nishino
3,000JPY|264 × 182 ㎜|88 page | hardcover
空や風などの自然の事象をテーマに、大型の金属彫刻を制作する彫刻家・西野康造、待望の初作品集。悠然とたなびく西野の作品と、洗練された槇建築の空間とが融合した《Sky Memory》プロジェクトを中心に、建築や空間との関わりを通して語る。
ISBN:978-4-86541-017-4 | Published in June 2014
Works by Darren Almond
6,000JPY|192×110㎜|6 book set in slip case|bilingual(JP/EN)
水戸芸術館「ダレン・アーモンド 追考」展公式カタログ 出展された5つの映像作品を5つの冊子にし、インスタレーションビューやテキストを6つめの冊子に収めた画期的な造本で、それぞれの作品の世界を本として表現した。 ISBN:978-4-86541-011-2 | Published in May 2014
せんだいメディアテーク機関誌第6号。 わからないことにかかわれなくなってきた どのように、「自明であること」を疑い、「わからなさ」を解きほぐし目前の世界を自分の側へと近づけていくのか。 ISBN: 978-4-86541-014-3 | Published in April 2014 Out of stock
Clothes by Keisuke Kanda Photographs by Masashi Asada
2,800JPY|232×187㎜|136 page | hardcover with slipcase
ケイスケカンダの服と浅田政志の写真が、高校生の心とタッグを組んで作った、卒業アルバムには載らない卒業写真。絶対にそのときにしかうつせなかった、宝物のような一枚の写真と、高校生の作文、思い出のモノたちが輝く、永遠の100%桃色マジック! ISBN: 978-4-86541-013-6 | Published in April 2014
東日本大震災で被災した写真を救済し、元の持ち主に返却する「思い出サルベージプロジェクト」と、それらの写真のうち傷みがひどく返却不能と判断されたものを展示巡回する「LOST&FOUND PROJECT」の記録写真集。 ISBN: 978-4-86541-012-9 | Published in February 2014
Photographs by Osamu James Nakagawa
5,000JPY|247×370㎜|88 page | hardcover
沖縄の洞窟「ガマ」。歴史が眠る闇を見つづけた力作。 「「GAMA」は、闇のなかに眠り続けてきた遺品や遺骨、鍾乳石に刻まれた文字、そして眼には見えないが濃密な気配として漂う「マブイ=魂」との対話の結晶だということができる。」(仲里効氏による寄稿) ISBN: 978-4-86541-008-2 | Published in November 2013
Photographs by Mayu Hotta
3,000JPY|306×211㎜|88 page | softcover
Visual Arts Photo Award 2013 大賞受賞作品。注目の若手、堀田真悠の初写真集。
「したたかに、和のテイストをただよわせつつ、エタイのしれない暗がりの気配が、にじむように映り見えてくる。 作者は、不思議な体質と観念と、それを表現にかたち作る技術と才能の持ち主である。見ているうちに、スッと怖くなってくる。」(森山大道氏による評) ISBN: 978-4-86541-001-3 | Published in November 2013
Photographs by Kawori Inbe
2,800JPY|210×266㎜|128 page | softcover
インベカヲリ★、衝撃のデビュー作!! 「普通」を求める世の中への言葉にならない怒り、さらにその源にある自身への怒り、哀しみ。そこにしか生まれないユーモアやアイロニー。背後の光景やポスターと渡り合う彼女たちのポートレイトは、インベカヲリ★が鋭く照らし出す「日本」でもある。 ISBN: 978-4-86541-007-5 | Published in November 2013 Out of Stock
Photographs by Kozo Miyoshi
3,300JPY|240 × 294 mm | 134 page | softcover
旅する写真家のまなざしが刻む、静かなるモノクロームの世界。 写真家三好耕三が1972年から1983年にアメリカに滞在し撮影したシリーズ「See Saw」や「Conservatory 温室」など現在に至る写真群から、写真家上田義彦が69点をセレクトした写真集。 ISBN: 978-4-86541-000-6 | Published in August 2013
せんだいメディアテーク機関誌第5号。 技と術 困難の渦中にあるいま、入り組んだ「諸制度」から距離を置き、本来的に独自で自由奔放な野生の「技」や「術」を取り上げ、目を凝らし、いっそ名付けてみることで、小さく狭くなっていくこの世界の収縮に抗うことができないか。 ISBN : 978-4-903545-97-4
Published in March 2013
Photographs by Yoshihiko Ueda
2,600JPY | 240 × 294 mm | 58page | softcover
