「スライドショーイベント第2公演」
日時:2022年 9月3日(土) 17:00〜
会場:PURPLE(京都府京都市中京区式阿弥町122-1 3F)、およびオンライン
「PURPLE - スライドショーと本の納涼祭 -」のメインイベントとして開催される、スライドショーイベント。
写真家、写真、そして見るひととの間の新鮮な場を求めて、ときにオンライン中継も介し、計3公演、17名の写真家とともに、写真の回路を旅します。
北海道(2008)、東北(2011)、沖縄(2014)、台湾(2016)、韓国(2017)、美術館、映画館など、様々な国と場所で開催されてきたこの公演イベントは、写真集とも、展示とも異なる、ライブ感を持つものです。
この数年、移動やライブ公演が遠いてしまったかもしれないこそ、今回、会場にとどまらず、それぞれの場所にいる作家の現在性をオンラインで繋いでいく試みもし、写真の現在性、作家の声を、深く新鮮に、投げかけます。
写真に音、パフォーマンス、言葉を加え、目の前に現れるイメージを見つめ、体感し、それぞれの「生」に還していくこと。
出演する作家は、どの作家も本公演のために制作、または準備した作品を上映、公演します!
写真家の佇まいや、そこから生まれるはずの新しい写真を通しても、多くの方々と、一瞬一瞬に生まれる写真を共有したいと願います。
チケット、料金:
★「会場参加チケット」 1100円(税込)(各公演 定員25名 )
★「オンライン参加 チケット」 1100円(税込)
★「オンライン参加 3公演セットチケット」 2200円(税込)
※それぞれご購入頂いた公演回の、アーカイブ視聴が付きます。(11/3までの期限。会場参加チケットにも付きます。)
※「オンライン参加チケット」では、会場でご覧いただくことができません。会場でご覧になることをご希望の方は「会場参加チケット」をお求めください。
※セットチケットの販売は、「オンライン参加 3公演セットチケット」のみです。
「会場参加チケット」をお求め頂いたお客様で、他の公演回もご覧になられるお客様は、各回の「会場参加チケット 」をそれぞれご購入いただくか、別途「オンライン参加 3公演セットチケット」をご購入ください。(ともに合計3300円)
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第2公演タイムテーブル
藤岡亜弥「タイトル未定」
広島県生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業。2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後2012年までニューヨークに在住。現在広島県にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「my life as a dog」で日本大学芸術学部芸術学会奨励賞、「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード、「私は眠らない」で日本写真協会新人賞を受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。
大道兄弟「mix Juice」
1994年、双子として山梨県で生まれ、大阪で育つ。2人別々に19歳の時に写真をはじめる。
2人それぞれZINEを約40冊ずつ作り、2021年に兄弟名義で私家版写真集「My name is my name is...」を刊行。
2022年第2回ふげん社写真賞入選。
1979 年三重県生まれ。日本写真映像專門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開。10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舍刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々合刊)を発表し、個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催。2022年「だれかのベストアルバム」を水戸芸術館にて開催。
台湾出身。国立台湾師範大学西洋美術史修士終了。写真を表現方法として、周りの環境に関心を払い、移動の過程における瞬間的な状況を直感的に捉え、自身の感受を周りの人や事物に連結し呼応させている。写真的な再現を通して、ある状態がいかに転換され再解釈されるかを体験していく。2016年に連州国際写真祭「再凝望ー台湾現代写真の視野」に参加。2018年に天水写真ビエンナーレ、鳳甲美術館「隠された時間」に出品。2020年に台北国際影像芸術祭「Photo ONE」ポートフォリオレビュー最優秀作品を受賞。写真制作を続けながら、現在台北市内の高校で美術教師を務める。
写真家・小説家。2007年武蔵野美術大学映像学科卒業。
1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。2015年、第40回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞受賞。
山内悠「惑星、自然」
1977年、兵庫県生まれ。独学で写真をはじめ、 スタジオアシスタントを経て、制作活動を続ける。自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している。富士山七合目の山小屋で600日間暮らし、眼前の雲上の光景を撮り続けた《夜明け DAWN》(2010年-赤々舎)。その山小屋の主人に焦点をあて、自然に対する人間の内と外の対話を著した《雲の上に住む人》(2014年-静山舎)。モンゴル全土を巡り、出会ったそれぞれで相対的に形成される時間や空間から、 多元的な世界の構造を観た《惑星》(2020年-青幻舎)を発表している。現在は長野県八ヶ岳山中を拠点に制作を行い、国内外で個展やグループ展に参加。
浅田政志「あなたの一番○○な写真は?」(録画中継)
1979 年三重県生まれ。日本写真映像專門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開。10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舍刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々合刊)を発表し、個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催。2022年「だれかのベストアルバム」を水戸芸術館にて開催。
休 憩 ・ サ イ ン 会
李雅姸「魚がもし飛びたいならば」
台湾出身。国立台湾師範大学西洋美術史修士終了。写真を表現方法として、周りの環境に関心を払い、移動の過程における瞬間的な状況を直感的に捉え、自身の感受を周りの人や事物に連結し呼応させている。写真的な再現を通して、ある状態がいかに転換され再解釈されるかを体験していく。2016年に連州国際写真祭「再凝望ー台湾現代写真の視野」に参加。2018年に天水写真ビエンナーレ、鳳甲美術館「隠された時間」に出品。2020年に台北国際影像芸術祭「Photo ONE」ポートフォリオレビュー最優秀作品を受賞。写真制作を続けながら、現在台北市内の高校で美術教師を務める。
清水裕貴「岸」
写真家・小説家。2007年武蔵野美術大学映像学科卒業。
土地の歴史や伝承のリサーチをベースにして、写真と言葉を組み合わせて風景を表現している。
船橋に予約制ギャラリーtidepool429をオープン。
主な個展に「empty park」PGI。著作『ここは夜の水のほとり』(新潮社刊)、『花盛りの椅子』(集英社刊)。2022年、写真集刊行予定(赤々舎)。
石川竜一「zk」
石川竜一「zk」
1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。2015年、第40回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞受賞。
主な個展に「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄 2014)、「zkop」アツコバルー(東京 2014 )、「okinawan portraits」Place M(東京 2014)The Third Gallery Aya(大阪 2015 )、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ 2015)、「okinawan portraits 2012-2016」Art Gallery Artium(福岡 2016)、「考えたときには、もう目の前にはない」横浜市民ギャラリーあざみ野(2016)、「OUTREMER/群青」アツコバルー(東京 2017)、「いのちのうちがわ」SAI(東京 2021)。
森美術館、横浜美術館、兵庫県立美術館、「国際芸術祭 あいち2022」などグループ展参加多数。
写真集に『okinawan portraits 2010-2012』『絶景のポリフォニー』『adrenamix』『okinawan portraits 2012-2016』『いのちのうちがわ』(いずれも赤々舎)、『CAMP』(SLANT)。
山内悠「惑星、自然」
1977年、兵庫県生まれ。独学で写真をはじめ、 スタジオアシスタントを経て、制作活動を続ける。自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している。富士山七合目の山小屋で600日間暮らし、眼前の雲上の光景を撮り続けた《夜明け DAWN》(2010年-赤々舎)。その山小屋の主人に焦点をあて、自然に対する人間の内と外の対話を著した《雲の上に住む人》(2014年-静山舎)。モンゴル全土を巡り、出会ったそれぞれで相対的に形成される時間や空間から、 多元的な世界の構造を観た《惑星》(2020年-青幻舎)を発表している。現在は長野県八ヶ岳山中を拠点に制作を行い、国内外で個展やグループ展に参加。
終了 ・ サ イ ン 会