写真集『Soul Blue』(発行: silverbook、発売:赤々舎)の野村恵子さんが写真展「Soul Blue
-蒼の彼方へ-」を開催します。
会場はギャラリー ポエティック・スケープです。
『Soul
Blue』収録作品に、2012年11月にイギリスで撮影した新作数点を含む、全19点を展示する予定とのことです。
寒さが厳しい時期の開催となりますが、ぜひ足をお運びください。
野村恵子 展「Soul Blue -蒼の彼方へ-」 会期 2013年1月12日(土)~2月24日(日)
木~日 13:00-19:00
水曜日 16:00-22:00(ナイト営業)
月・火休廊
▶オープニング レセプション
2013年1月12日(土)17:30-20:00
会場 ギャラリーポエティック・スケープ
〒153-0061 東京都目黒区中目黒4-4-10 1F web: http://www.poetic-scape.com tel:03-6479-6927
▶クロストーク1:タカザワケンジ(写真評論家)×野村恵子
2013年1月19日(土)18:00-19:30
▶クロストーク2:石内都(写真家)×野村恵子
2013年2月16日(土)18:00-19:30
クロストークはいずれも要予約、定員20名(着席10名、立ち見10名)
参加費は1000円で1ドリンク付ですが、野村恵子プリント作品または写真集「Soul Blue」ご購入の方は無料とさせて頂きます。
申込はメール(front-desk@poetic-scape.com)にて
参加者の氏名、人数をお知らせ下さい。
©Keiko Nomura 消えていくいまを、そこに在ったはずの光を、 光の痕跡として記憶していたい、写真に残したいと衝動することは、
いまを生きている私の本能だ。
-野村恵子-
Posted at : 2013.01.09 13:20
12月25〜30日、広島市のgallery Gにて写真集『私は眠らない』の藤岡亜弥と画家後藤靖香との合同展が開催されます。
"先人の記憶はどこに残されるのか"をテーマとした、広島県立美術館学芸員の
山下寿水(やました ひさな)氏によるキュレーションです。
広島市近隣の皆さま、またお近くへお越しになる皆さま、ぜひ展示へ足をお運びください。
「ミニマ・メモリア 後藤靖香×藤岡亜弥」展 祖父・祖母の記憶を出発点とする2人の作品。 展覧会タイトル「ミニマ・メモリア」は、ラテン語で「ささやかな記憶」、「最低限の記憶」といった意味で、 ナチス政権を批判した哲学者、テーオドル・W・アドルノの著書『ミニマ・モラリア』に依拠している。 小さな、しかしとても大事な記憶が、現在に伝えられることによって、新たな息吹を得る。 こぼしてはならない記憶の物語。 微かな記憶を手繰り寄せるように制作に取り組んだ2人の作家の作品を本展では紹介する。 会期 2012年12月25〜30日
Open| 11:00~20:00(最終日は17:00まで) Close|月曜日
会場 galleryG
広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
Tel:(082)211-3260
Fax:(082)211-3261
http://www.gallery-g.jp/
Posted at : 2012.12.16 20:23
※「小野啓写真集『NEW TEXT』制作応援プロジェクト」は名称を
「小野啓写真集『NEW TEXT』作って届けるためのプロジェクト」に変更いたしました。
最新情報は、新しいWEBサイトへ公開しています。 新しいサイトへ3秒後に自動的に移動します。
-- 制作費概要 --
総制作費:5,500,000円
赤々舎出資:3,000,000円
プロジェクト目標:2,500,000円
小野啓写真集 『NEW TEXT』 2013年5月刊行目標
予価3,800円(税抜)|A4判|約300頁|上製本
デザイン:鈴木成一
小野啓写真集『NEW TEXT』制作応援プロジェクトは下記を目的としています。
●『NEW TEXT』をお求めやすい価格で出版する。(目標:税抜3,800円)...本の仕様としては、通常約6,000円程度の価格になるものです。 ●『NEW TEXT』を全国の図書館/個人の方へ寄贈する。(目標:500冊) ※目標の数字はプロジェクトの達成率によって変動する場合がございます。
上記にご賛同いただける方へ、一口5,000円でのご予約をお願いしております。
一口5,000円でのご予約