出逢うことの歓び。見ることの振幅。 「カタチを失い、ぼやけ、光のかたまりとなった水や植物や石は、しかし写真の上で強烈な像として我々の眼前につきつけられている。これは、ただのエフェクトの遊びではない。『観る』ということの客観化、可視化なのだから」(後藤繁雄氏による寄稿) ISBN : 978-4-903545-96-7 | Published in March 2013
第10回 Visual Photo Award 受賞作品。注目の若手・赤鹿麻耶のファースト写真集。 「日常の、なにげない情景が、ふと、ゆらぎよじれたとき、こうした光景として、人の網膜に映り見えるのかもしれない。きわめてエキセントリックでスチルな世界、醒めた欲望が閉じ込められている、危ないイメージの遊戯。」(森山大道氏による選評) ISBN:978-4-903545-86-8 | Published in November 2012
Photographs and text by Akiko Otake
2,300JPY | 148 × 210 mm | 112 page | hardcover
「撮るわたし」と「書くわたし」を育んだ80年代のニューヨークへ! 30年前、混沌のニューヨークに渡り、カメラを手に街へ、世界へと歩きだした。ジャンルを超えて活躍する著者が、写真と言葉の回路を解き明かした重要な一冊。 ISBN:978-4-903545-88-2 | Published in October 2012
Illustrations and text by Chisa Fujioka
1,400JPY | 191 × 148 mm | 80 page | hardcover
洋菓子店・西光亭のお菓子箱でおなじみのりすたちと、その周りの小さな生き物たちが春夏秋冬それぞれの季節を楽しんでいるものを選び出し、ひとつひとつの絵に画家本人が書き下ろしで言葉を添えた絵本です。 ISBN:978-4-903545-85-1 | Published in September 2012 Out of Stock
Photographs by Hitoshi Fugo
4,500JPY | 260 × 300 mm | 116 page | hardcover
「FLYING FRYING PAN」の普後均が放つ新たなる名作。2010年度伊奈信男賞受賞作。 円形の貯水槽の上を舞台とし、日常的な世界とメタファーの世界とが交差しながら進行する。宇宙的な広がりを孕むモノクロ65点。 ISBN 978-4-903545-81-3 | Published in July 2012
せんだいメディアテーク機関誌第3号。 今日のつくり方 過去に戻るのでもなく、此処に留まるのでもなく、ただ漠然と何かを棚上げするかのように未来を描くのでもなく、いま、今日を、どうつくるのか。 ISBN: 978-4-903545-80-6 | Published in March 2012 | Out of Stock
Photographs by ERIC
3,000JPY | 257 × 210 mm | 128 page | softcover
エリック、待望の新作。中国・雲南の人々を撮る、圧巻のスナップ!! 雲南の「水かけ祭」や「泥塗り祭」をはじめ、老若男女さまざまな人が見せる赤裸々で自由な顔、顔、顔。「人間とは何か?」という問いににじり寄る、スナップ写真の極致。 ISBN : 978-4-903545-76-9 | Published in December 2011
Photographs by Harumichi Saito
3,000JPY | 285 × 220 mm | 140 page | softcover
「命は皆ひとりで生まれてひとりで消えてゆくから、ギリッとふんばり続けなきゃなんない孤高の存在。だから、命はいろんな形で寄り添うんだなということが少しわかった気がしています」(齋藤陽道) ISBN : 978-4-903545-75-2 | Published in November 2011 | Out of Stock
Photographs by Masashi Asada
2,600JPY | 242 × 210 mm | 88 page | softcover
大ヒット写真集『浅田家』の待望の続編!浅田家の4人家族が、兄の結婚により5人となり、さらに赤ちゃんが誕生して6人になった。新しい家族が増え、新しい命が生まれ、新しい生活、新しい写真へとつながっていくことを 『NEW LIFE』は、家族アルバムのかたちで表現する。 ISBN : 978-4-903545-57-8 | Published in April 2010
Photographs and essays by Lieko Shiga
6,300JPY | 232 × 270 mm | 120 page | saddle stitch
『CANARY』収載の全点について、作家自らが撮影を振り返り、テキストを記した。それぞれの写真のなかで何が起こったか、何故そうなったかを検証し、その深層に帯びていた物語を異なるメディアである言葉によって紡ぎだす営みは、新たなイメージへとつながる。 ISBN: 978-4-903545-48-6 | Published in October 2009| Out of stock
Photographs by Kazuhiko Washio
2,800JPY | 257 × 184 mm | 96 page | softcover
東京都台東区、かつて「山谷」と呼ばれ日雇い労働者の町として知られていたこのエリアにある外国人旅行者専用の簡易宿。鷲尾和彦は、この一軒の宿へやって来るバックパッカーたちのポートレートを5年間にわたり撮影した。 ISBN: 978-4-903545-52-3 | Published in December 2009
