大竹昭子『迷走写真館へようこそ』

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 大竹昭子『迷走写真館へようこそ』
 写真を見るとはどんなこと?
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  Book Design:榊原健祐

  
  発行:赤々舎

  Size: H188mm × W128mm
  Page:168 pages
  Binding:Softcover


  Published in October 2023 
  ISBN
978-4-86541-175-1

¥ 1,800+tax 

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こちらの書籍の"赤々舎もう一冊"はりんご通信のみになります




About Book


見ることの可能性とともに、写真の根源が光りだす、かつてない写真エッセイ



独自の視点で、写真についての著作も話題を呼ぶ大竹昭子の最新刊。
「一枚の写真を見るとは、どんなことなんだろう?」── 36名の写真作品が飾られた「迷走写真館」を通して、見ることの可能性を自在に掘り下げます。
写真作品には作家名が付されておらず、写真そのものをつぶさに眺め、大いに想像し、言葉を紡ぎだす......写真はどこまでも視覚の、そして思索の探検へと誘ってくれます。

「撮り手から引き離されて野に放たれた写真が導き出す言葉の多様さ、奥深さ、こまやかさ。写真の真価をそこに求めてみたいのです。」(文中より)

36名の写真には、世界的に著名な作家の作品もいくつも含まれます。巻末の作家略歴で照らし合わせると、写真家への新たな視座ももたらされるでしょう。

 

<迷走写真館 出展 ・・ 作家> 

荒木経惟、 池本喜巳、 井津建郎、井上孝治、 猪瀬光、 植田正治、 小栗昌子、 尾仲浩二、小畑雄嗣、 川口和之、 鬼海弘雄、 菊池東太、 笹本恒子、 佐藤時啓、 沢渡朔、 須田一政、 武田花、 田中長徳、 土田ヒロミ、 中藤毅彦、 楢橋朝子、 西村多美子、 花代、 深瀬昌久、普後均、 宮嶋康彦、 村越としや、 元田敬三、 本橋成一、 本山周平、 森山大道、 山縣勉、 山田脩二、 ロベール・ドアノー、 渡辺克巳、 渡辺眸




Welcome to Meisou Shashin-kan

Akiko Otake


The new publication by Akiko Otake(written in Japanese only), known for her thought-provoking writings on photography from a unique perspective.

 "What does it mean to look at a photograph?" Through the "迷走写真館" featuring 36 photo works, she skillfully delves into the possibilities of seeing.

In these photographic works, the names of the artists are intentionally omitted. This allows the viewers to closely examine the photographs, vividly imagine, and weave words around them. Photography beckons us into an exploration of vision and contemplation, unbounded in its reach.

"The diversity, depth, and intricacy of words evoked by photographs set free from the hands of their creators in the wild--this is where I would like to seek the worth of photography." (Akiko Otake)

36 photographs, there are works by internationally renowned artists. referring to the brief artist biographies at the end of the book may offer new perspectives on these photographers.





Related Exhibitons & Events



『迷走写真館へようこそ』刊行記念イベント①

大竹昭子 × 吉田亮人(写真家


日程:2023年11月3日(金・祝)

時間:14:30〜16:00(開場14:00)

料金:1500円

会場: 恵文社 一乗寺店京都市左京区一乗寺払殿町10

定員:30名+(オンライン配信)

詳細・お申し込みはこちらから(恵文社さんnote)

WEB連載「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」第122回にて作品が取り上げられた吉田亮人さんをゲストにお迎えいたします。また、トークショーとあわせての特別企画として、大竹さんと吉田さんに、お客様が撮影したお写真を見て語っていただく、参加型企画も開催


同時開催:大竹昭子『迷走写真館へようこそ』刊行記念 選書フェア「写真を見るとはどんなこと?」(10月10日〜11月3日)

 





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『迷走写真館へようこそ』刊行記念イベント②

大竹昭子


日程:2023年11月4日(土)

時間:15:00〜16:30

料金:1000円

会場:PURPLE(京都市中京区式阿弥町122-1 3F

定員:30名(要予約)

詳細・お申し込みはこちらから(PURPLE WEB)

東京の2会場で同時開催された刊行記念展での新たな発見や収穫を、大竹昭子さんが作品を上映しながら、『迷走写真館へようこそ』と共にお話されます。


 





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『迷走写真館へようこそ』刊行記念展

「写真を見るとはどんなこと?※2会場同時開催


①会場: ときの忘れもの(東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS)

会期:2023年 9月29日(金)~10月7日(土)

時間:11:00〜19:00  ※日・月休み

ときの忘れものの出品作家(13名)
鬼海弘雄/小栗昌子普後均井津建郎元田敬三小畑雄嗣川口和之沢渡朔池本喜巳中藤毅彦村越としや本山周平猪瀬光




②会場: iwao gallery(東京都台東区蔵前2-1-27 2F


会期:2023年 9月29日(金)~10月7日(土)

時間:12:00〜19:00  ※日・月休み

iwao gallery出品作家(9名)
尾仲浩二/佐藤時啓土田ヒロミ楢橋朝子西村多美子花代宮嶋康彦森山大道山縣勉






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Artist Information 


大竹昭子 (Akiko Otake)


1950年東京生まれ。 文筆家。1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめ、 ジャンルを横断して執筆。著書に『図鑑少年』『間取りと妄想』『須賀敦子 の旅路』『いつもだれかが見ている』など多数。独自の視点で写真について執筆する機会も多い。 写真関係の著書に『眼の狩人』『彼らが写真を手にした切実さを』 『NY 1980』 『この写真がすごい』 『出来事と写真』(共著)など。個人で 随想と対談のシリーズ「カタリココ文庫」の出版もしている。