さてスライドショーツアー4日目。はや折り返し地点です。
八戸、秋田、花巻、そして今日は山元町に向かいます。

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朝出発する前に、持ってきた靴下のストックが無くなってしまい、サンダルで行こうか、それともそのままもう一日履いて行こうか迷っていたら、
佐伯くんが「俺のあげるわ」との男前発言に甘えて、もらった新品の靴下。

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花巻駅にて、ひとまず映像を撮ってもらっているさびちゃんは、ひとまずお別れです。一日だけですけど。
朝眠い中さっそうと駅に向かう後ろ姿。

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山元町ではスライドショーではなく、町の方からの希望で、今の町の様子を残して欲しいとのことで、全員で手分けして撮影に向かいました。 
気合い入れて、足袋を履く山ちゃん。  男前。
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撮影直前のみんなの披露の溜まった顔。小さめで、、、。

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昼から夕方までシャッターを沢山切りました。 今日の写真がどうなるのかは分からないけれど、いずれか町の役に立てればと思います。


今日の旅館に到着。

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晩ご飯も美味しく食べた後、部屋ではパソコンを広げて昨日の黒田さんのブログの写真でみんな大爆笑。  みんな笑いすぎて面白い。
こんなに笑うことも珍しい。 さすがブログの異端児黒田光一。

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最後にtomの着替えを小さく。


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ちなみに山ちゃんが持ってきたキヨーレオピンの力でみんな乗り切っています。
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明日は山形で、トーク&スライドの二本です。 明日のスライドショーはいったいどうなることやら、、、。
浅田政志



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ツアー3日目、秋田の美味い酒肴を堪能するも束の間、朝も早うから3時間ほどの移動で岩手、花巻の定住交流センターなはんプラザに到着するやいなや、最高の一枚を撮りたいと応募してきたペアに、我々が一人ずつ担当し写真の手ほどきをするなどという怖~い企画に立ち向かう。浅田政志は20代男子2と女子1を笑いとエネルギーの世界へ、山内悠は20代女子2を連れ風景の中のちょっとした物語へと、佐伯慎亮は20代デザイナー男子2と街での突発的な出会いを探しに、髙橋宗正は20代女子2を写真遊びの世界へ、旗手浩はアラ80写真愛好家男子2の真髄を、黒田はやはりアラ80男子写真愛好家2に容赦なく撮り合いっこをさせた。それぞれ、いったん尽きてしまった昼下がり。

 18時からは本領のスライドショー、本日は前記の7名で。ご年配の方々から若者、お子さんまでいるという、東京では考えられないお客様たちの構成に緊張が走る7人衆。しかし、リアクションは抑え気味ながら、以外にもじっくり向き合っていただいた感触も新鮮な涼しい夜だった。

黒田光一






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スライドショーツアー2日目の会場は、秋田市にある「coco laboratory」。

満員御礼というくらい沢山のお客さんにお越し頂いた。本当にありがたい。

山内くんは初日とは違う作品(『夜明け』)を選んだ。佐伯くんや高橋くんは今日立ち寄った田沢湖で撮ったばかりの新作をさっそくスライドショーに加えてみせた。

そんな風にしてそれぞれの作品が少しずつ昨日とは異なる内容になっていった。

展示とは異なる「ライブイベント」としてのスライドショーならではの面白さだ。

また八戸ではツアー初日ということもあって、誰もが少し緊張気味なところもあったけれど、昨夜の秋田ではみんなスライド作品上映前後に自分の言葉を用いてより積極的に作品を届けていこうとしていたと思う。

写真家自身も、作品も、旅をする中でどんどん変わっていくのだ。


鷲尾和彦

 




ツアー二日目にしておつかれ様のスタッフ松本くん。

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朝海さん、浅田くん、渋谷さんと八戸はっちでひとまずお別れし、2台の車に乗り込んだ我々は、秋田ココラボラトリーへ! のはずが途中で、せっかくのツアー道中やしいろいろ見たいぜ! ということで鷲尾、黒田、高橋、佐伯、赤錆の乗った車だけ勝手に盛岡をすぎて高速から下道へ。岩手山を尻目にのんびりと田園風景を眺めながら田沢湖へ向かう。


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今回の旅の友、トヨタからお借りしたFJクルーザー。これが二台。いかついけどええ車です。


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今回のスライドでは海を撮った写真を流している鷲尾さんは湖畔に駆け出して撮影に夢中。ウキウキしてました。それを追いかけるムービー赤錆氏。

海とは違うベタつかない爽やかな浜風が心地よい。遠浅の砂浜では夏休みで家族連れがちらほら来てました。


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砂浜に一歩も足を踏み入れない黒田氏(中央)。


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世界で3本に入るほど深い(らしい)湖、田沢湖。深いとこの水の青さが印象的でした。


秋田、ココラボラトリー、会場満員の50人程のお客さんを前にスライド&トーク。

旗手さんの司会で19時30分スタート。

やはり昨日とは少しずつ写真や話の内容が違う。

ぼくと宗正は今日撮ったばかりの田沢湖の写真を付け加え、黒田さんは初日とは全く別のラジオノイズの音だったし、山ちゃんは音が無くなり写真も夜明けシリーズのみになった。旗手さん、鷲尾さんはほとんど変わらずだったけど、その場の状況に応じて結果的にそうなったようだった。

人数が減った分、話の内容も作家同士のやりとりが増えて新鮮だった。

イベント自体の印象もキュッとタイトにまとまった感じだったと思う。

来ていただいたお客さんをはじめココラボのスタッフの方々、本当にありがとうございました!!


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質問に答える鷲尾さん。


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打ち上げ会場のなまはげ氏と山内高橋。


明日は岩手花巻市。

ワークショップ&スライドショー、、、どうする、どうなる、ど、どどど!!!?


佐伯慎亮


初日、八戸会場。約60名のお客さま。
スライドショーの詳細ページに、旗手浩が日誌をアップしています。
緊張感。機材をまだ使いこなせない。色が転ぶ。荒削り。
ただ、いま、これを撮っているのか、どこに向かうのか、その混沌とした渦の力を強く感じた。
すでにこのスライドショーも、明日から毎日変化する。東京、AKAAKAでの最終形は見えない。


八戸では、さまざまな世代の方が来てくださり、それがとても嬉しかった。
最後の感想の手を挙げてくださったお母さんの言葉に、みな息を呑んだ。


「今 までは、どちらかというと、言葉による表現と向き合ってきたし、そういう社会だったんですけれども、、、今日のように写真から受けるものはそれぞれ違う。 たしかに、表面と、表面ではない隠れたものを受けとり、自分で考えなくてはいけない写真の奥深さというものが感じられたのです」
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