Photographs by Miki Jo
3,000JPY | 255 × 162 mm | 92 page | saddle stitch
2006年に写真集『SEX』で鮮烈なデビューを遂げた徐美姫、待望の第2作。国籍のある韓国を初めて旅し、さまざまな光景と出会い別れてゆく道行きは、鋭くも豊かなスナップとして刻まれた。妊娠、出産のセルフポートレートも客観の輝きに満ちている。
ISBN : 978-4-903545-47-9 | Published in Decrmber 2009
Photographs by Cozue Takagi
4,300JPY | 363 × 252 mm | 56 page | softcover
『MID』は「生まれる」と「死ぬ」の"間"。すべてであり同時に空白とも捉えられるその"間"に、風景や動物、人が黒い舞台に立ち現れるように映し出される。そこにある無数の生と死の鋭さ、同時に別の時空につながっていく感覚は、ストレートフォトを超えたストレートと呼べるものだ。 ISBN : 978-4-903545-49-3 | Published in November 2009| Out of Stock
Photographs by Cozue Takagi
1,800JPY | 160 × 154 mm | 124 page | special binding
オリジナルの一対の作品からディテールを取り出し組み合わせた作品を展開している。解体され抽出され変容していくエネルギーは、白熱するマトリックスを思わせ、命が生まれては土に還りまた生まれるという流れを表現したものとなっている。 ISBN : 978-4-903545-50-9 | Published in November 2009 | Out of stock
Photographs by Naoki Tsuruta
3,500JPY | 227 × 295 mm | 92 page | hardcover
写真家・鶴田直樹が捉えた、日本で最も美しい女性たちとの濃密な時間。
卓越したライティングと、女優たちのプライベート感覚あふれる表情が織りなす空間は、官能的な魅力を放つ。セレブリティ写真の新次元。 ISBN: 978-4-903545-51-6 | Published in December 2009 | Out of stock
Photographs by Shinryo Saeki
3,000JPY | 224 × 276 mm | 100 page | hardcover
2001年度第23回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞などで知られる佐伯慎亮の初写真集。 佐伯のまなざしは日常のあらゆる場面に対して静かに、等価に向けられ、その写真にはこの世の喜びや愛や驚きや悲しみ全てが写り込んでいる。
ISBN: 978-4-903545-46-2 | Published in September 2009
Edited by Ryuichi Kaneko, Ivan Vartanian
3,800JPY | 232 × 306 mm | 192 page | softcover
日本の写真集黄金期('60~70年代)につくられた歴史的に重要な写真集から、希少本や私家版など含めて多種多様な60作に及ぶ写真集を選りすぐって収録。それぞれの本の詳細な解説と制作の経緯や裏話など貴重なデータも記載した必読の一冊。 ISBN : 978-4-903545-44-8 | Published in November 2009
"日本のスティーグリッツ"とも評される野島康三の現存しているヴィンテージプリントの約半数にあたる119点の作品を網羅し、高度な印刷技術で古典的印画技法の色、トーン、質感を忠実に再現。野島研究の第一人者である渋谷区立松濤美術館の光田由里氏による書き下ろしの作家論も収録した珠玉の一冊。 ISBN : 978-4-903545-43-1 | Published in July 2009
Works by Teppei Kaneuji
2,400JPY | 210 × 298 mm | 146 page | softcover
「金氏はそれらの日常生活で出会うような、特別ではないモノたちを使って作品を作る。それらのモノたちは金氏によって定められたルールで積み上げられたり張り合わされたりして、それぞれがもともと持っていた意味や役割は無かされていく。 」(読売新聞2009年4月2日書評より) ISBN : 978-4-903545-41-7 | Published in March 2009
Photographs by Naoki Ishikawa
8,000JPY | 185 × 245 mm | 576 page | softcover
「こうした建築物は当然ながら過去の遺物でも貧しさの産物でもなく、実は来るべき未来を切り開く先端に在るのではないか。それがこれらの写真を撮り続けてきた自分自身の率直な思いであり、一点一点の写真に込めた希望でもある。」(石川直樹) ISBN : 978-4-903545-39-4 | Published in December 2008
Photographs by Yuhki Touyama
3,300JPY | 297 × 180 mm | 112 page | hardcover
「目の前に起きている喜びや悲しみ、生や死を直視できず、ファインダー越しに写した私の記憶は全て、写真で構成されていくようになっていた。曖昧な記憶と現実を認める行為であり、息が吸える唯一の方法であったのかもしれない。」(頭山ゆう紀) ISBN : 978-4-903545-37-0 | Published in November 2008
