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劉 敏史写真展「-270.42℃, My Cold Field」のご案内
 
―宇宙とは何か? 人間とは何か? その問いは同じ地平の上にある。―
 
 
梅雨入りの知らせも届くこの日頃、いかがお過ごしでしょうか。
日頃より格別のご高配を賜り心より御礼申し上げます。
さて、この度スペースAKAAKAでは標記の展覧会を行いますので、ご案内申し上げます。
劉 敏史(You Minsa)は、1974年生まれの写真家。これまでにVisual Arts Photo Award 2005
を受賞した「果実」(エチオピア南部に在住するHAMARというエスニックグループを撮影)をはじめ、
自己という内世界と他者という外世界のフィールドを越境する作品を発表してきました。

今回、劉が取り組むことになったのは、
つくばにある高エネルギー加速器研究機構(KEK)の施設内の記録です。
宇宙を創ることにより宇宙を観察する設備とも言える加速器は先端科学でありながら、
科学者の探求の営みとその痕跡を生々しく刻んでいます。
「宇宙とはなにか?」「人間とは何か?」 科学と写真、宇宙と人、
外への旅と内への旅が交差するところに、今回の作品は生まれました。

今回の展示をスペースAKAAKAで開催するに当たっては、
日頃の活動を広く一般に紹介したいというKEKの意向と協力がありました。
会期中、宇宙から降り注いでいる「宇宙放射線」を観測する装置「スパークチェンバー」を設置するなど、
作品の背景と奥行きに触れていただければと存じます。ご来場をお待ち申し上げております。
              

会場

 AKAAKA
          

日時

 2011年5月28日(土)− 2011年6月25日(土) 12:00 - 18:00
 月曜休み

協力

 Phase One、DNPフォトルシオ、 高エネルギー加速器研究機構

●5月28日 18時よりオープニングレセプションを行います。

●会期中、2回のトークイベントを行います(ご予約不要、入場料無料)。

 
1、劉敏史×藤本順平(高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所・研究機関講師)   
   6月4日(土)15:00start   
   藤本さんは素粒子反応の確率を計算する研究を行っています。
   劉さんの撮影にも立ち会ておられ、KEKの概要や、
   写真と科学の接点についてお話しいただけます。

 
2、
劉敏史×佐伯剛(「風の旅人」編集長)×普後均(写真家)
   6月11日(土)15:00start   
    
「縦の旅」ということを一つの入口として、写真の本質を巡るトークです。

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5月25日産經新聞朝刊「After 3.11」。今回は浅田政志の写真と文章です。

浅田さんは岩手県にある野田村で
瓦礫のなかから拾われてきた写真を洗浄するボランティアをしている若者たちと知り合いました。
震災以降の気持ちの揺れや、写真という存在、続いていく人との出会いを見つめた文章です。


水にぬれた無数のアルバム。角が折れて砂まみれになった数えきれないほどのL判の写真。
大量に集められたどの写真も、元は誰かの写真で、どこかに大切にしまわれていて、
本来なら人目に触れることなどないはずだった。それはつらい現実で、
その写真を持ち主に返すために無償で作業をする真っすぐな若者の姿も、目の前にある現実だった。


詳しい記事は以下のURLでご覧になれます。

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現在AKAAKAで開催中の「SMOKEY MOUNTAIN」に関連するトークイベントを開催します。

写真集「SMOKEY MOUNTAIN」を10年にわたって撮影してきた名越啓介さんと
その本をデザインした町口景さんとのトークになります。

デザイナーの町口さんは名越さんと一緒にフィリピンにあるスモーキーマウンテンに赴き、
今回の写真集の制作に取り組みました。

スモーキーマウンテンはどういった場所なのか。
そして、なぜ写真集があのような形になったのか。

このお二人からしか伺えない話が多々あります。

是非お誘い合わせの上、いらしてください。


対談

名越啓介×町口景(デザイナー)