特典: ご予約者ご本人へ小野啓サイン入りの写真集『NEW TEXT』を1冊お届けいたします。 上記とは別に、ご指定いただいた図書館あるいは個人の方へ小社より 写真集『NEW TEXT』を1冊寄贈いたします。(寄贈先を小社におまかせいただくことも可能です。全国の主要公立図書館へランダムに寄贈いたします) 写真集『NEW TEXT』奥付に応援者としてお名前(ニックネーム・匿名可)を記載いたします。 ご予約の1冊と寄贈の1冊にはそれぞれ、高校生とやりとりしたメールなどの撮影メイキングや 打ち合わせや印刷などの制作メイキングを収録した特別冊子をお付けいたします。
VIDEO
写真集『NEW TEXT』について
写真家・小野啓は、2002年から10年間にわたり、日本全国の高校生を撮影してきました。約500名を撮影し、本書には300名の写真が収められています。
高校生は、青春や思春期という言葉、制服にまつわる流行や風俗、最近ではスクール・カーストといった事象などで語られがちですが、小野が向き合おうとしたのはあくまで「ひとりひとり」の存在でした。一貫して被写体を選ばず、被写体募集に応募してきた高校生の暮らす土地へ赴き、彼らの存在とその場所をカメラに収めたのが、このシリーズです。この高校生たちのポートレートには、「ひとりひとり」の取り替えようのない固有性とともに、はからずも「日本」という風土と時代が刻まれています。ひとつの時代の記録としても大変意義深いものです。
写真集のデザインを担当してくださるのは、ブックデザインの第一人者である鈴木成一さんです。鈴木さんは2012年に映画化された『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ 著)や、その続編『少女は卒業しない』でも本の表紙に小野作品を起用してくださいました。
写真作品としても、歴史的な資料としても大変意義深い写真集になる本書は、作品の性質上、約300頁・A4判のボリュームがどうしても必要となります。また、被写体となっている高校生たちにも手の届きやすい価格にしたり、全国の図書館に寄贈したりと、できるだけ広く長く、より多くの方に見ていただけるようにしたいと考えています。
そこで、皆さまに本書の制作を応援していただければと思い、このプロジェクトを発足いたしました。
写真家 小野啓の集大成となる写真集の制作に、ぜひともご参加いただけますようお願いいたします。
本は、書店に並んでいても倉庫に積まれていても、それだけでは「本」ではないです。
人の手がそれを取り、眼と写真が向き合ってはじめて「写真集」は生まれます。
あらためてその生々しく困難なことに、小野啓と挑戦したいと思いました。
表紙の擦り切れた『NEW TEXT』が図書館の棚にあり、常に未知の読者を待つことを願っています。
『NEW TEXT』があなたからあなたの家族へ伝わり、時代と普遍が手渡されることを願っています。
どうぞ参加してください。
赤々舎代表 姫野希美
関連イベント
小野啓×齋藤陽道トークイベント「ギフト」@AKAAKA -2013年2月23日(土)- 小野啓×姫野希美トークイベント「写真集『NEW TEXT』をつくる」 -2012年12月16日(日) -
送金方法 PayPalとゆうちょ銀行振替口座(旧 郵便振替)の二通りからお選びいただけます。
上記の「Add to cart(PayPal)」ボタンをクリックして、口数を設定のうえ決済してください。
(後ほど、PayPalにご登録のメールアドレスへ奥付掲載用のお名前などを伺うメールをお送りいたしますので、
ご返信をお願いいたします。)
郵便局備え付けの『払込取扱票』という青枠青文字の用紙に、下記の内容をすべてご記入のうえお振込みください。
口座記号-口座番号:00990-0-119739(右詰めで記入) 加入者名:株式会社赤々舎 通信欄:『NEW TEXT』制作応援 5,000円予約×口数=合計金額(寄付金を加算していただくことも可能です)、 奥付掲載用のお名前(ニックネーム・匿名可)、『NEW TEXT』を贈りたい 図書館名 or 個人の方のお名前、ご住所、電話番号、 メールアドレス * ご依頼人欄:ご住所(ご予約の特典はこのご住所へお送りいたします)、お名前(本名)、お電話番号*
ゆうちょ銀行振替口座からご入金の方もメールアドレスは必ずご記入ください。 (記入例) 画像はクリックで拡大表示されます。 関連ページ プロジェクト名が「小野啓写真集『NEW TEXT』作って届けるためのプロジェクト」になり、
専用ブログが開設されました!
