Books

9784865410723.jpg

 春木麻衣子『_etc.』
    space01.jpg
  Book Design:秋山伸

  発行:赤々舎

  Size: H284mm × W220 mm
  Page:88 pages
  Binding:Softcover

  Published in October 2017
  ISBN
978-4-86541-072-3


¥ 5,000+tax 

国内送料無料!

【国内/Domestic Shipping】 

お支払い方法は、銀行振込、郵便振替、
クレジットカード支払い、PayPal、PayPay よりお選び頂けます。

【海外/International Shipping】
Please choose your area from the two below
      





About Book


6年ぶり、4冊目となる春木麻衣子 写真集「_etc.」(エトセトラ)。


私たちが三次元の事象を二次元で「みよう」とする行為に迫る〈みることの展開図〉、
街を行き交う人々の姿に、瞬きをしてしまったような黒いスリットが差し挟まった〈view for a moment〉、
アイルランドの風景と東京の天体博物館の風景がフィルム上で重なる〈vision|noisiv〉、
の3つのシリーズ から本書は構成されています。

精緻に配された写真たちは、しかし同時に、偶発性や気配の中にもイメージを立ち上がらせ、めくられるページとともに、時空や見る行為を問うコンセプトを越え、根源的に展開していきます。
内と外が入れ子にもなりながら、見ることの宇宙と刹那が交錯する一冊。






Artist Information 



春木 麻衣子 (Maiko Haruki)  

1974年茨城県生まれ。95年Londonへ留学、97年に玉川大学文学部芸術学科卒業。99年以降、「伍」(大宰府天満宮、福岡)、「六本木クロッシング2007 未来への脈動」(森美術館 東京)、「内なる宇宙 高橋コレクション展」(パリ日本文化会館、パリ)等、多数の個展やグループ展に参加。第31回写真の町東川賞受賞。



Maiko Haruki


1974 Born in Ibaraki, Japan
Lives and works in Tokyo, Japan


Education

1993-97 Tamagawa University (BA), JP
1995-96 Goldsmiths College, University of London (Exchange Program), UK


Awards

2015 Higashikawa Award : The New Photographer Award 2015
2008 Jury's prize Jury: Toyo Ito (architect)
ROPPONGI CROSSING 2007: FUTURE BEATS IN JAPANESE CONTEMPORARY ART, Mori Art Museum, Tokyo, JP


Selected Exhibitions

2017 vision | noisiv, TARO NASU, Tokyo, JP
2015 COSMOS/INTIME - Collection Takahashi, Maison de la culture du Japon a Paris, Paris, FR
2015 Higashikawa Award Winners Exhibition 2015, Higashikawa Bunka Gallery, Hokkaido, JP
2015 MAIKO HARUKI, YURIE NAGASHIMA AND GO WATANABE, Longhouse Projects project room, New York, US
2014 A certain composition of eyes, TARO NASU, Tokyo, JP
2012 to fill with, Galleria Carla Sozzani, Milano, IT
2011 view for a moment, TARO NASU, Tokyo, JP
2011 photographs, whatever they are , 1223 GENDAIKAIGA, Tokyo, JP 
2010 possibility in portraiture, TARO NASU, Tokyo, JP
2007 unify, Dazaifu Tenmangu, Fukuoka, JP
2007 ROPPONGI CROSSING2007: FUTURE BEATS IN JAPANESE CONTEMPORARY ART, Mori Art Museum, Tokyo, JP
2006 , NADiff, Tokyo, JP
2005 yell, TARO NASU GALLERY, Tokyo, JP
2004 rain, TARO NASU GALLERY, Tokyo, JP
2003 HIROMI YOSHII+Gallery Koyanagi Viewing Room, Tokyo, JP


Public collections

Mori Art Museum, Tokyo, JP
Dazaifu Tenmangu, Fukuoka, JP
Takamatsu City Museum of Art, Kagawa, JP
Fondazione Cassa di Risparmio di Modena, Modena, IT amana photo collection, Tokyo, JP
Tokyo Metropolitan Museum of Photography, Tokyo, JP Higashikawa Town, Hokkaido, JP











bk-ken.jpg
Ken NAKAZAWA
中沢 研 作品集
5,300円+税|280×220mm|布張り上製本|160ページ
装丁:葛西薫、増田豊
テキスト:星野太
写真:今井智己、高橋健治
Ken NAKAZAWA
Works by Ken Nakazawa
5,300 JPY|160pages|hardcover
Art Direction : Kaoru Kasai、Yutaka Masuda
Text:Futoshi Hoshino
Photographs:Tomoki Imai、Kenji Takahashi
ISBN:978-4-86541-069-3
Published in Octobert 2017.