Photographs by Nao Tsuda
5,000JPY | 374 × 297 mm | 64 page | hardcover
「世界を透明に見通すには、目を瞑ることを恐れてはならない。世界は透明な帯で保たれているのだ。すなわち風の河。その結び目に高峰や大河があり、目には映らない日さえある。だから僕たちは、透明な帯の端を決して手放してはならない。」(津田直) ISBN : 978-4-903545-36-3 | Published in November 2008 | Out of stock
Works by Koki Tanaka
2,300JPY | 208 × 297 mm | 22 page | hardcover
『映像やインスタレーションを中心に、さまざまなリアルを表出させてきた田中功起。 そんな世界で注目される作家が自身初めて挑んだ、 初なのに、取り返しのつかない絵画作品集。」(「STUDIO VOIDE」2008年3月号の書評より) ISBN : 978-4-903545-32-5 | Published in August 2008 |Out of stock
Photographs by Jiro Takamatsu
2,800JPY | 208 × 167 mm | 108 page | softcover
メッセージ性や隠喩を排した状態の、光と影のムラに過ぎない写真は、作品として自立し、芸術として成立するかという試み。写真に備わる即物性とその特質によって生み出される芸術の可能性を問う。 ISBN : 978-4-903545-31-8 | Published in August 2008 | Out of stock
Photographs by ARIKO
3,300JPY | 208 × 225 mm | 80 page | hardcover
5年にわたるアイスランドでの撮影から生まれた、ARIKO初の写真集。 水をたたえ、湯気に包まれたアイスランドの大地。ふりそそぐ光のもと、人も動物も自然も共生する。地球という惑星の、記憶の中の風景に出会う、果てしない一瞬。 ISBN : 978-4-903545-27-1 | Published in August 2008 | Out of stock
Photographs by Masashi Asada
2,600JPY | 257 × 182 mm | 106 page | softcover
「浅田家の記念写真は、みんなで休みを合わせて、場所を借りたり、服を決めたり、シーンをみんなで考えたりして写真を撮ります。それは自ら記念をつくっていく記念写真です。待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じてつくりあげていく。」(本文より) ISBN : 978-4-903545-26-4 | Published in July 2008
Photographs by Hanayo
3,800JPY | 233 × 315 mm | 86 page | hardcover
ベルリン在住のアーティスト・花代の5年ぶりの写真集。 壊れかけのカメラ、甘いピント、転んでしまった色......偶発性はそのまま写し留められ、白昼夢のような表層の奥には、イメージの純粋な強度が潜む。 ISBN : 978-4-903545-25-7 | Published in January 2008
Photographs by Atsushi Okada
2,800JPY | 245 × 210 mm | 88 page | softcover
現在日本には、自傷行為をしている若者が100万人はいるのではないかといわれている。 本作品は、写真家岡田敦が、日本全国の若者約50人を撮影した作品集であり、 彼らの多くは、自傷行為を繰り返している。 ISBN : 978-4-903545-14-1 | Published in July 2007|Out of stock
Photographs by Maki Miyashita
2,800JPY | 182 × 257 mm | 100 page | softcover
「小説家嶽本野ばらを撮り続けて三年という月日が流れた。その間ずっと私は虚構の世界にいたような感覚だった。しかしこの世界こそが彼にとっての現実であり、そこで生きる姿は今にも消えてしまいそうに儚く、孤独で、そして見事なまでに美しかった。」(「short hope」に寄せて 宮下マキ) ISBN : 978-4-903545-13-4 | Published in May 2007 | Out of stock
Photographs by Miyako Ishiuchi
3,800JPY | 212 × 280 mm | 90 page | hardcover
「傷つくことでしか生きていけないとしたら、皮膚の上にあるキズアトは生きている証拠そのものであるけれど、女性のからだにのこる傷は重い時間のカタチとしてある。」 (あとがき「キズアトの女神たち」石内都 より) ISBN : 978-4-903545-12-7 | Published in May 2007 | Out of stock
Haikus by Hanako Eto
1,500JPY | 131 × 187 mm | 92 page | softcover
2007年に京都の大学を卒業した若手作家による、初めての句集。
