カナリア門
志賀理江子
『CANARY』収載の全点について、それぞれの写真のなかで何が起こったか
第33回木村伊兵衛写真賞受賞作『CANARY』収載の全点について、作家自らが撮影を振り返り、テキストを記した。それぞれの写真のなかで何が起こったか、何故そうなったかを検証し、その深層に帯びていた物語を異なるメディアである言葉によって紡ぎだす営みは、新たなイメージへとつながる。それぞれのページに貼り込まれたプリントは、作者により、プリントそのものに光をもう一度当てて撮られたものである。
Pick Up
ミルフイユ03
.11以降の私たちが新たな意思を見出すために、
地に足をつけたひとびとの新たな関係の発見と、
借りものではない生きた表現やメディアをつくりだしていく可能性を探る。 .....