齋藤陽道『感動、』


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 齋藤陽道『感動、』
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  Book Design:寄藤文平
  
  発行:赤々舎

  Size: H220mm × W285mm
  Page:140 pages (121 images)
  Binding:Hardcover


  Published in December 2019 
  ISBN:978-4-86541-104-1

¥ 4,000+tax 

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About Book


重版出来!前作『感動』からの歳月を経て、待望の続編となる一冊。 深化する感動


前作『感動』(2011年)の、待望の続編として2019年12月に刊行された齋藤陽道の写真集『感動、』がこのたび重版となりました!


「感動」とは何か── 言葉をあてがうことを避けた豊かな沈黙の中で、わからなさと真向かいながら、写真を撮りつづけてきた齋藤陽道の写真作品121点が本写真集には収録されています。
今、ここに生きて在る、その存在どうしが交差する瞬間。未知の存在と、世界と、自分。これらを貫いて、なお繋ぎなおすことができるもの。「感動」こそが、写真として、人としてのすべての起点であり、ないがしろにはできないものであることを直感してきたのです。

「逃れえないこの身体、この国、この時代。ここから動けない。それでも進んでいく。進んでいる。どこへ。内側の奥へ。底へ。底へ。外見上では何も変わらないようでいても、その裡では、生老病死に染まりながら、諦めても諦めきれず、それでもなんでかあの果てへと深化していくものがある。」


写真集『感動、』は、時間の中を呼吸しながら、深化の力を信じ、その現象を一冊として体現しています。
水滴が石を穿つように、ひとりずつの内側にある「深化するもの」。今はもういないものたちも存在する、その軽やかな重み。見え難い、それでもなお、何ひとつ終わっていない未来を望もうとする願いが、ささやかな「、」には込められています。
『感動、』が引き続き多くの方の手に受け継がれますよう、何卒よろしくお願い致します。



Kando、

Harumichi Saito


Harumichi Saito' s long-awaited sequel, eight years after the previous work "Kando". His photos overflow with light and clarity, as he draws a dignity and radiance out of his subjects, which are not limited just to people: he also photographs animals and landscapes. As a photographer, Saito's distinguishing feature is the way he faces his subject directly, which allows the viewer to experience the pure beauty of his photographs. As a deaf photographer,His works express a living, breathing world beyond all classifications or boundaries. "Kando," (Japanese for "deeply moving" ) collects moments from life both extraordinary and everyday, taken with an appreciation for momentary beauty and the remarkable talent to let each single image breathe and tell its own little story. Saito photographs waterdrops on flower petals with as much devotion as he captures a newborn staring at glistening sunbeams. The moment when the beings that live here are crossing each other. The unknown existence, the world, and myself. It is the masterpiece photobook "Kando、" which things that can penetrate them and be reconnected.






Special gifts for the first customers 


重版を記念し、小社HPより重版分をご購入の先着100名さまに、サイン本をお届け致します。無くなり次第終了とさせて頂きます。

Signed copie will be given away as a Special gifts for the first customers.The offer will end while supplies last.


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Related Exhibiton


齋藤陽道 個展「絶対」


会期:2023年10月7日(土)〜10月29日(日)

時間:11:00〜19:00

会場:BAG-Brillia Art Gallery-「+1」(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル1F)

休館:月曜日  

※10月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)休館

入場無料


【イベント】

①10月7日(土)14:00〜作家在廊サイン会

②10月15日(日)13:00〜16:00  作家オンライン在廊
(会場PCのzoomを通じて、齋藤陽道さんとご交流頂けます。)

③10月29日(日)12:00〜19:00  最終日 作家在廊サイン会






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齋藤陽道 出展「シダレミュージアム」  


会期:2023年3月18日(土)〜2024年1月8日(月・祝) 

時間:10:00〜21:00(20:30 受付終了)

会場:自然体感展望台 六甲枝垂れ (六甲ガーデンテラス内)

入場:大人(中学生以上) 1,000円 / 小人(4歳〜小学生)500円/※3歳以下のお子様は無料


※会期中無休、ただし、2024年1月1日は休業

※11月24日(金)〜2024年1月8日(月・祝)は、以下のとおり短縮営業
平日:10:00〜18:00 (17:30 最終受付)
土日祝:10:00〜20:00(19:30 最終受付)


【出展アーティスト】 大垣ガク、大村雪乃、木村友美、Saigetsu、齋藤陽道、佐川好弘、杉山兄弟、Hirotaka Shirotsubaki、 伏見雅之、ミズグチグッチ、ヨコヤシマムラ



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©SHIDARE MUSEUM

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©SHIDARE MUSEUM




Artist Information 


齋藤陽道 (Harumichi Saito)


1983年、東京都生まれ。2020年から熊本県在住。東京都立石神井ろう学校卒業。
2010年、写真新世紀優秀賞。2014年、日本写真協会新人賞。2019年、『感動、』で木村伊兵衛写真賞最終候補。

主な著書に、『感動』『感動、』(赤々舎)、『宝箱』(ぴあ)、『写訳 春と修羅』『それでも それでも それでも』『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)、『声めぐり』(晶文社)、『異なり記念日』(医学書院、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)など。
主な展示に、「宝箱」 ワタリウム美術館、東京(2013)、「5Rooms ー感覚を開く5つの個展」 神奈川県民ホールギャラリー(2016)、「REBORN ART FESTIVAL」 旧旅行代理店、宮城(2017)、「土耳古の光」 オン・サンデーズ、東京(2018)、「感動、」 東京都人権プラザ(2019)、「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」東京都写真美術館(2019)、「絶対」 日本橋三越本店 本館6階 コンテンポラリーギャラリー(2020)、「存在。生。死。あわいの光。」 るんびにい美術館、花巻(2021)、「TOPコレクション セレンディピティ」 東京都写真美術館(2023)など。 
「熊本日日新聞」、「週刊金曜日」、「暮しの手帖」、「母の友」に連載を持つ他、2020年には齋藤陽道に密着したドキュメンタリー映画「うたのはじまり」が劇場公開、Eテレ「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきらぽん」の作詞を担当するなど、写真家、文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。





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