「田水沸く」(夏)、「空の裏」(秋)、「マスクして」(冬)、「春鹿」(春) の順に展開される四季の句は、季語を新鮮に生かしつつ、思い切りのよい把握と身体感覚を見せる。随所にのぞく、キャンパスの風景や故郷青森への思慕も等身大で印象的。 ISBN: 978-4-903545-11-0 | Published in March 2007 | Out of stock
Photographs by Seiichi Furuya
2,800JPY | 174 × 240 mm | 92 page | softcover
自ら命を絶った妻クリスティーネの行方のないまなざしと向き合い続ける古屋誠一。その行為は過去から未来へ流れゆく時間の中に死者を招き入れ、過去と新たに出会い直しながら、安定した現在の時間を脱臼させていく。 ISBN : 978-4-903545-10-3 | Published in March 2007 | Out of stock
Works by O JUN
2,800JPY | 182 × 257 mm | 112 page | softcover
待望のO JUN初作品集。単に代表作を並べるのではなく、言葉と展開で「想像すること」「描くこと」を見せる画期的な本。彼の絵には強い自己主張も特別な説明もつけられているわけではなく、観る観客に自分たちの頭の中で自由勝手に想像する楽しみの余地を残しています。 ISBN : 978-4-903545-09-7 | Published in February 2007 | Out of stock
Works by Hitoshi Nomura
4,200JPY | 182 × 257 mm | 144 page | softcover(incl. CD)
常に「時間」と「空間」を見つめ続けてきた現代美術作家、野村仁(のむら・ひとし)。 1968年~2006年の最新作『宇宙樹'06』にいたる代表的な作品を見開きごとに取り上げ、コンセプトや制作エピソード等、豊富なテキストでそれを解説する。 ISBN : 978-4-903545-05-9 | Published in October 2006
Drawings and Poetries by Leiko Ikemura
2,300JPY | 182 × 257 mm | 56 page | hardcover
現代作家イケムラレイコは、自他をこえた記憶の深みからわきあがる、存在の根源的なかたちを、少女のような、有機体のような姿であらわします。 水平線を眺めて育った少女は生まれながら自身の芯の声を内から外に、外から内に響かせる方法を本能的に身に付けていった。誰にも教わることなく。 ISBN : 978-4-903545-04-2 | Published in September 2006
Photographs by Seiichi Furuya
4,300JPY | 228 × 193 mm | 312 page | softcover
写真家・古屋誠一、日本では実に9年ぶりとなる待望の新刊。1978年に結婚し85年に自ら命を絶った妻、クリスティーネの遺した手記が初めて読み解かれ
た。追憶の中でいつも行き着く83年、その1年間に撮影された古屋の写真とクリスティーネの手記が、厳然とした時系列に沿い緊張感をもって展開される。 ISBN : 978-4-903545-03-5 | Published in October 2006
Photographs by Tomoko Sawada
2,500JPY | 200 × 200 mm | 56 page | hardcover
様々な人に扮したセルフポートレイトを撮り続ける写真家・澤田知子は、2004年に木村伊兵衛賞とICP Infinity Award for Young Photographerをダブル受賞し、内外での活躍がいよいよ目覚しい。 「澤田知子さん似のキャバクラ嬢50名。ぼく好きです。ぼく愛せます。癒されます。元気が出ます。全員指名します」(帯文:篠山紀信) ISBN : 978-4-903545-02-8 | Published in July 2006
Photographs by Miki Jo
4,000JPY | 303 × 402 mm | 48 page | hardcover
『SEX』は徐美姫(じょう・みき)の第一作目の写真集です。ロバート・フランクをして「wonderful」と感嘆させたこのシリーズは、波や水の動きを見つめたモノクロの作品21点から構成されています。それは徐の30年の生の流れそのものであり、セルフヌードともいえる生身の強さに満ちています。 ISBN : 978-4-903545-01-1 | Published in June 2006 | Out of stock
Calligraphies by Kasetsu
2,300JPY | 137 × 221 mm | 120 page | hardcover
華雪(Kasetsu)はこれまで、作品としての字と普段書かれた字の境界はどこにあるのか、字が芸術、実用にかかわらず魅力を持ちうるのは何に拠るのかを探りながら、制作を続けてきました。本書は、華雪にとって初めての書の作品集であると同時に、自分が書いている場所、そして書の棲処とは何処なのかを問い直した一冊と言えます。写真は写真家・志賀理江子による撮り下ろし。 ISBN : 978-4-903545-00-8 | Published in June 2006
This publication 《SASUKE》is dedicated to Masahisa Fukase's emblematic series on his two cats: Sasuke and Momoe, combining unpublished and iconic images.
