




2010年の赤々舎が抱える大事な企画として、標記の本がある。
原題は「Rwandan Children Born of Rape」、アメリカのアパチャー社が刊行したもので、著者はジョナサン・トーゴヴニク。彼による写真とインタビューで構成されている。
この本に出会い、日本語版の企画と翻訳を手がけてくれているのが、竹内万里子さん。
日本語版デザインは町口景(マッチアンドカンパニー)。
いま、データ入稿する前のまさに佳境の時期に当たる。佳境といっても、これはどういう時間なのだろうか? たとえば私にとって、どういう時間かを書こうとすると、それは一言で言えるものではない。
ジョナサンが綴った「はじめに」から、今日は少しだけ引用してみたい。
母親が「私はこの子を愛していません」などと、いったいどうしたら言えるのか、なかなか理解でき るものではない。あるインタビューで、そう言った母親は私の手に自分の手を重ねてこう続けた。「あなたがお訊ねになっていることはわかっています。質問の内容もよく理解しています。母親がこんなふうに言うなんてひどいということもわかっています。しかしそれがいま、私が感じていることなんです。いつかきっと、変わる日が来るでしょうが」

「ハイファッション」のオンラインが立ち上がったというお知らせをいただきました。
ご担当の西谷さんが写真に関心を寄せてくださる方で、ここのopen spaceというコーナーで、いろんな写真家の作品を紹介していきたいと。初回は澁谷征司が未発表のものなどを少し掲載していただいています。http://fashionjp.net/highfashiononline/
西谷さんからのお知らせに「なお、本日、20:00から、国立代々木競技場 第二体育館で開催される
ヨウジヤマモトのメンズコレクションを、当サイトで実況で見られます。19年ぶりの東京でのショーですので、ぜひお見逃しなく!」 とあって、うーん、実況で見られるのか、、ヨウジヤマモトか、、とさまざまに思いました。
昨夜の高橋宗正のイベントもかなりおもしろかったですが、これを現場で体感するのと実況で見るのとではまた違うのだろうか。
それから、ファッションと自分との距離は遠いと常に感じるが、ファッション写真には興味がある。というか、もっとおもしろくなってほしいし、おもしろくなり得るはずだと思う。浅田政志のファッション写真(と呼ぶべきもの)なんか、いいんですよ。近々、このHPで、そうしたものも紹介していきたい。
なぜなら、それがファッションだろうとミュージシャンのポートレートだろうと何だろうと、出会う写真がつまらなかったら、その先に写真集を見てくれる人はより少なくなると思うからだ。
現在発売中の『アサヒカメラ』4月号(94ページ~)に標記の記事が掲載されました。
選考委員の篠山紀信さん、土田ヒロミさん、藤原新也さん、都築響一さんからの講評も合わせてご覧下さい。