NEW 小野啓写真集『NEW TEXT』の寄贈先について (2013年2月23日スタッフブログ)
Posted at : 2012.12.14 12:34
写真集『極東ホテル』の鷲尾和彦さんが関西で展覧会を開催します。
今回はギャラリーや美術館という場ではなく、病院での開催になります。
「ART in HOSPITAL」というプロジェクトのもと、作品を展示することになりました。
お近くの方はぜひ足をお運びください。
「ART in HOSPITAL/ART PROMENADE in NISHIWAKI HOSPITAL」 鷲尾和彦写真展「Journey into the Life」
会期 2012年12月10日(月)~2013年1月25日(金) 8:30 - 17:00
会場 西脇市立西脇病院
〒677-0043 兵庫県西脇市下戸田652-1
講演会 2013年1月18日(金) 午後6時 (開場午後5時半)
鷲尾和彦(写真家) × 杉山武毅 (医師 / ギャラリーディレクター)
定員80名 (参加無料、申込不要)
協力:赤々舎 ・ Gallery TANTO TEMPO
※入場自由ですが、療養環境にご配慮ください。
※また、土日は照明がなく鑑賞には適しません。
問合せ:西脇市立西脇病院管理課 0795-22-0111 (代)
ウェブサイト: http://artinhospital.jp/
*「ART in HOSPITAL/ART PROMENADE in NISHIWAKI HOSPITAL」とは 兵庫県西脇市立西脇病院が主催する文化芸術プログラム「ART in HOSPITAL/ART PROMENADE in NISHIWAKI HOSPITAL」は、「病院が医療の質をより高めていくために、診療以外にどのような機能を果たすことができるのか」その可能性を追求する「病院力プロジェクト」の一環として実施されてきたものです。
Posted at : 2012.12.11 15:24
志賀理江子 写真展「螺旋海岸」 日時 11月7日(水)〜2013年1月14日(月)
OPEN: 10:00~19:00 / 12月1日(土)~ 28日(金)は20:00まで
CLOSE: 11月22日(木)、12月29日(土)~1月4日(金)
会場 せんだいメディアテーク 6階 ギャラリー4200
〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1
TEL: 022-713-3171
展覧会「螺旋海岸」特設HP :
http://www.smt.jp/rasenkaigan/ 写真家 志賀理江子が宮城県を訪れてから6年が経過しました。
この展覧会は、自らの生活環境や経験と写真表現を一体にしようと探求してきた志賀の現時点での成果を提示するものです。1980年生まれの志賀は、快適に整えられ自動化された日々の生活と社会に身体的な違和感を感じるところから表現を始めました。国内外で活動しながら、2006年の当館の企画展参加を契機に初めて宮城県を訪れました。その後も志賀は、密接な土地との関係を求めて何度も東北に戻ってきました。そして、太平洋に面した北釜(※)の松林と出会ったのです。
志賀は北釜で暮らしながら、地域のカメラマンとして祭りなどの公式行事を記録し、オーラルヒストリー(口述史)の作成を行いました。それらの経験は作品制作に大きく影響していきます。志賀は写真が自らの身体とかけ離れないように、北釜の空気をいっぱいまで吸い込み、静かに長く吐き出すようにして一つずつの作品を制作してきました。それは、北釜の固有性や独自性を観念的に表すことではなく、北釜の土地と関係した身体の痕跡を写し出そうとすることでした。ですから、その作品には北釜を物語る作者の回答ではなく、写真というメディアとは何か、土地とともにある暮らしと表現とは何かについて、志賀が自問し追求してきた大きな問いそのものが現れています。それらは多くの困難を抱えながらある現在の私たちの社会に切実な声として届くことでしょう。
せんだいメディアテークの6階ギャラリーに展開した約240点の作品をとおして、生の希望へと繋がる想像の力を発見いただければ幸いです。
(※)北釜 宮城県名取市下増田字屋敷の呼称 ーーー
テキスト集「螺旋海岸 notebook」、写真集「螺旋海岸 album」もご予約受付中です。 こちら より予約ページに飛べます。(写真画像も複数ございます。)
© Lieko Shiga
Posted at : 2012.12.08 21:21