(国内のお客様/Domestic Shipping/送料無料
             *お支払い方法は、代金引換、銀行振込、郵便振替、クレジットカード支払い、PayPal よりお選び頂けます。


(海外のお客様/International Shipping/Please choose your area from the two below)


About Book 



中沢研、待望の初作品集 

 
中沢研は、針金やテグスなど視覚的ヴォリュームが希薄な素材を用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家として、国内外で高い評価を得ています。
本書には中沢が2012年から2017年までに発表したインスタレーション作品「4列」「30組」「縦」「足」「壁」の5作品を収録。
「もの派」とも比較言及されることがある中沢がつくる形は、しかし観る者にさまざまなイメージを想起させ、私たちはその「場」を体感することによって、作家からの問いに対する自らの答えを空間に見いだすことができます。 空間との関係性や視覚の奥行きを顕わす写真と、ミニマルにして展開力に富んだデザインにより、中沢の作品世界を十全に表現する本書にご期待ください。

Book Previews

ken-11.jpg

ken-12.jpg

ken-1.jpg

ken-2.jpg

ken-3.jpg

ken-4.jpg

ken-5.jpg


Artist Information


中沢研|Ken Nakazawa
 
1970年 東京都生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。主な展覧会に、「中沢研展」( アンドーギャラリー 2008~10、2012、13、2015~17) 、「MOT アニュアル1999 ひそやかなラディカリズム」(東京都現代美術館) 、「横浜トリエンナーレ2001」(パシフィコ横浜) 等の他、「第7回釜山ビエンナーレ」(釜山文化センター、韓国) 、「on paper」(ギャラリー・アイゲン+アート ラボ、ドイツ) など、国内外で高い評価を得ている。

-->
bk-hirakin_cover.jpgもう一つのものづくり-LIVE WITH RECYCLING-
平林金属写真集
2,500円+税|A4変型|並製本|176ページ
企画・構成・文:水原晶代(株式会社WACT)
デザイン:FARMS DES STORE
写真:百々武
制作:team wact
LIVE WITH RECYCLING
2,500 JPY|176pages|softcover
Photographs: Takeshi Dodo
ISBN:978-4-86541-074-7
Published in October 2017.


(国内のお客様/Domestic Shipping/送料無料
             お支払い方法は、PayPal、PayPay、Paidy、銀行振込、郵便振替、クレジットカード支払いよりお選び頂けます。


(海外のお客様/International Shipping/Please choose your area from the two below)


About Book 


「釘一本見逃さない」

廃棄されたモノを純度100%に近い資源に再生する、地方中小企業の仕事魂。


廃棄物がリサイクルされる現場は、たいがい高い塀に囲われていて、私たちには見えない。

種々雑多にして大量に廃棄されたモノを、機械と人とが徹底的に分解し、選別し、加工して、限りなく純度100%の資源に近づけていくーーそれは「処理」を超えた、「もう一つのものづくり」の現場だった。

今回、写真家 百々武のカメラが、日本の資源リサイクル業を先導する平林金属株式会社(本社 岡山市)の工場内に踏み込んだ。壮大で、緻密で、アーティスティックで、泥臭い、稀有な光景が繰り広げられていた。

製品を製造・流通・販売する産業を「動脈産業」と呼ぶのに対し、廃棄物を加工し、原料として再生する産業を「静脈産業」と呼ぶ。レンズが捉えたどの一枚にも、静脈産業の矜持、循環型社会を支える自負が潜んでいる。


「洗濯機は洗濯機に。冷蔵庫は冷蔵庫に。元通り再生できるレベルに到達したい。だから理想はずっと先にあるんです。できない理由に逃げず、できる方法を語り合うのが楽しい。父親として娘に誇れる仕事にしたい」(社員のインタビューより)



ヒラキン(平林金属株式会社)とは?

昭和31 年に平林久一氏が個人創業した、岡山県にある、家電及び金属・非金属リサイクル事業会社。

質の高いその資源再生事業は、もう一つのものづくりと言われ、現在は300 名のスタッフを抱える。

2016 年グッドデザイン賞、 第4回 グッドライフアワード実行委員会特別賞。


Book Previews 

hirakin-1.jpg

hirakin_11.jpg

hirakin-3.jpg

hirakin_12.jpg


hirakin_13.jpg

hirakin-4.jpg
hirakin-5.jpg


Artist Information 

百々武|Takeshi Dodo


ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業。ZIGEN氏に師事。現在 ビジュアルアーツ専門学校・大阪講師。 パブリックコレクション:東京都写真美術館 清里フォトアートミュージアム。写真集に『島の力』(2009年)がある。


Top of Page
bk-Errance_cover.jpg
さすらい
レイモン・ドゥパルドン
2,000円+税|B6判|並製本|200ページ
アートディレクション:大西正一
Errance
Photographs and Text by Raymond Depardon
2,000 JPY|200pages|softcover
Art Direction : Masakazu Onishi

ISBN:978-4-86541-071-6
Published in August 2017.


