予価3,800円(税抜)|A4判|344頁|上製本
デザイン : 鈴木成一
デザイン : 鈴木成一
本プロジェクトは2013年12月4日に達成され、
受付を終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま誠にありがとうございました!
小野啓写真集『NEW TEXT』作って届けるためのプロジェクトは下記を目的としています。
『NEW TEXT』をお求めやすい価格で出版する。(目標:税抜3,800円) 本の仕様としては、通常約6,000円程度の価格になるものです。 『NEW TEXT』を全国の図書館/個人の方へ寄贈する。(目標:500冊) ※プロジェクトの期間につきましては こちら をご参照ください。 「小野啓写真集『NEW TEXT』作って届けるためのプロジェクト」期間延長のご報告 プロジェクトでいただくご予約金(500件で250万円)と赤々舎出資分の300万円を合わせた 550万円が本書の制作資金となります。 |
特典
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ご予約者ご本人へ小野啓サイン入りの写真集『NEW TEXT』を1冊お届けいたします。
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上記とは別に、ご指定いただいた図書館あるいは個人の方へ小社より写真集『NEW TEXT』を1冊寄贈いたします。(寄贈先を小社におまかせいただくことも可能です。全国の主要公立図書館へランダムに寄贈いたします)
写真集『NEW TEXT』奥付に応援者としてお名前(ニックネーム・匿名可)を記載いたします。奥付へのお名前記載は制作の進行上、2013年11月20日をもって受付を終了とさせていただきました。-
ご予約の1冊と寄贈の1冊にはそれぞれ、高校生とやりとりしたメールなどの撮影メイキングや打ち合わせや印刷などの制作メイキングを収録した特別冊子をお付けいたします。
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写真集『NEW TEXT』について
写真家・小野啓は、2002年から10年間にわたり、日本全国の高校生を撮影してきました。約500名を撮影し、本書には300名の写真が収められています。高校生は、青春や思春期という言葉、制服にまつわる流行や風俗、最近ではスクール・カーストといった事象などで語られがちですが、小野が向き合おうとした のはあくまで「ひとりひとり」の存在でした。一貫して被写体を選ばず、被写体募集に応募してきた高校生の暮らす土地へ赴き、彼らの存在とその場所をカメラ に収めたのが、このシリーズです。この高校生たちのポートレートには、「ひとりひとり」の取り替えようのない固有性とともに、はからずも「日本」という風 土と時代が刻まれています。ひとつの時代の記録としても大変意義深いものです。
写真集のデザインを担当してくださるのは、ブックデザインの第一人者である鈴木成一さんです。鈴木さんは2012年に映画化された『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ 著)や、その続編『少女は卒業しない』でも本の表紙に小野作品を起用してくださいました。
写真作品としても、歴史的な資料としても大変意義深い写真集になる本書は、作品の性質上、約300頁・A4判のボリュームがどうしても必要となります。ま た、被写体となっている高校生たちにも手の届きやすい価格にしたり、全国の図書館に寄贈したりと、できるだけ広く長く、より多くの方に見ていただけるよう にしたいと考えています。
そこで、皆さまに本書の制作を応援していただければと思い、このプロジェクトを発足いたしました。
写真家 小野啓の集大成となる写真集の制作に、ぜひともご参加いただけますようお願いいたします。
本は、書店に並んでいても倉庫に積まれていても、それだけでは「本」ではないです。
人の手がそれを取り、眼と写真が向き合ってはじめて「写真集」は生まれます。 あらためてその生々しく困難なことに、小野啓と挑戦したいと思いました。 表紙の擦り切れた『NEW TEXT』が図書館の棚にあり、常に未知の読者を待つことを願っています。
『NEW TEXT』があなたからあなたの家族へ伝わり、時代と普遍が手渡されることを願っています。
どうぞ参加してください。
人の手がそれを取り、眼と写真が向き合ってはじめて「写真集」は生まれます。 あらためてその生々しく困難なことに、小野啓と挑戦したいと思いました。 表紙の擦り切れた『NEW TEXT』が図書館の棚にあり、常に未知の読者を待つことを願っています。
『NEW TEXT』があなたからあなたの家族へ伝わり、時代と普遍が手渡されることを願っています。
どうぞ参加してください。
赤々舎代表 姫野希美