World famous Japanese photographer, notably known for his cult book The Solitude of Ravens (1986), Masahisa Fukase turns in 1977 his lens towards his new companion: his cat Sasuke. Surrounded by felines since his childhood, Fukase decides with the arrival of this new kitten to make him a photographic subject in his own right. He takes it everywhere with him and, in a long-term almost experimental form, explores a new practice: "That year I took a lot of pictures crawling on my stomach to be at eye level of a cat and, in a way, that made me a cat. It was a job full of joy, taking these photos playing with what I liked, in accordance with the changes of nature." Taking advantage of this model full of life, Fukase created as usual an extraordinary photograph in its technical and visual inventiveness.
One day, Sasuke disappears and the Fukase sticks hundreds of small posters (as featured on the cover of the book) in his neighborhood. After that, he welcomes a second cat, nicknamed Momoe, who will also enter the frame: "I didn't want to photograph the most beautiful cats in the world but rather capture their charm in my lens, while reflecting me in their pupils. You could rightly say that this collection is actually a «self-portrait» for which I took the form of Sasuke and Momoe." The book is divided in 4 chapters, organizing the chronology of Fukase's life with his cats and, as often in his work, showing a form of projection of the photographer into his subject. The cat, a faithful companion who never leaves him, takes the place of his wife, eternal heartache, also represented by the iconic fleeing crows.
His cats have been the subject of several books in his lifetime and Tomo Kosuga has dug into the photographer's archives to conceive this ultimate book as the achievement of a series of publications devoted to his cats.
This book closes the series of publications devoted to his cats.
Special gifts for the first customers
先着ご購入者さまに、特典トートバッグをお付けして、写真集『サスケ』をお届け致します。
(先着700枚限定、無くなり次第終了とさせて頂きます。サイズ:H37cm × W30cm)
→予定枚数に達したため、配布を終了致しました。
This service is no longer offered as the planned number has been reached.
Artist Information
深瀬昌久 (Masahisa Fukase)
1934年、北海道中川郡美深町に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業。日本デザインセンターや河出書房新社などの勤務を経て、1968年に独立。1974年、アメリカ・MoMAで開催された歴史的な日本写真の展覧会「New Japanese Photography」への出展を皮切りに、これまで世界各国の展覧会に出展多数。1992年、不慮の事故で脳障害を負い、20年間の闘病の末、2012年没。享年78。代表作「鴉」は日本写真の金字塔として世界的に高い評価を得ている。没後に創設された深瀬昌久アーカイブスの働きにより、2017年には仏・アルル国際写真祭にて没後初の大回顧展「l'incurable égoïste」を開催。2018年、京都のKYOTOGRAPHIE にて国内初の回顧展「遊戯」を開催。また同年、蘭・Foamにて美術館初となる回顧展「Private Scenes」を開催。その開催に合わせて、深瀬がその生涯をかけて制作した作品群を編さんした写真集「Masahisa Fukase」(赤々舎より日本語版、Editions Xavier Barralより英語版及び仏語版)が刊行された。masahisafukase.com