(国内のお客様/Domestic Shipping/送料無料
             *お支払い方法は、代金引換、銀行振込、郵便振替、クレジットカード支払い、PayPal よりお選び頂けます。


(海外のお客様/International Shipping/Please choose your area from the two below)


About Book 


フランスを代表する国民的写真家、レイモン・ドゥパルドンの代表作 


フランス本国で5万6千部の売り上げを記録した『ERRANCE』の日本語版である本書は、見開き左右1ページずつに写真とエッセイが並置され、タイトルでもある"さすらい"とは?をめぐる内容となっている。報道写真家として世界的に名を馳せる作家が、その枠組にある写真の撮り方や制約から解放され、自己や現在と向き合う、先の見えない旅にもその足取りは重なる。 写真と言葉の独特の構成、関係性。東京で撮られた写真も原著同様に10枚ほど収録されている。 


 さすらい ─ 明白でもあり、曖昧でもある言葉 ─ は、通常は運動、とりわけ歩行や、錯乱の観念、さらには自己喪失と関連づけられる。 しかしながら、さすらいの核心にあるのは、まさしく「なんとか折り合いのつけられる場所」という問題にほかならない。(本文より)

Book Previews

sasurai11.jpg

errance-2.jpg

errance-3.jpg

errance-4.jpg



Artist Information

レイモン・ドゥパルドン|Raymond Depardon 
 
1942年 フランス・ヴィルフランシュ=シュル=ソーヌ生まれの写真家・映画監督・ジャーナリスト。パリで写真家のアシスタントからはじめ、フリーカメラマンとしてアルジェリア戦争、東京オリンピック、プラハの春など、世界中で撮影を行う。 1966年に数人の写真家と共に写真通信社Gammaを設立。73年アメリカ海外記者クラブとライフ社が創設したロバート・キャパ賞を受賞。79年からマグナム・フォトの会員となる。2000年ナダール賞受賞、06年アルル国際写真祭の芸術監督就任。カルティエ現代美術館等に作品が収蔵されている。1963年から映画製作にも乗り出し、山形国際ドキュメンタリー映画祭、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などで公式上映され、高い評価を得ている。 
bk-akaana-02.jpg
赤穴
アントワーヌ・ダガタ写真集
8,000円+税|220mm×291mm|上製本|272ページ
デザイン:町口景
AKA ANA
Photographs by Antoine d'Agata
8,000 JPY|272pages|hardcover
Art Direction : Hikari Machiguchi
ISBN:978-4-86541-070-9
Published in August 2017.

(国内のお客様/Domestic Shipping/送料無料
             *お支払い方法は、代金引換、銀行振込、郵便振替、クレジットカード支払い、PayPal よりお選び頂けます。


(海外のお客様/International Shipping/Please choose your area from the two below)



About Book 

芸術の亡きがらのうえに人生を表現する。
世界で最も注目される写真家 アントワーヌ・ダガタ、極限を超える最新作。


前作『抗体』がたちまち完売となったダガタの、待望の新作シリーズ。
日本との関わりが生み出した本書「赤穴」は、数年間をかけて制作された。
性器や日の丸のイメージを湛え、「私は穴なのよ」と呟いた日本人女性との関係に全編が貫かれている。
人間の存在を形づくる狂気や暴力。絶望的な追求。「撮る」とは常に限りなく、遠くへ、遠くへ、失敗を宿命づけられた試みー。
イマージュと言葉、どちらかがどちらかを超えながら、先へ先へと進んでいく。そこには、人生と写真との不純な関係、写真と被写体との公平ではない関係も激しく浮き彫りにされていく。
写真はアメーバのように増殖し、100通を超えるメールは海となる。
悲劇的な状況にいる女性たち。本質としての力強さ、美しさ。常識を逸脱する哲学と詩。ダガタの最高傑作。


Book Previews

SimpleViewer requires JavaScript and the Flash Player. Get Flash

Artist Information

アントワーヌ・ダガタ|Antoine d'Agata

1961年マルセイユ生まれ。
1980年頃から10年間ヨーロッパ、中米、アメリカなど世界各地を放浪。
1990年ニューヨークのICP(国際写真センター)で写真を学ぶ。
生活のため93年から数年写真から離れるが、その後活動を再開し、取材のほか、写真展の開催や多数写真集を出版する。
1999年パリで"Vu"に参加。2001年にはニエプス賞受賞。2004年、『Insomnia』(不眠症)で第20回東川賞・海外作家賞を受賞。
写真集に、『Mala Noche』(不貞な夜)(1998年)、『Home Town』(2001)、『Insomnia』(不眠症)(2003)、『Vortex』(渦)(2003)、『Stigma』(2004)、『Psychogeographie』(2005)、『Fukushima』(2015)などがある。
2014年、"Anticorps"の日本語版『抗体』が出版され、同展覧会が東京のアツコバルーにて開催。2015年、MEM(東京)にて「Aitho」開催。
2004年マグナムに参画、2008年より正会員。


<< Previouse 2021222324252627282930