日時

5月25日(水) 19:00〜

会場

AKAAKA

予約不要・入場無料





sm_53.jpgのサムネール画像

弊社刊行の『いのちの乳房』(企画:STPプロジェクト、撮影:荒木経惟)についての記事が
本日5月19日(木)の朝日新聞全国版に掲載されました。



乳がんになっても、「乳房再建」を知ったおかげで、闘病するパワーや"怖さ"の正体を見つめられたー。
そんな実感を、患者が自分のヌードを公表して発信し始めている。
手術後の自分の胸は一体どうなったのか、乳がん治療の選択肢の一つとして示し、
女性たちの納得のいく人生を歩んでほしいと声援を送る。
                                   (5月19日朝日新聞より)


『いのちの乳房』の詳細を知りたい方、ご購入希望の方は以下のリンク先をご覧ください。


inochi_0519asahi1.JPG

『書の棲処』(赤々舎刊)の書家・華雪さんが展示ならびにワークショップを開催します。
関西での開催となりますが、皆様ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

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【ワークショップ】京都
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『空間の境界をめぐる6つの対話』
□5月22日(日)於:Artzone
パフォーマンス14:00~ 対話18:00~20:30
『身体と空間の境界をめぐる対話1』島田 陽(建築家)×華雪(書家)
詳細>>  http://www.artzone.jp/events/meguru_taiwa/index_taiwa.html

『わたしを書く』
□5月29日(日)於:恵文社ワークルーム
14:00-16:00
詳細>> http://www.kasetsu.info/ws_kyoto.html

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【展示】華雪展『わたしふね』大阪
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会期:2011年5月20日(金)-6月4日(土)
          9:30-23:00 月- 金/12:00-23:00土/日祝定休
会場:シェドゥーヴル
大阪市西区阿波座1-9-12 tel:06-6533-0770
大阪市営地下鉄「本町駅」四つ橋線23番出口/徒歩4分
□ご予約・お問い合わせ:web(at)kasetsu.info



書家である華雪は、自身の書き遺してきたものや第三者によって書かれたものとの対話を繰り返し、
それらは生きる中に漂う"コト"の集積と なっている。
その 書き留めた"コト"を抱え、展示場所という停泊した先でまた新たな字を生み出し、
次の場所へ「わたし」を運ぶ。
「わたし」は幾度も形を変え、 しかしながら たったひとつの事実「わたし」という道を繋げていく。
華雪の暮らしで日々書かれ、生きてきた字を「わたし」以外の「わたし」に届ける。
それが 展示としての「わたしふね」だ。 
                                                                                                                工藤千愛子 gm projects

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字典を開けばたくさんの言葉がある/わたしが生きてる

喜び笑い、哀しみ怒り泣き、幸せだ憎いだと言い、眠り起き、
食べて排泄し、刻々と生きているわたしという動物がある。
言い留めようとしない限り、そこに言葉などないのだと気づいた。
生きている中に漂うコトにひとつの言葉を結ぶ時、
はじめてその言葉と わたしが重なる。
その重なりを書き留めたい。その時に、その場所で。
筆を握る力が紙に伝わり乾いた音を立てる。
書き終わって吸うのを忘れていた息をし、目の前に現れた字を見る。
生きているコトに触れたと感じる。
そうして書き留めたコトがわたしをまた新たな時へ、新たな場所へと運ぶ。

字が舟になって、わたしを渡していく。
 


■ワークショップ『はなしはなすはなし』
6月4日(土) 18:00open 18:30-20:30 

会費:2,000円(シェドゥーヴル製お茶菓子付き) 
持ち物:書き慣れた筆記具と紙/※要予約

話すことは放すこと。心から言葉を放すこと。
字を書き、字を見て、それが書かれた時について聴くつどいです。
まず、華雪が字を書く。その字について、感じること、思うことを話し合い、
華雪の放し方=書くこと、を見る。
それから、参加者も書く。華雪も書き続ける。
書き終わってから、ふたたびみんなで話をします。

会の最後には、本展示共同企画のgm projects 工藤千愛子さんと展示について対談致します。

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more info → http://www.kasetsu.info/
brog   → http://www.kasetsu-book.com
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